表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

水無月の裏通り~Bobby Jean

2024-05-30 14:47:23 | 焙煎珈琲裏通り

あの一世を風靡したモンスター・アルバムの40周年だから、『闇』箱や『河』箱を遥かに凌ぐとてつもないハコがでると思い込んでいたのに...

6月19日に発売されるのは、ウワサ通り赤盤のアナログ(ボーナス・トラックなし)のみ。なんて潔いんでしょ (笑)

アウトテイクに関してはもう出尽くした感があるので(とは言えまだまだあるのは周知の通り)、当時のショウを記録したフルライヴ映像を期待していました。マトモなものが残ってないとか聞いたことありますけど、こちとら粗悪劣悪なブートビデオで育った世代です。

フルで観れるなら多少のことには目を瞑りますよね。DVDの時代になって(一部だけど)出回っているトロントやパリの映像なら修正して出せるような気もしますけどね。

45周年に期待しましょう。あ、その前に『トンネル』の40周年もありますね。こっちは是非映像も欲しいです。あの頃のソウルフルなショウ(ブルースの歌い方もソウルっぽいし)大好きです。

Bruce Springsteen - Bobby Jean - 1984-07-26 - Toronto, ON - 4K AI Upscale

 

さてその40周年記念盤が発売される水無月6月。今のところこんな感じになりそうです。

4日(火) 中学校で会議があるので、夕方まで戻れません。生存確認してからお越しください。

6日(木) 小児がん支援活動のため17:00で閉めます。

8日(土) 中総体初日です。朝からお手伝いです。不在です。野球が出来ないほどの荒天ならひっそりと営業します。

10日(月) 中総体の最終日ですが通常営業します。

15日(土) 午前中小児がん関連の講演を拝聴してくる予定です。

18日(火) 今年度のゴールド・セプテンバー・キャンペーン作戦会議のため午前中不在。13:00開店

20日(木) 県内出張の予定が入りそうです。夕方には戻ります。

22日(土) 東京で講演会に参加の予定がなくなってしまったので通常営業です。

 

他にも小児がん関連の会議等が入る予定です。鬼門の5月を過ぎると周辺が慌ただしくなってくる裏通りです。

 

※6月18日は忘れもしないクラレンス・クレモンズの命日です。毎年この日は「クラレンスの日」として、在りし日のクラレンスが参加した作品を流し続けて追悼します。

 

『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』40周年記念カラーヴァイナルが6月発売決定! | ブルース・スプリングスティーン | ソニーミュージックオフィシャルサイト (sonymusic.co.jp)


ビリーじいさん誕生日おめでとう!

2024-05-10 10:57:24 | Rock

一日遅れですがビリーじいさんが昨日75歳のお誕生日を迎えました!これで立派な後期高齢者(他国はどうなんでしょうね)の仲間入り。

福祉後進国の日本でも、少なからず色々な特典があるはずなので是非余生は日本でお過ごしください。

 

 

ビリーのアルバムで一番好きなのは何と言っても『イノセント・マン』。以下『ストレンジャー』、『ニューヨーク物語』、『グラス・ハウス』、『ストーム・フロント』か『ニューヨーク52番街』がベスト5.

 

良く「ビリー・ジョエルの曲で何が好きですか?」と聞かれますが、このランキングは悩ましいところですよね。

以下は、今時点のベスト10です。明日になったらガラっと変わっているかも。

 

だって好きな曲だらけなんですもん。

 

次点 「ターン・ザ・ライツ・バック・オン」(めっちゃ好きだけど、まだ新しいので)

10 「今宵はフォーエバー」

 9 「愛はイクストリームス」

 8 「ストレンジャー」

 7 「イタリアン・レストランで」

 6 「ピアノ・マン」

 5 「素顔のままで」

 4 「ガラスのニューヨーク」

 3 「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」

 2 「ニューヨークの想い」

そして一位(2位との差は僅差)はやっぱり

 1 「マイアミ2017」

この曲の世界観が大好きです。

121212 SANDY RELIEF CONCERT - BILLY JOEL - MIAMI 2017 (SEEN THE LIGHTS GO OUT ON BROADWAY)

 

一月の日本公演でも聴きたかったなぁ。来年は宜しくね、ビリーじいちゃん。


鬼門の5月。皐月の裏通り~『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

2024-04-30 12:06:40 | 焙煎珈琲裏通り

ついこの前息子の引っ越しだ!入学式だ!って騒いでいたのに、もう5月。前回のブログでも言い訳した通り、僕にとって5月は鬼門です。

余計なことはしないで、大人しく嵐(5月)が過ぎ去るのを身を潜めています。しかも今年は5年前にアタマを割ったときと同じ曜日配列。19日が日曜日です。怖い怖い。

【皐月の裏通り】

もしもまた19日以降に音信不通になったら、「あーまたか」程度に思っていてください。鬼門の5月だから(笑)

 

そして5月4日は”メイ・ザ・フォース”。『スター・ウォーズ』の日です。25年ぶりに『エピソード1』が限定劇場公開されます。『エピソード6/ジェダイの復讐』から『エピソード1』までの間が16年なので、それよりも長い期間劇場公開が叶わなかったんですね。そう思うと隔世の感がありますねぇ。

現在『ドル3部作』も上映中の仙台(まずは『夕陽』2回と『荒野』は観てきました)です。時間の許す限り『SW』(2回しか行けなかった)と『マカロニ』の世界に浸りたいと思います。鬼門の5月だから(笑)

 

映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』25周年特別映像


大型連休の裏通り

2024-04-27 10:47:41 | 焙煎珈琲裏通り

大型連休に入りましたね。でも来週の火曜日~木曜日は平日。前半と後半に分かれるのでしょうか。

元々どこに行っても人が(とクルマ)ウジャウジャいる大型連休に観光地に出かけるという習慣がないので、僕には何の影響もありませんけどね。

 

さて、まだ5月の予定を立てていないので、とりあえず大型連休中の営業予定をお知らせします。ひとつ前のブログで熱く語った『ドル3部作』の上映時間との兼ね合いもありますが、一応こんな感じになりそうです。

 

【大型連休の裏通り】

4月27日(土)・・・通常営業 (20:10荒野の用心棒)

  28日(日)・・・講演会のため休業

  29日(月)・・・通常営業 (19:00夕陽のガンマン)

  30日(火)・・・中学校の会議のため昼~夕方まで不在 (20:10荒野の用心棒)

5月 1日(水)・・・通常営業 (18:50続・夕陽のガンマン)

   2日(木)・・・通常営業 (19:00夕陽のガンマン)

   3日(金)・・・12:30〜通常営業 (荒野の用心棒)

   4日(土)・・・ボランティア活動日 (夕陽のガンマン)

   5日(日)・・・定休日 (続・夕陽のガンマン)

   6日(月)・・・ボランティア活動日 (荒野の用心棒)

 

営業予定の後ろにくっついている()内は気にしないでください。備忘録的に入れただけです。察してください(笑)

大型連休が終わると、恐怖の5月。鬼門の5月がやってきます。おとなしくしていよう。

 

≪解説!!鬼門の5月とは≫

何故5月が鬼門なのか?2回死にかけているからなんです。


2014年5月。ポール初の国立競技場公演(17日の予定でした)を控えた数日前から猛烈な喉の痛みと高熱でダウン。入院したらポールに会えないと思い、連日通院して点滴を打ってなんとか持ちこたえていましたが、ポールも病で倒れ日本公演中止のアナウンスを耳にした途端、僕もガマンの限界を超え緊急入院してしまいました。あと一日遅かったら...。

その5年後、2019年5月。今度は自分の不注意でちょっとしたケガ(頭蓋骨骨折&急性硬膜外血種)を負い40針以上縫う大手術を受け、何とか一命をとりとめました。この時が一番彼岸に近づいたかもしれませんね。

怖いのが、単なる偶然かも知れないけどどちらも入院日が19日。退院が30日という不思議な巡りあわせが恐ろしいとは思いませんか?

さらに2020年5月。息子が再入院し、当時爆発的に感染が拡大していたコロナウィルスのせいで、僕も二週間病院に泊まり込み。一歩も院外に出れませんでした。

少なくともこの10年で3回、5月の3~4週目は病院で過ごしていたことになりますね。ここまで色々あれば、普段ゲン担ぎをしないヤツ(信心深いけど)でも怖くなりますって。

皆さま、健康が一番ですよ。

 

そんな【皐月の裏通り】はまた後日。

 

やっぱりこのジャケ写、カッコ良いですよね。


『ドル3部作』

2024-04-25 16:09:03 | 映画

最近映画ネタばかりですみません。まぁ、当ブログは極力”お店の情報は満載!”ではないことに主眼を置いているから仕方ないですね。

 

いよいよ明後日より、仙台でも『ドル3部作』の特別上映が始まります。

4/26(金)~5/9(木)「ドル3部作」上映スケジュール | フォーラム仙台 (forum-movie.net)

セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演のこの三作品、皆さんもご存じの通り三部作でも続編シリーズものでもありません。同じ監督で同じ役者が主演だっただけで、たまたま何となく一括りにされているだけです。※決してバカにしているわけではありません。念のため。

でもでも!星の数ほど作られたイタリア製西部劇(『荒野の○○』、『○○の用心棒』、『怒りの○○』、『夕陽の○○』とか)の中でもやはりダントツの面白さ!まだ30代前半だったクリント御大のシビれるようなカッコよさ、対するジャン・マリア・ヴォロンテ、リー・ヴァン・クリーフ(死んだ親父がファンでした)、イーライ・ウォラックをはじめとする濃厚な脂っこいオジサンたち。そして今や神格化されて”映画音楽の巨匠”に祭り上げられたエンニオ・モリコーネの、一度聴いたら絶対に忘れられない音楽。

僕が初めて観た40年以上前(テレビで中学生の頃)は単に娯楽映画としての扱いだったと思うけど、この評価もいつの間にかレオーネ監督が巨匠と呼ばれ、クリント御大も巨匠となった辺りからは”名作”に昇華しました。

その僕が多感な中学生の頃のクリント御大の人気は絶大だった(今はなきロードショウ誌の人気ランキングでは常に5位以内)し、出演(兼演出)作品は当時の恋人ソンドラ・ロックが必ず傍らにくっついていて、どちらかと言えばノー天気なアクションものばかりでしたね。もちろん毎作欠かさず観に行っていました。『ナントカ洋画劇場』で放送されれば録画して何度も観ていました。当時はマックィーンの次に大好きな役者さんだったから。

実際ニューシネマ以前のハリウッド製の西部劇の多くは、基本勧善懲悪もの(『シェーン』とか)か、原住民は悪者扱いの現代だったら訴えられそうな人種差別もの(例外も多々あり)も多く、スピード感(『駅馬車』の疾走感は別にして)やアクションよりも雄大な大西部の情緒(『大いなる西部』のオープニングは最高です)的な描写や漢の友情を描いた作品(『リオ・ブラボー』が一番好きな西部劇)がメインでした。

対するマカロニは、情景(スペインでのロケが多かったと後から知りました)よりも顔や銃を持つ手元のアップを細かいカットでテンポよく繋いだスリリングなスピード感、ハリウッドではあまり見せなかった残虐シーン(これも今となっては大したことはないけど)、歪んだ友情(もしくは裏切り)、騙しあいなど、まるでタランティーノ監督が好んで描く世界観の先駆けのような作品ばかり。

だから名作というよりも断然娯楽作が多いのも頷けます。でもそのマカロニの世界から、クリント・イーストウッドをはじめジュリアーノ・ジェンマやフランコ・ネロが飛び出し、僕の生まれる以前の映画界はとかく華やいでいたんですね。映画が娯楽の王様だったこの時代をリアルタイムで体験したかったな。

 

話が大きく逸れちゃいました。

『荒野の用心棒』は例の盗作問題があってしばらく劇場公開できなかったせいで、映画館で観たことないんです(10年ほど前にリバイバルがあったはずだけど観ていない)。だから今回の特別上映は僕にとっても特別過ぎる(もしかしたら最後の?)チャンスです。テレビや映像ソフトでは何十回も観ていますけど、見逃すワケにはいきません。できれば山田康夫さんの吹き替えでも観たかった。

仙台での上映予定を見ると、明後日から二週間の間で大体一日一本のペースで上映されるようです。正直我が家からだと行きづらい劇場なので、週に一ぺんで良いから朝から三本連続(約7時間!!)で上映してくれたら嬉しいなぁ。入れ替えのなかった昔は、それこそ朝から晩まで何回も同じ映画観たりして劇場に入り浸っていました。村上春樹さんが図書館に入り浸っていたように、少年時代の僕の居場所(そんなに孤独な少年ではありませんよ)は薄暗くて硬い椅子(場所によっては木製)の映画館でした。昔を思い出してまたそんなアホなことしてみたいですね。

ムビチケを三枚購入するとオマケでもらえる、公開当時のプレスシートの複製。

映画館の暗がりでマカロニの世界にどっぷり浸る日を楽しみにしています。

 

映画『ドル3部作 4K』公式サイト (dollars-trilogy4k.jp)