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白川郷の合掌家屋、初の耐震調査へ

2010年01月14日 | 技術動向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000894-yom-soci
岐阜県白川村の世界遺産・合掌集落で、同村の世界遺産白川郷合掌造り保存財団と東大生産技術研究所(東京都目黒区)の研究グループが来年度、合掌家屋の耐震性能調査を共同で実施する。

 合掌家屋で同調査が行われるのは初めて。耐震性が低い場合、文化庁の許可を得て耐震補強する。

 合掌家屋は、かやぶき屋根がある白川村と隣の富山県五箇山地方の特徴的な民家。柱は礎石の上に建てられ、屋根の部材を縄や「ネソ」と呼ばれるマンサクの若木(長さ約2・5メートル、直径約3センチ)で縛り、クギや針金を使わずにできている。建物は柔構造のため、地震や強風に強いとされている。

 阪神大震災が起きた1995年以降、全国的に木造家屋などの耐震性能が課題となっていた。同村荻町の合掌集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、それぞれの合掌家屋は世界遺産を構成する重要な文化財に位置づけられている。このため、同財団と東大が昨年春、保存を目的に調査を行うことを決めた。



余計なお世話にならんといいのですが

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2 コメント

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余計なお世話 (下山眞司)
2010-01-15 09:32:21
「これまで健在であった」ということを、どう考えているんでしょう?
その理由を考えもせずに、「机上の空論」で生まれた《耐震理論》で耐震診断をする、このおこがましさ、というよりも非論理的な思考!
これをして、science と言うのはまったく論外、私はそう思います。
困ったものです。

私は、このような《理論》を基にした《耐震診断》でなされた耐震補強によって、多くの建物が、かえって地震に弱くなっているのではないか、と危惧しています。
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調査のための調査 (下河)
2010-01-15 10:20:25
同感です。
長年の風雪・怒涛に耐えてきた重みを推し量れないのですね。

「これまで健在であった」事実こそ、地上の正論です。
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