GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

黄土高原

2009年04月22日 | 黄土高原
夕刻、呉城郷を離れて大同市中心部に戻りました。侵食谷に広がる段々畑。この時期、どの畑でもロバをつかった春耕の風景が見られます。

イオン労組・サントリー労組合同ツアー3日目、東北電力総連ツアー2日目

2009年04月17日 | 黄土高原
今日は朝、天鎮県の宿泊施設を出て、南高崖郷南高崖村へ向かいます。途中、いくつもの山を越え、谷を越え、村を越え、進みました。車窓にはこれぞ黄土高原!という雄大な風景が広がります。見渡す限りの山が耕され、段々畑になっていることに改めて驚かされます。これをすべて人力で行ったことを考えると、そこにどれだけの苦労があったのか、そして今なおこの土地を耕している人たちの苦労はどれほどのものなのか。私には想像すらできません。

空の旅④ 黄河

2008年09月12日 | 黄土高原
 出発から一時間後。黄河です。この黄土色の大きな川の右側(東側)が山西省で、左側(西側)が陝西省です。黄河が黄土高原を縦断しています。

空の旅⑧

2008年09月12日 | 黄土高原
 陝西省の東北端に位置する、目的地の楡林市にすでに入っています。谷底から山頂まで、すべて耕されているのがわかります。上空から見ても、自然の状態のまま残されているところはほとんどないという印象です。森林がないどころか、ありとあらゆる山に人の手が入っています。これだけのことを、一体どのくらいの年月をかけて行なったのでしょう。

大泉山村

2008年04月14日 | 黄土高原
展望台から眺めた村の風景。若い人がどんどん村を離れ、人口はピーク時には220人でしたが、今は100人ほどに減っており、老齢化が深刻です。

頂上③

2007年12月19日 | 黄土高原
 これが西側の景色。この先はしばらく大きな街もないようなので、東側に比べれば空気はまだいいようです。でも遠くには灰色の層が見えます。
 それにしてもこの景色はすごいですね。目に飛び込んでくる大地、山、すべてが耕されています。ただ見ているだけでは絶景ですが、これをクワ一つで全て人力でここまで耕したことを想うと、なんて苦しくつらい労働なんだろうと思ってしまいます。

黄土高原の峠②

2007年12月18日 | 黄土高原
 こんな人里はなれた山の上にも村があります。こういう村は若い人がどんどん村を離れて、老人だけが残っている場合が多いのですが、この村にはどれだけの人が残っているのでしょうか。

黄土色の村

2007年12月16日 | 黄土高原
 この村のすぐそばに堡塁があったので、登りました。昨年夏、サントリー労組ツアーが来た時に登った時は、あたり一面緑のトウモロコシ畑に覆われていました。この時期はすっかり黄土色一色の大地です。この村もずいぶん人が離れてしまっているようです。

浸食谷②

2007年07月29日 | 黄土高原
浸食谷を進んでみると、谷底にはなんとトウモロコシ畑が。こんなところまで耕しています。地上部よりも谷底のほうが、流された養分や水分がたまっているため、作物が良く育つのかもしれません。
私は2004年に陝西省の農村にしばらく滞在していたときに、このように谷底に植えられた作物が大雨に浸水する風景をよく見ました。あの年は特に雨量が多かったからなのでしょうが、それでも万が一大雨になったら作物がだめになってしまわないか心配してしまいます。でも大同ではそんな大雨が降るはずがないと頭をよぎった後、なんだか悲しくなってしまいました。

ザ・黄土高原

2007年04月21日 | 黄土高原
これぞ黄土高原、という風景を見ようと、小高い山まで登りました。見渡す限りの黄土と段々畑、そしてよく見ると遠くの山の頂上付近に小さな村が点在しています。どれだけ広大な土地があっても、土地がこれだけ痩せていたら生活が大変なことは一目瞭然です。飲み水はどうなっているんだろう、子供の学校は?と思いをめぐらせてしまいます。