3月22日(水)寝坊して9時40分起床。薄曇りだけど昨日より寒さが緩んだ感じ。
もう冬の季節から脱してもよかろう。
ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でビデオ演説した。
アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルなどを経て、アジアでは初めて。各国
の演説ではそれぞれの関連した出来事に合わせた言葉がちりばめられ、きめ細かい
メッセージが込められいる。日本の支援に感謝の言葉を述べ、日本がアジアのリー
ダーとしてロシアの侵略反対の国際世論を高めるよう求めた。
ロシアの理不尽な侵略に対する祖国ウクライナの必死な想いが冷静な口調で語られ、
聞く人の胸を打った。それにしても主要国へのビデオメッセージとは、よく考えたも
のだ。クリミア併合記念のモスクワ集会で見せたプーチン大統領の傲慢で野卑な演説
と比べると、断然ウクライナ大統領のビデオ演説が勝っていおり、ここでも情報戦の
勝利だろう。
ゼレンスキー大統領からボールを投げられた日本の岸田首相、アジアのリーダーとし
て、どう返球するか・・・
23日(木)9時15分に起きる。薄日が漏れて暖かい穏やかな朝だ。ここ数日真冬の
ような寒い日はやっと和らぎ、午後からは穏やかな日差しに恵まれた。
近くの故桂米朝さんの庭の桜は咲いたかな、とカメラもって見に行く。自宅から数十歩
ほどのご近所なので、すぐに着いて見上げると数輪咲いている。「米朝さくら」と勝手
に名付けて、毎春、楽しませていただいている。ごく普通の桜だけど、「米朝さくら」
だと思えば、何となく奥ゆかしい。バス通りに張り出したこの桜を見る度に「外面はえ
えけど、家から見たらさっぱりや」とぼやいたといういう米朝さんの声?が聞こえてき
そうで、自然と笑いがこみ上げてくる。
暖かくなったので唐椿(とうつばき)も一輪開いた。日本のツバキじゃないので、大人の
手の平ほどの大柄でバラのような派手な花姿だ。この椿が咲くと、いよいよ春本番が来た
と感じる。
新聞コラムに、今の世界にぴったりの哀切極まりない詩が紹介されているので、借用して
紹介する。
なみだは
にんげんがつくることのできる
いちばん小さな
海です 寺山修司「少女詩集」
その小さな海、ウクライナでいくつできているのだろう。もうこの国で、小さな海
は要らない。作らせてはならない。子たちを泣かせてはいけない。
咲き始めた「米朝さくら」
唐椿も大倫の花開く