1118話)南天門自然植物園の変遷(6)

1999年の4月初めに、近くの南庄村の人たちと日本からのボランティアが参加して、起工式をもちました。そのときの写真がこれで、私が撮りました。だいたいの場所はわかっていますが、どこに立ってカメラをかまえたか、思いだせません。それくらい、風景が変わってしまったのです。 いちばん最初に大同を訪れた1992年1月から、私はビデオカメラを回していました。最初はHi8だったものが、やがてデジタル(テープ)に . . . 本文を読む
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117話)南天門自然植物園の変遷(5)

今回にかぎらず、太行山の山中で驚くのは、わずかでも平地があって、水があれば、そこに人が住み、村ができていることです。どういう経緯でこんなところに村ができたのか、そのたびにふしぎに思います。 じつは植物園の建設を決めた場所にも、村があったのです。水があり、苗を育てられる平地があるのですから当然です。でも、私たちが訪れる10年近く前に全戸が離村したそうで、低い石垣のあととわずかな果樹が残っているだけ . . . 本文を読む
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1116話)南天門自然植物園の変遷(4)

李向東さんたちが探してきた植物園の候補地は7か所ありました。1998年7月の暑いさかりで、それを見て歩くのはたいへんだったんですけど、最終的に7番目の場所、霊丘県上寨鎮南庄村の近くに決めました。 立花吉茂先生からは、高低差があって地形が複雑なところのほうが、たくさんの種類の植物を育てるのにはつごうがいい、という指示がありました。そのほかにも、村からあるていど離れていて守りやすいところ、育苗のため . . . 本文を読む
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1115話)南天門自然植物園の変遷(3)

それらの自然林をみたことで、緑化にたいする私たちの信念も大きく変わってきました。森林が成立する自然の条件はたしかにあるのです。どこでもとまではいわないけど、あるところにはある。 それなのに、山という山が丸裸になっているのは、人為的な要因が大きいのです。まずは過剰な耕作、つぎに過剰な伐採、過剰な放牧、その原因としての過剰な人口。 余計なことですが、原油価格があがると、石炭価格も上昇します。大同は . . . 本文を読む
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1114話)南天門自然植物園の変遷(2)

その翌年、1999年夏だったと思いますが、李向東さんに誘われて碣寺山の山頂から急斜面をくだって、谷底に降りてみました。川島和義副代表がいっしょ。手元の高度計によると、高低差が350mほどありました。山頂付近は若い林だったんですけど、谷の底には一抱え以上のナラ、クルミなどが繁っていました。そして、分厚く腐葉土がたまっています。 印象的だったのは、胸高直径25cmものナナカマドがあったこと。その話 . . . 本文を読む
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1113話)南天門自然植物園の変遷(1)

大同で延べ200以上の緑化プロジェクトをつくってきました。私の立場では、「どの子も同じようにかわいい!」といわないといけないんでしょうけど、残したいものを1つだけ選べ、といわれたら、やはり霊丘県の南天門自然植物園です。 立花吉茂前代表(写真)が緑の地球ネットワークに参加するにあたって「植物園をつくりなさい。そこまで本気でやるんだったら、自分も参加する」と話しました。 そのことを霊丘の李向東さん . . . 本文を読む
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1112話)中日友好協会の発表

やはり主催者の発表をだしておかないといけないと思いました。中文です。 http://www.zryx.org.cn/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=28&id=1745 . . . 本文を読む
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1111話)中国の人たちの反応

日本国駐華大使館のブログが私たちのことを取り上げてくれました。 http://weibo.com/1938487875/E6wPGuKpE?type=comment#_rnd1472955832628 それに寄せられたコメントがおもしろいんですね。とくに9月3日は抗日戦争勝利記念日に定められていて、昨年は大々的な軍事パレードが展開されたんですね。そのためにこのような記事には大きな刺激があったよう . . . 本文を読む
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1110話)北京の集い

8月31日、中国日本友好協会の主催で、私たちの25周年を記念する活動が開催されました。会場は、中国人民対外友好協会の和平ホールで、130人もの人が駆けつけてくださいました。 対外友好協会の宋敬武副会長との会見のあと、会場に向かいました。控室で、長年の友人たちと握手をかわしました。元文化部副部長の劉徳有先生、中国共産党中央対外連絡部の劉洪才副部長、全国人民代表大会外事委員会の曹衛洲副主任、中華全国 . . . 本文を読む
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1109話)ヒメウコギの怪(4)

多くの日本の図鑑などに中国原産と記されているヒメウコギ(Acanthopanax sieboldianus)ですが、その原産地はどこか、調べようとしたのです。 中国高等植物図鑑(科学出版社)は中国の代表的な図鑑だと思います。その第二冊(1972年)にウコギ属は7種が載っていますが、ヒメウコギに対応するものはありません。 まったく期待しないで、その横にあった「園林景観植物識別与応用「灌木・藤本」 . . . 本文を読む
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1108話)ヒメウコギの怪(3)

学名(拉丁名)を介して、和名と中国名を翻訳でき、刺五加がエゾウコギであることがわかりました。分布する地域も双方の図鑑その他でわかるんですね。インターネットをつかえば、図鑑も不要です。 その延長で私が考えたのは、ヒメウコギは中国のどの地方の産か、ということです。それがわかれば、その道の専門家には、渡来ルートや時代の見当もつくかもしれません。 で、まずは中国の検索サイトに、ヒメウコギの学名Acan . . . 本文を読む
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1107話)ヒメウコギの怪(2)

大阪の事務所で引っ越しの最中、薬用植物の図鑑『中草葯図譜(五)』(広東科技出版社、2007)がでてきたので、何気なく開いたら、そのページにでていたのが刺五加(Acanthopanax senticosus Rupr.et Maxim.)でした。つい読みたくなるんですけど、作業の最中にそんなことをしたら、東川事務局長に叱られます。でも、こんな偶然が重なるために、私は深みにはまってしまうのです。 中 . . . 本文を読む
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1106話)ヒメウコギの怪(1)

なにがきっかけだったか記憶にないのですが、ウコギにとりつかれています。山歩きをするときも、ウコギがないか、いつもキョロキョロ。つれあいには「いつも熱中できるものがあっていいね!」とからかわれます。熱しやすく冷めやすい。 ウコギ科ウコギ属の灌木で、日本にも何種類かあります。ところがなぜか代表的な種がヒメウコギ(Acanthopanax sieboldianus)のようで、図鑑(たとえば牧野植物図鑑 . . . 本文を読む
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1105話)ブロッコリーの育苗

苗を買えばすむ話なんですけど、種から育てるのがすきで、今年もキャベツとブロッコリーの育苗をしています。盛夏のうえに、私が8月22日から3週間、ルスをしますので、けっこうやりにくいのです。 以前は、これらについても、胚軸切断挿し芽をおこない、けっこうおもしろい結果がでていました。本葉が2~3枚のころに地際で茎を切り、それを挿し芽するのです。根がたくさんでて、ふつうに育てたものより強くて、育ちもいい . . . 本文を読む
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1104話)菜園の虫(クモ)

どちらかというと、いい印象は少ないのです。巣が顔にかかったりするのはいい気持ちではありません。必要もないのに、木の枝をひろって巣を壊したりしています。でも、クモは肉食系ですから、私たちにとっては善玉=益虫なんですね。チョウ、ガ、カ、その他もろもろの虫を獲って食べていることでしょう。 ちっちゃたかったころ、ですからもう60年以上まえです。セミをはじめ、虫をつかまえるのがすきでした。というより、農村 . . . 本文を読む
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