防災ブログ Let's Design with Nature

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ドロマイト・プラスター

2010年04月20日 | Design with Nature
下山先生とのやりとりで、ドロマイト・ラプスターの話が出てきました。
私もあまり詳しくないのですが、地質的な解説としては、
http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemus-dlm.htm に述べてあるように、

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ドロマイトの名前はフランス・アルプス、ドーフィーネ地方のドロミュー生まれの地質・鉱物学者、ドロミュー(Dolomieu:1750-1801)の名に因みます。巷の資料ではドロミューはイタリア北東部のドロミテ(イタリア語では複数なので Dolomitiですが、ずばり苦灰岩を意味する)山塊を調査して、炭酸マグネシウム・カルシウムから成る岩石が彼の名に因んで名づけられたとあります。彼の名と地名とは偶然の一致なのか? 日本名の苦灰石は主成分であるマグネシウム(苦土)とカルシウム(灰)との炭酸塩に因みます。美しい外観から白雲石と、典雅な別名で呼ばれることがあります。
 ドロマイトは主に海底に堆積した石灰岩がマグネシウムに富む熱水の貫入による交代作用を受けて生成した岩石です。その後大陸移動などの地殻変動により例えばドロミテ山塊のような巨大な山脈を形成します。
 したがって苦灰岩は成分の似た菱苦土岩や石灰岩と共に世界中の至るところで発見されるごくありふれた鉱物で、セメント材、マグネシウム資源用,または製鉄用耐火材等として採掘されます。また石油や天然ガス等も地下の苦灰岩や石灰岩の層の空間に堆積されたものです
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というふうになるのですが、建築材としてドロマイトの用途を紹介しているサイトとして
http://www1.ocn.ne.jp/~lime2000/plaster.html がありました。建築素材と地質の接点はあるはずですが、あまり語られていないような気がします

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