マイルストーン GTultimate V2 Motion Racing Simulator Cockpit

戯休「今日はマイルストーンのNext Level Racing『GTultimate V2 Motion Racing Simulator Cockpit』のお話をしましょう。」
旗本「・・・横文字が多過ぎて判らんぞ。」
戯休「そういう時は写真を見て判断しようぜ。」
女王「偶に見かける、レーシングゲーム用コントローラーを取り付けるシートでしょうね。」
戯休「そうそう。　ハンドルやペダルのコントローラーがあるだけでも随分と違うけど、そこまで用意できればそれはもう面白さも段違いってもんさぁ。」
旗本「そして、やり易さというものも相当変わろうな。　そのための形状なのだからな。」
戯休「俺もPS2の頃、そんなハンドル買ったよなぁ・・・。　今でも憧れるよ。」
女王「それほどレーシングゲームにのめり込んでいるようには思えませんが・・・。」
戯休「男ってのは何歳になってもこういうのに弱過ぎるものなんだよ・・・。　誰もが密かに欲しいと思い憧れ、いくつかの高いハードルを乗り越えた勇者達だけが到れる境地・・・それがレーシングゲーム用シート！　男からは勇者として羨望の眼差しを贈られ、女性からは汚いものを見る目でドン引かれるんだ・・・。」
女王「・・・最後の評価は悲しいですね・・・。　納得はしてしまうのですが・・・。」
戯休「俺が何故レースゲームに手を出さないか。　それはハンドルコントローラーを持っていないからに他ならない。　パッドじゃ寂しいしね。」
旗本「以前にそれで遊んでおれば、まぁ無理もないというものか・・・。」
戯休「それなら何故買わないか。　それは最近のは本格的過ぎて結構高価だから！　中途半端に安いのを買っても後で後悔しそうだし。」
女王「そうそう買い換えるものでもありませんしね・・・。」
戯休「そしてその延長で、シートにも無論痺れるし憧れる！　こいつは素敵な逸品なのだぜ？」
旗本「ふむ・・・。　会話の流れからすると、安価で導入し易いものかと思ったが・・・そうには見えぬな。」
戯休「逆ですよ、逆。　価格で言えば税別で50万円オーバーという、ジャンルの中ではハイエンドな代物さぁ。」
女王「そこまでですか？　もしかして、超高級本皮でも使用して・・・」
戯休「そんな無駄なことだったら興奮しないってば。　これはレーシングゲームと連動してシートが動く体感型レーシングシミュレーターなのですよ。　コーナーリングや加減速時に掛かるGや、縁石に乗り上げた際の突き上げ等を再現し、シートが動くらしい。」
旗本「何と・・・。　それは確かに驚きの機能よ・・・。」
戯休「PCゲームに限られるみたいだけど、それでも40種類以上に対応しているそうでね。　昨日の話なんかを思い出しても、変にPS4なりXboxなりのコンシューマー機のみの対応よりもずっと将来性があると思う。」
女王「そうですね。　それに、後のゲームにも容易に対応していただけることでしょう。」
戯休「俺なんざはハンドルのフォースフィードバックだけでも感動した男・・。　シートまでそうなったら、ハァハァが止まらない！！」
旗本「・・・不本意だが、確かに一介の男としては同意するのを認めぬわけにもいかぬな・・・。」
戯休「更に、もっとお金に余裕がある人なんかはディスプレイにも手を出せば、そこは理想郷！　沢山のリンゴが俺達を待っている！！」
女王「とりあえず主殿の理想郷がアヴァロンであることは伝わりました・・・。　林檎教の方々も来そうですが・・・・。」
戯休「単に大きいディスプレイということでなく、これみたいなプロジェクターシステムを組みわせれば・・・・いかん、鼻血が！！」
旗本「ぬぐ・・・・この儂さえも暗黒物欲空間に引き摺り込むとは・・！！」
戯休「そこまで掛けるには！！・・・・・・人生色々捨てないと、パンピーには無理っぽいけどねぇ。」
女王「・・・急に冷静になりましたね。」
戯休「ブレーカーが働いたわぁ。　正気を失う前に気付いて良かった。　あっはっはっはっは・・・・。」
旗本「ぬぐぅ・・・うぐぅ・・・・あぐぅ・・・・」
女王「旗本殿にはブレーカーが効かないみたいです・・・。」
戯休「俺も昔はそうだった・・・。」