昨日の画像で掲げたのは、国土交通省砂防部の資料です。グレーの棒グラフ『火砕流』が突出しています。これは雲仙普賢岳の噴火にともなう被害によるものです。
火砕流の発生頻度とがけ崩れや土石流をもたらす集中豪雨の発生頻度は桁が違います。火砕流災害を忘れないと言う意味ではインパクトがありますが、統計としてとても違和感を感じることと、他の災害形態が目立たなくなっていることは、再考を要します。火砕流は火山がそばになければ関係のないことです。
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