サンコー EYE THEATER Type-C to HDMI変換アダプタ付きセット

戯休「今日はみんな大好き、俺も大好きサンコーの『EYE THEATER Type-C to HDMI変換アダプタ付きセット』のお話をしましょう。」
修道女「本当に主殿は大好きですもんね、サンコーさん。」
戯休「肋と肋の間を狙い澄ましたかのような地獄突きが漢心を震わせる・・・そんなメーカーさんさぁ。」
侍「で、そんなメーカーがどういう商品を出したんです？　一見するとHMDに見えますが。」
戯休「ずばりHMDだね。　宣伝文句は『寝ながらSwitch！』。」
修道女「あ、じゃあ、Nintendo Switchを繋げられるってことですね。」
戯休「そうだね。　USB Type-CでSwitchと繋げて、約4m先に120インチ相当のスクリーンが広がる仕様。　表示解像度は1280×800ドットさぁ。」
侍「成程。　Switchに直に覗き窓を付けてHMD風に使うかと一瞬思っちゃいましたが、安心しました。」
戯休「実際それも可能な大きさだからね・・・。　本当にそうするとなると、流石に大き過ぎて装着し難そうだけど。」
修道女「でも、これなら楽そうですよね・・・。　それに、『寝ながらSwitch！』というのにも支障が無さそうです。」
戯休「そだね。　重さも250gだから顔の上でも苦しくないだろうし、横を向いてもずり落ち無さそう。　イヤフォンさえ工夫すれば問題ないのでは。」
侍「でも主殿・・・・主殿自身が欲しいというわけではないですよね？」
戯休「まぁ、ねぇ・・・。　寝ながらまでしたいSwitchのゲームはないし。」
修道女「あ、もしかして・・・暇の極致だった入院中に思いを馳せたとかじゃ？」
戯休「その場合でも、少なくとも卓上に置いて遊んだと思うよ。　大体そんなんしてたら看護師さんも逃げ出すわ。　キショくて。　今回のこれ、売り方ってやはり大事というか、考え方だなと社会人的に感じ入るところがあった次第。」
侍「売り方って・・・・何か特殊な販売法でもしてるんです？」
戯休「いんや。　名称にセットってあるだろう？　これ、去年12月に発売されたNintendo Switch用HDMIアダプタと、一昨年発売のディスプレイゴーグルをセットにして売ってるだけなんだよね。」
修道女「じゃあ、別段新発売じゃないってことですか？」
戯休「そうそう。　だからディスプレイゴーグルについてはUSBによる給電とHDMI接続が出来てフルHDまでであれば映せるし、HDMIアダプタについてはtype-Cであればスマホでも使用可能な訳さぁ。」
侍「そうですか・・・。　でも、主殿にしてみれば肯定材料と言いますか、喜ばしいポイントですよね。」
戯休「応ともさ。　どうせなら汎用性が高いほうが良いと思うのは人情ってもんだしね。　むしろスマホの動画とか観るのに便利そうと思ったよ。」
修道女「でも、それと売り方がどういう・・・・あ。　もしかして、他に色々使える汎用仕様なのに専用と嘯くiOS周辺機器的な売り文句にまたメラメラとしちゃったんじゃ？！」
戯休「長い説明ご苦労。　ところが今回はそうでもない。　何が驚いたって、かたや2年前にもなろうという型落ち商品なのに、こう書いて売るだけで称賛の声がやたらと目に入ることなのさ。」
侍「新製品でもないのに、組み合わせと売り文句だけで市場に諸手を挙げて受け入れられる商売手法に感じ入っちゃったわけですね。」
戯休「正直、傍から見てるど任天堂信者補正がガシガシ効いてる気もしなくもないけど、そんな方々がサンコーの商品に目を向けて買おうと思わせるテクニックは、見習わざるを得ないのだぜ・・？」
修道女「純正品とかは出ない気がしますし、どちらにとっても良い話っぽいです。」
戯休「俺も早くPSVRを開封したいぜぇ・・。　今週末穏やかなようであれば、いよいよ開けようかしら・・・。」
侍「ちなみにそのPSVRと比べたらどうなんですかね？」
戯休「勿論VR機能はないし、画質も確実に劣ってると思う。　だけど安価だし、給電がUSBから行える程度というのがモバイルとまでは行かずとも、携行性が高い。　また違う魅力があるんじゃなかろうか。」
修道女「Switchのためにセットで購入するのは勿論ですけど、場合によってはディスプレイだけ買うっていうのも良さそうです。」
侍「TVに繋げるのにドックを使わず気軽に接続できると思えば、アダプタのみ買うのも十分あり、か。」
戯休「やはりサンコーは素敵だぜぇ・・・。　どこからどう見付けて来るのやら。　バイヤーさんには頭が下がりまくりっすわ。」