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道路アスファルトの補修

2010年03月24日 | 維持管理の時代
この時期例年道路工事がたけなわです。自宅のすぐ前でも補修をしておりました。補修工法としては

①打換え工法
  既設舗装の路盤もしくは路盤の一部までを打換える工法で、状況により(路面のたわみが大きい場合、ひび割れの程度が大きい場合など)路床の入れ替え、路床の安定処理を行うこともある。

②表層・基層打ち換え工法
③わだち部オーバレイ工法
  既設舗装のわだち掘れ部のみを過熱アスファルト混合物で舗装する工法で、主に磨耗によってすりへった部分を補うものであり、流動によって生じたわだち掘れには適さない。

④路上表層再生工法
  現位置において、既設アスファルト混合層の加熱、かきほぐしを行い、これに必要に応じて新規アスファルト混合物や再生用添加材料を加えて混合した上で敷均し、締め固めて再生表層を構築する方法

⑤オーバレイ工法
  既設舗装の上に厚さ3センチ以上の加熱アスファルト混合物層を補設する工法で、局部的な不良箇所が含まれる場合、局部打ち換え等を行ってから実施する。

 私が千葉県の地すべり防止区域でみたのは、陥没といってもいい三日月状のひび割れで、打ち換え工法が行われていました。近くには集水井もあったのですが、ライナープレートの最上部から水が出ていたので、地下水位が高いままです。道路の変状ひとつとっても総合的な対策が必要です。

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