http://kenplatz.nikkeibp.co.<WBR>jp/article/const/news/<WBR>20100310/539913/
帝国データバンクは3月3日、<WBR>2010年度の雇用動向に関する企業の意識調査の結果を
発表。回答した建設業の約半数が正社員を「採用する予定はない」<WBR>とし、3分の1に当た
る524社は雇用環境が「長期的に改善する見込みはない」<WBR>とみていることがわかった。
公共事業は増えませんということでうしょうか。工夫が必要です。
それまでの利根川水害の最大洪水流量 | ||
水害 | 流量 | |
明治18(1885)年7月水害 | 3,700 m3/s | |
明治23(1890)年8月水害 | 3,780 m3/s | |
明治27(1894)年8月水害 | 3,710 m3/s | |
明治29(1896)年9月水害 | 3,870 m3/s |
今日の朝のニュースで、学生の大企業志向が強すぎることも相俟って内定率が最悪のペースなんだそうです。私は就職氷河期元年とも言われる年に就職活動をしていたわけですが、当時社員数25人の会社に1社だけうかり、そのことを両親に伝えたら、心配だ心配だ、、の連呼、、
いまの会社は通算4社目ですが、人数的にはいちばん小さい会社です。毎月なんらかの仕事を取りにいかないと仕事がないのでネガティブにみれば万年危機なのですが、いったん信頼されるとドッと仕事が来るやりがいとメリットを感じます。結果として、いまの収入がいちばん安定しています。大手だと、アウトソーシングで利ざやを稼ごうとしすぎて、技術が空洞化しているところもちらほら、、そういうところは巨体を支える力があるかという点では、ある意味不安定です。
応用地質学会誌の最新号が届きました。特集号「応用地質と市民生活」ということでしたが、このテーマに則した論文は後ろのほうにありました。このなかで、短報として「地学教育への応用地質の関わり - 社会と自然の接点となる普及活動」というタイトルの論文がありました。冒頭からして、
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若者の『モノ離れ』『自然離れ』『理科離れ』が社会問題化して久しいが、自然を対象とする基礎教育は、感受性の高い小・中・高の時代から体験学習的に行うことが重要である
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とあります。ここまで離れてなんだかなあという感じですが、結論として、
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本当のところ、社会は『自然とのふれあい』を熱望しているにも関わらず、その機会が与えられていない、あるいは接触の仕方を知らないだけではないのか(略)、もしそうなら、社会に対し、自然と接触する機会を提供する。あるいは、自然とのふれあいの仕方を伝授するという仕事も、自然科学を業とする我々に課せられた大きな使命ではないか、、
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私はもう一歩突っ込んで、公共事業から脱却して実利化・産業化しないと、触れ合っても趣味に留まり、はやるまでいかないなあと思っています。その想いは、私の論文で書きました。
私の住む神奈川県は日産のお膝元であり、工場も沢山あり、名工と呼ばれる方もたくさんおられます。そのなかで、ブレーキが効かないという根本的な問題が指摘されたことは、神奈川県内の部品メーカーにも大きな衝撃がはしったと、神奈川新聞の記事にありました。一部にアウトソーシングによる大企業病も指摘する声もあります。末端の下請けのモチベーションが上がらないと品質も上がらない、その現場を上がどこまで経験しているのか、、、どの業界にもあるんじゃないでしょうか、、、、そんな記事と同じ紙面に「中小の技術高め活性化 - 日本技術士会主催」とありました。そのことは明日に。