GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

GEN「自然と親しむ会」のご案内

2006年10月25日 | Weblog
関西でのGENのイベントのお知らせです。
☆大野アルプスランドで自然観察と里山体験
 大野山は、阪神地区でいちばん標高の高い山(753m)です。
山頂からは360度の展望が可能で、11月なかばには、紅葉も楽しむことができそうです。この山の森林保全にとりくむ「NPO法人ひょうご森の倶楽部」の案内と指導で、自然観察と里山保全活動を体験します。
ぜひご参加ください!

 日時 2006年11月12日(日)10時~15時ごろ(小雨決行)
 集合 8時30分 JR宝塚線「川西池田」駅北側集合
    車に乗り合いで現地に向かいます(約1時間)。
    同乗者を引き受けていただける方、大歓迎!
 用意するもの
    野外活動に適した服装(上にはおるセーター、ジャンパーを必ず)
    厚底の靴、帽子、軍手、昼食、飲み物、喫煙者は携帯灰皿
    作業道具、ヘルメットは準備しますが、あれば持参。
 定員 30名 (申込みは11月8日までに下記まで)
 参加費 1000円(保険料・川西池田駅からのガソリン代を含む)
 オプションでプラネタリウム入場(200円)


番外編~in仙台 ああ松島や~

2006年10月22日 | Weblog
東北電力総連のみなさんに、仙台名所めぐりに連れて行っていただきました。
仙台初上陸でしたが、仙台って本当にいいところですね。
さすが100万都市。街は大きし、それでいて杜の都と言われるだけあって、街中に緑があふれていてとてもきれいな街です。山も海も近くて、気候も比較的穏やか。とても暮らしやすそうです。

仙台といえば日本三景の一つ、松島です。日本三景を見るのは初めて。大阪から一番遠いところに、一番先に来てしまいました。
今日は朝の気温が8℃で大阪よりも10℃以上も低くて、震えてしまいましたが、日中は日差しが出て、とても気持ちがいいお天気でした。
塩釜から松島まで遊覧船に乗って、松島見物。

終の棲家

2006年10月22日 | Weblog
松島の海に浮かぶ発電所を発見!なんとこの発電所で3年前まで大同産の石炭が使われていたそうです。あの乾燥した大地、大同で眠っていた石炭が、はるばる日本まで運ばれて、こんな風光明媚なところでその使命を果たしていたのですね。ここで煙となって、松島の上空を漂って、最後は松島見物。大同の石炭の中で一番の幸せものかもしれません。

松島

2006年10月22日 | Weblog
松の島だから松島なのだ、と初めて知りました・・。それにしてもなんでこんな岩肌にこんなに立派な松が育つのでしょう。大同でも、まったく土がなさそうな岩から、松が伸びている光景をよく目にします。

素敵な思い出

2006年10月22日 | Weblog
東北電力総連のみなさん、心からのおもてなし、本当にありがとうございました。忘れられない旅になりました。今度はぜひ大阪に遊びに来てくださいね。

ウルルン再会スペシャル~in仙台

2006年10月21日 | Weblog
東北電力総連第12次隊と13次隊の皆さんのツアー同窓会に参加しました。
12次隊のみなさんとは、昨年夏のツアーで。
13次隊のみなさんとは、今年春のツアーでご一緒しました。
それぞれのメンバーと久しぶりにお会いしましたが、みなさん変わりなく元気そうでよかった!大同での楽しかった思い出がよみがえりました。
みなさん、東北&新潟の各地からこの日のために集まってくださったのですね。
大同ツアーを通じて、こんなにたくさんの方が集まってくださるなんて、本当にうれしい限りです。
どうもありがとうございました!

そしてGEN会員のみなさんにはおなじみの遠田先生も、とてもお元気です。今年は春夏ともに大同に行けませんでしたが、来春は同行していただけそうです。楽しみですね。



屋上緑化 

2006年10月20日 | Weblog
今日の午前中、GEN会員の中川さんの案内で、「屋上緑化」の見学に行ってきました。大阪市北区堂島浜にある「新ダイビル」は、日本初の試みとして、1963年から屋上緑化に取り組んでいるそうです。
今でこそ、ヒートアイランド現象の緩和や、省エネ効果、都市部の大気の浄化のために屋上緑化が行われるようになっていますが、40年も前から屋上の緑化に取り組んでいる企業があったことを今回初めて知りました。
 今から40年以上も前に、社長の工藤氏が「萬物の霊長としての人間は、生きとし生けるものへの責任と、自然保護だけでなくその回復にも貢献しうる建築を、建設を」との考えを持ち、大規模庭園を作り上げたそうです。
 経済性を度外視して、ビルの屋上に設けられたこの庭園は、面積約1,000坪、およそ4,300本の樹木と1,100本の草木類が繁茂しています。樹木の種類は、桜、ケヤキ、紅葉、アラカシ、杉、カクレミノ、つつじ、アジサイ他。大阪のど真ん中で、お花見も、紅葉も楽しめるのですね。
 写真は案内をしてくださった中川さん。スーツ姿の中川さんは、ツアーでご一緒した皆さんにとっても新鮮なのでは!

ビルの外の風景 

2006年10月20日 | Weblog
 ビルの外はこんな風景です。大阪のど真ん中にあるこのビルの周りは、グレー一色です。こうやってみると大阪ってやっぱり大都会ですね。緑が少ないなあ。

屋上樹苑 

2006年10月20日 | Weblog
もともと「屋上庭園」と呼ばれていたそうですが、意図はあくまで自然そのものを重視し、野鳥の喜ぶ緑地にすることを目的として、樹木の剪定も雑木を主とした庭園らしくない庭園に作り上げていたので、庭園とは呼ばず、「屋上樹苑」に改称されたそうです。
 小鳥の水浴場や巣箱、餌台も設置されているので、キジバト、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シジュカラなど多種の野鳥が見られるそうです。今日も鳥の鳴き声が聞こえます。
 地上10F、31mの高さにあるこのビルの屋上。ビルのすぐ下を阪神高速が通っており、ビルの下の道を歩くと、排ガスで空気がよどんでいます。でもここの空気はとても澄んでいるように感じ、気持ちがいい場所です。

土壌

2006年10月20日 | Weblog
このように給水パイプで水やりをしています。こうしてみても、土が薄いですね。60cmの厚みしかないそうです。

ケヤキ、そしてやっぱり手品・・

2006年10月20日 | Weblog
ここに屋上樹苑が作られた1963年に植えられた樹齢40年以上の立派なケヤキ。60cmの土壌でこんな大きな樹木が生えていることがとても不思議です。

見学後、樹苑のベンチで緑を見ながら、中川さんご自慢の輪ゴム手品を教えていただきました。手品って、子供でなくても、目の前で披露されるとやっぱり引き込まれてしまいますね。今年のGENワーキングツアーにご参加の皆さんの中から、何人も中川さんの弟子が誕生しましたが、私も今回晴れて弟子入りさせてもらいました。10番弟子くらいかな?
そして「今度中国に行くときに持っていってください」と、カラー輪ゴム1200個!とカラーゼムクリップを寄贈いただきました。ありがとうございました。私もしっかり修行します!

「セミナー」のお知らせ

2006年10月17日 | Weblog
このたびJICA地球ひろばの「砂漠・砂漠化展」開催にさいして、つぎのようなセミナーを開催することになりました。どうぞご参加ください!

国連「砂漠・砂漠化に関する国際年」
セミナー「世界が直面する砂漠化~中国での防止の試み」ご案内
パネリスト 明日香壽川さん(東北大学東北アジア研究センター教授)
      中村  英さん(朝日新聞総合研究本部主任研究員)
      高見 邦雄  (緑の地球ネットワーク事務局長)

日時・2006年11月11日(土)13時30分~16時(開場13時)
会場・JICA地球ひろば・講堂(3階)
  (東京メトロ日比谷線「広尾」A3出口徒歩1分)
   渋谷区広尾4-2-24  03-3400-7278
参加費・500円
主催・認定NPO法人 緑の地球ネットワーク 協賛・JICA

緑の地球ネットワーク写真パネル展@JICA地球広場「砂漠・砂漠化展」
11月7日~18日(月曜休館 9時30分~21時30分)

JICA地球ひろば「砂漠・砂漠化展」【NHK共催】
11月7日~12月17日
(月曜日休館 火~金10時~20時 土日祝10時~18時)

問い合わせ、参加申込みは緑の地球ネットワーク事務局まで。
*セミナー当日のボランティアを募集しています。


ボランティアスタッフ大募集!

2006年10月06日 | Weblog
11月に東京と大阪でそれぞれイベントに参加します。GEN事務局では当日お手伝いをしてくださるボランティアスタッフを募集しています。下記の日程でご都合のつく方は、GEN事務局までご連絡ください。お待ちしています~。

☆大阪
イベント名:「くらしと環境フェスティバル」
日時:11月4日(土)
時間:9:00~16:30
場所:大阪市「扇町公園」
主催:自治労大阪府本部

自治労大阪府本部にGENの活動をご支援いただいているのがご縁で、今回GENもブースを出すことになりました。ブースでは、活動を紹介するパネル展示、DVD放映、書籍販売等を行います。会場ではこのほかに、大阪の市民団体のブースや、大阪フィルハーモニーのコンサート、大道芸人ショー、年金相談など様々な催しが行われます。お近くの方は、ぜひお立ち寄りください!

☆東京
イベント名:JICA地球ひろば「砂漠・砂漠化展」
日時:11月7日(火)~11月18日(土)
場所:JICA地球ひろば(日比谷線広尾駅A3出口徒歩1分)
主催:JICA
http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html

上記日程で、写真展を行います。
また上記期間中の11月11日(土)13:30~「砂漠化防止への努力~中国黄土高原」(仮)と題してセミナーを行います。高見事務局長他、複数の中国の環境問題の専門家が出演予定です。詳細は決まり次第お知らせします。
ボランティア募集:
写真展設営 11月5日(日)
写真展撤去 11月19日(日)時間は決まり次第ご連絡します。
セミナー設営 11月11日(土)12:00~


どうぞ宜しくお願いします。

采涼山プロジェクトの変化 ①2000年夏

2006年10月05日 | 采涼山プロジェクト
いつもツアーで「カササギの森」に行く途中に立ち寄る「采涼山プロジェクト」。1999年にGENが地元の郷と協力をして始めたプロジェクトですが、現在では立派なマツ林になりつつあります。開始当初は雑草もまばらな荒地で、地元の技術者に相談しても皆口をそろえて「あそこは無理だ。やめたほうがいい」と言われた場所ですが、地元の人たちの努力によって大きな成果が出ています。マツが立派に成長している様子をみると、「昔は荒地だった」と言われても、私には想像すらできませんでした。

GENのワーキングツアーのリピーターである藤原さんが2000年からこのプロジェクトの写真を撮りためてくださっており、今回ご提供いただきました。采涼山プロジェクトの変化が一目でわかる素晴らしい記録だと思いますので、このブログで紹介させていただきます。

2000年夏の様子。まったく木が生えていませんね。6年前はこんな様子だったのですね。信じられない思いです。