昨日夕方、無事おじいさんの家に到着しました。おじいさんの家に来るのは2年ぶり。毎回おじいさんの家まで直接一人で行くのですが、たしかこの辺だったはず・・と、この方向音痴な私が2年前のおぼろげな記憶を頼りに危なげな一人旅。昔は中国各地をよく一人で歩きましたが、GENに入ってからは武春珍所長の厳重な保護の下、なかなか一人歩きをさせてもらえずすっかり箱入りになってしまいました。私としても、何かが起こって大同の人たちに迷惑がかかってもいけないと思い、時折生じる放浪願望を封印してきました。今回は久しぶりの一人旅なので、内心かなりドキドキです。一人旅の道中、魏副所長から何度も「無事に楡林に着いたか~?」「いまどうしてる~?」「無事に北京に戻ったか~?」と電話をもらいました。やっぱり心配をかけてしまいました。こんなに気にかけてくれるなんて、本当にありがたいことです。
さて楡林の空港に着くと、出口の目の前にきれいなリムジンバスが停まっていました。郊外にある空港から街の中心部まで15元で載せてくれるとのこと。飛行機で来るのは初めてなので、勝手が分からずドキドキでしたが、バスならひとまず安心だろうと思い乗り込みました。「どこで降りるんだい?」と運転手のおじさんに聞かれたので、おじいさんの住所を告げると、「○○で降りろ」といいます。よく聞き取れなかったので私が何度も聞き返すと「大丈夫だ、そこに着いたら教えてやるから」といわれ、これまた少し安心。でも本当に教えてくれるのか、ちゃんとおじいさんちまでたどり着けるのか、やっぱり不安はつきません。
バスが街の中心部につくと、「ここで降りてタクシーを拾え」といわれました。ちゃんと教えてくれた。親切だ。楡林の中心街も建設ラッシュでずいぶんと印象が変わっていましたが、それでも昔の記憶が少しずつよみがえってきました。ここまで来れば安心。街の風景を写真に撮りたかったのですが、こういう小さな街で大きなスーツケースを持って一眼レフで写真を撮れば、いやおう無しに目立ってしまいます。一人のときはなるべく周囲にまぎれて目立たないようにするのが大事なので、写真は断念しました。
タクシーに乗り込むと、やっぱり「なんでそんな大きなスーツケースを持っているんだ?」、「どっから来たんだ」と根掘り葉掘り運転手さんから聞かれます。スーツケースは北京に置いてきたかったのですが、場所がなく断念。やっぱり目立ってしまった。「私は北京人で、親戚をたずねに来た」と懸命に取り繕います。日本人だと言ってあまりいいことはないので、昔から中国人を装うくせがついています。これで中国語が鍛えられたという面も大いにあります。でも中国の人、特に田舎の人たちは遠慮なしに「親戚ってどんな関係だ?」「何年ぶりに来たんだ」と質問攻めにするので、うそを突き通すのが本当に大変。会話の時間が長くなると、だんだんつじつまが合わなくなるのでひやひやします。
前置きが長くなりましたが、無事におじいさんの家に到着しました。家では今晩の夕食の餃子を家族みんなで作ってくれていました。娘さんは転んでしまったそうで、手を骨折していました。痛々しい。彼女が餃子を作れない代りにだんなさんが作ってくれています。中国の男性はみんな家事ができる。おじいさんは風邪を引いてしまったとのことで、隣の部屋のオンドルで寝ていました。私も「疲れただろうから、昼寝しなさい」と言われ、夕食までオンドルで家族みんなとお昼寝。みんなガーガーいびきをかいて寝ていました。
さて楡林の空港に着くと、出口の目の前にきれいなリムジンバスが停まっていました。郊外にある空港から街の中心部まで15元で載せてくれるとのこと。飛行機で来るのは初めてなので、勝手が分からずドキドキでしたが、バスならひとまず安心だろうと思い乗り込みました。「どこで降りるんだい?」と運転手のおじさんに聞かれたので、おじいさんの住所を告げると、「○○で降りろ」といいます。よく聞き取れなかったので私が何度も聞き返すと「大丈夫だ、そこに着いたら教えてやるから」といわれ、これまた少し安心。でも本当に教えてくれるのか、ちゃんとおじいさんちまでたどり着けるのか、やっぱり不安はつきません。
バスが街の中心部につくと、「ここで降りてタクシーを拾え」といわれました。ちゃんと教えてくれた。親切だ。楡林の中心街も建設ラッシュでずいぶんと印象が変わっていましたが、それでも昔の記憶が少しずつよみがえってきました。ここまで来れば安心。街の風景を写真に撮りたかったのですが、こういう小さな街で大きなスーツケースを持って一眼レフで写真を撮れば、いやおう無しに目立ってしまいます。一人のときはなるべく周囲にまぎれて目立たないようにするのが大事なので、写真は断念しました。
タクシーに乗り込むと、やっぱり「なんでそんな大きなスーツケースを持っているんだ?」、「どっから来たんだ」と根掘り葉掘り運転手さんから聞かれます。スーツケースは北京に置いてきたかったのですが、場所がなく断念。やっぱり目立ってしまった。「私は北京人で、親戚をたずねに来た」と懸命に取り繕います。日本人だと言ってあまりいいことはないので、昔から中国人を装うくせがついています。これで中国語が鍛えられたという面も大いにあります。でも中国の人、特に田舎の人たちは遠慮なしに「親戚ってどんな関係だ?」「何年ぶりに来たんだ」と質問攻めにするので、うそを突き通すのが本当に大変。会話の時間が長くなると、だんだんつじつまが合わなくなるのでひやひやします。
前置きが長くなりましたが、無事におじいさんの家に到着しました。家では今晩の夕食の餃子を家族みんなで作ってくれていました。娘さんは転んでしまったそうで、手を骨折していました。痛々しい。彼女が餃子を作れない代りにだんなさんが作ってくれています。中国の男性はみんな家事ができる。おじいさんは風邪を引いてしまったとのことで、隣の部屋のオンドルで寝ていました。私も「疲れただろうから、昼寝しなさい」と言われ、夕食までオンドルで家族みんなとお昼寝。みんなガーガーいびきをかいて寝ていました。