北京オリンピック、終わってしまいました。さみしい・・。1993年に、北京が2000年のオリンピックに北京が立候補した当時の様子を知っている私にとっては、悲願のオリンピックがとうとう始まり、そしてあっという間に終わってしまい、あっけないような、さみしいような、無事に終わってほっとしたような、様々な想いが去来しています。
北京に行くたびに、「オリンピックまであと○○○日」というカウントダウンの電光掲示板を眺めながら、その3桁の数字がどんどん小さくなり、とうとう2桁になり・・といった様子を感慨深くみつめていました。でも次に北京に行くときには、もうあの看板がないのかと想うと、それまたさみしい・・。ちなみにこの写真は、高見さんが7月に中国へ行った際に撮ってきてもらった、ちょうど開幕一ヶ月前の写真。お名残惜しいですわ。
男子マラソンの日、いつもスモッグでグレーにくすんでいた北京の空が、美しい秋晴れの青い空に覆われている光景を驚きとともにみつめました。交通規制や工場の創業一時停止措置などで果たしてどれだけの効果が出るのだろうと、正直半信半疑でしたが、オリンピック最終日にその努力が見事に実りました。交通渋滞も緩和され、移動時間が半分ですむようになったので、オリンピック終了後も、車両ナンバー規制を継続したほうがよい、という声も市民から上がっているそうです。マイカーが毎日使えなくて不便な思いをしていると思いきや、意外な反応でした。
大同に二度来て下さった通訳の唐さんのお宅では、オリンピック期間中、ご主人と息子さんの間で激しい五輪観戦チャンネル競争が繰り広げられ、同時に複数の競技をみたくて頻繁にチャンネルを変えていたら、ついにテレビのリモコンが壊れてしまったそうです・・。そして大至急、新品を調達したそうなのですが、昨日からはそのリモコンはもう静かにテーブルの上に置かれ、すっかりさびしい思いをしているそう。そうですよね、中国はあれだけの数のメダルを獲得したのですから、観戦する方も大忙しですね。壊れるまでにフル回転したリモコンには、お気の毒さまとしか言いようがありませんが・・。
さてGENのベテラン通訳さんとして、会員の皆さんにおなじみの王黎傑さんからオリンピック写真を送っていただきました。素晴らしい写真がいっぱいなのでご紹介します。
王さんのお話では、オリンピックを契機に中国では全国民あげての運動ブームが巻き起こっているそうです。確かに、超一流の運動選手の鍛え上げられた肉体を間近で見れば、自分も身体を動かしたい気持ちになるかもしれません。それに今まで中国であまりなじみがなかったスポーツが、ブームになるということもあると思います。王さんは、隔日で毎回1,500mから2,000m泳いでいるそうです。そしてかなりスマートになられたとか。うらやましい!やっぱり継続は力なりです。
きっとオリンピックこぼれ話として、たくさんのおもしろエピソードがあると思うのですが、日本では揚げ足を取るような、けちをつけるような報道が多いように思うのは気のせいでしょうか。負の側面ばかりではないはずなのになあ。張芸謀演出の開会式もあんなに素晴らしかったのに。どうしてつまらないことを取り上げて、全体を評価しないのか私にはよくわかりません。
私は来月4日から、専門家調査団のみなさんとともにまた北京→大同へ行ってきます。そしてまたオリンピックがらみのおもしろエピソードをたくさん仕入れてきたいと思います。
北京に行くたびに、「オリンピックまであと○○○日」というカウントダウンの電光掲示板を眺めながら、その3桁の数字がどんどん小さくなり、とうとう2桁になり・・といった様子を感慨深くみつめていました。でも次に北京に行くときには、もうあの看板がないのかと想うと、それまたさみしい・・。ちなみにこの写真は、高見さんが7月に中国へ行った際に撮ってきてもらった、ちょうど開幕一ヶ月前の写真。お名残惜しいですわ。
男子マラソンの日、いつもスモッグでグレーにくすんでいた北京の空が、美しい秋晴れの青い空に覆われている光景を驚きとともにみつめました。交通規制や工場の創業一時停止措置などで果たしてどれだけの効果が出るのだろうと、正直半信半疑でしたが、オリンピック最終日にその努力が見事に実りました。交通渋滞も緩和され、移動時間が半分ですむようになったので、オリンピック終了後も、車両ナンバー規制を継続したほうがよい、という声も市民から上がっているそうです。マイカーが毎日使えなくて不便な思いをしていると思いきや、意外な反応でした。
大同に二度来て下さった通訳の唐さんのお宅では、オリンピック期間中、ご主人と息子さんの間で激しい五輪観戦チャンネル競争が繰り広げられ、同時に複数の競技をみたくて頻繁にチャンネルを変えていたら、ついにテレビのリモコンが壊れてしまったそうです・・。そして大至急、新品を調達したそうなのですが、昨日からはそのリモコンはもう静かにテーブルの上に置かれ、すっかりさびしい思いをしているそう。そうですよね、中国はあれだけの数のメダルを獲得したのですから、観戦する方も大忙しですね。壊れるまでにフル回転したリモコンには、お気の毒さまとしか言いようがありませんが・・。
さてGENのベテラン通訳さんとして、会員の皆さんにおなじみの王黎傑さんからオリンピック写真を送っていただきました。素晴らしい写真がいっぱいなのでご紹介します。
王さんのお話では、オリンピックを契機に中国では全国民あげての運動ブームが巻き起こっているそうです。確かに、超一流の運動選手の鍛え上げられた肉体を間近で見れば、自分も身体を動かしたい気持ちになるかもしれません。それに今まで中国であまりなじみがなかったスポーツが、ブームになるということもあると思います。王さんは、隔日で毎回1,500mから2,000m泳いでいるそうです。そしてかなりスマートになられたとか。うらやましい!やっぱり継続は力なりです。
きっとオリンピックこぼれ話として、たくさんのおもしろエピソードがあると思うのですが、日本では揚げ足を取るような、けちをつけるような報道が多いように思うのは気のせいでしょうか。負の側面ばかりではないはずなのになあ。張芸謀演出の開会式もあんなに素晴らしかったのに。どうしてつまらないことを取り上げて、全体を評価しないのか私にはよくわかりません。
私は来月4日から、専門家調査団のみなさんとともにまた北京→大同へ行ってきます。そしてまたオリンピックがらみのおもしろエピソードをたくさん仕入れてきたいと思います。