これ以上の言葉はないのかも…

　昨夜は、午後11時過ぎから始まる「ラジオ深夜便」を今朝の明け方まで聴いた。午前３時過ぎから眠ってしまったが…。東日本大震災の放送だったからだ。今朝も６時過ぎからTVでNHKを観た。いろいろな話を聴いたりすることができた。
　ある被災した人が語っていた言葉が心に残った。その言葉とは、語りの最後に発した「復興というけれど、心の復興はない…。」という言葉だ。これ以上、心に突き刺さる言葉はないだろう…と感じた。今日もTVやラジオで東日本大震災を聴く。
　午後からBSで「サンマとカタール女川つながる人々」を発見した。今週の深夜便で、このドキュメンタリーに関わった女性がインタビューで登場していた。その話は覚えている。東日本大震災に女川町が遭ったのをカタールの国が聞いて、何億円かの冷凍施設を寄付した。それが午後2時半からBS７で放送中。早速、NHKからチャンネル変更。いいドキュメンタリー映画だった。今までこの日になると特集番組を組んで放映されていたのだが…面と向かって聴いたり見なかったりした。今回、初めて目を背けずに聴いた。観た。涙も流した。私の心が少しだけスッキリした。この大震災に少しだけ面と向かい会える自分がいたからかもしれない…。