防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

噴火時には速やかに退き、静穏期には火山の恵みを堪能する。

2010年04月21日 | 防災・環境のコンセプト
このたび届いた防災格言です。

藤井 敏嗣(1946~ / 火山学者 東大地震研究所教授 火山噴火予知連会長)

 ミスター火山学との異名で呼ばれる藤井敏嗣(ふじい としつぐ)教授は、 1997(平成9)年、東京大学地震研究所所長を経て、2003(平成15)年より 気象庁の火山予知連絡会会長となる。 格言は2008年7月14日に東大安田講 堂で開催された東京大学地震研究所一般公開講座『歴史を封じ込めた火山噴 火』より。世界の超巨大火山噴火の約2割が集中する火山国「日本」。富士 山は、西暦781年から1707年の宝永噴火まで約900年間に計10回(約100年に1 度)の噴火をしてきた。藤井教授は、2008年5月2日に南米チリで9400年ぶり に突然噴火したチャイテン火山を教訓にして、日本の活火山の半数以上が無 監視に等しいという現状と、今起こっても不思議はない巨大噴火に『日本沈 没は起こらないが、日本埋没はいつ起こっても不思議はない』と警鐘を鳴ら している。

最新の画像もっと見る