1178話)野菜がおいしいわけは

季節はずれの写真ですけど、大同でも蔚県でも、スイカがおいしいですね。そして水分をとるのにいちばん安心です。水だと、たとえ汚染されてなくても、カルシウム、マグネシウムなどを多く含んだ硬水であるために、不慣れな日本人は下痢をしたりするのです。スイカはその心配がない。 雨が少なく乾燥していることが、スイカを甘く、おいしくしているんですね。あれほどのスイカは日本では食べることができません。とくに去年のよう . . . 本文を読む
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1177話)鬼が来た!のこと

中国映画「鬼が来た!」(2000年、監督主演・姜文)の第1ロケ現場が蔚県暖泉鎮西古堡でした。映画でいえば、後半部分がここで撮影されたのです。 出演した香川照之にとっても、深い印象をのこしたようで、『中国魅録-「鬼が来た!」撮影日記』を残しています。これがものすごくおもしろい!演技もそうですが、表現力が豊かで、かれは筆が立ちます。 この映画に出演したのは1990年代の末ですが、私はそのしばらく前から . . . 本文を読む
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1176話)まだみぬ小五台山自然保護区

小五台山は東北から西南に長く延び、長さは45km、面積は1800㎢もあり、そこに大きな峰が5つあります。 地形が複雑で、高い峰と谷の高低差は1800mあり、土の層も高さごとに大きく異なっているそう。ということは、たくさんの種類の植物が存在するということです。ここには小五台山国家級自然保護区が設定されており、みつかっている高等植物は1637種もあるそう。その位置は、このたびとは別ルートでアクセスする . . . 本文を読む
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号外)淀川についての勉強会(お誘い)

Green なんでも勉強会 「淀川の改変と環境保全」  講師・高田直俊さん(大阪市立大学名誉教授・元大阪自然環境保全協会会長) ●2月22日(木)18時30分~20時30分 ●大阪市立総合生涯学習センター 第4研修室(大阪駅前第2ビル5階)  淀川の河川敷を舞台になんどか鳥の観察会でお世話になった高田直俊先生に、  淀川の環境問題を話していただきます。  いうまでもなく淀川は大阪府民の生命のみ . . . 本文を読む
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1175話)小五台山(その入り口)1

以前にも書いたかもしれませんが、蔚県の地形はみごとに3つに分かれます。 中央部は東西に長い盆地で壺流河とその支流の両側に広がっており、標高は900m前後で、県の面積3220㎢の30.7%を占めます。 南部は深い山地で、平均海抜は1500~2000m、県の面積の35.4%です。 北部が黄土丘陵と低山で、海抜は1000~1500m、県の面積の34.7%を占めます。 今回紹介する小五台山は、南部山地の最 . . . 本文を読む
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1174話)風情はあるけど道がせまくて

蔚州古城のほぼ中央部に鼓楼があります。明の初期に周房によって建てられ、その後、何度も修復されましたが、1940年代に焼け落ちました。いまのものは1997年に建てられたものです。 この写真は鼓楼のうえから南をむいてシャッターを切りました。遠方にある門が南門=景仙門で、そこにいたる道が古城の大通りです。そして右のほう、西側にある塔が南安寺塔です。寺は失われ、塔だけが残っています。 道はせまいですよ。そ . . . 本文を読む
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1173話)酒のしくじり

酒の話のつづきで、昔話をしましょう。1994年春のことです。この時、共青団大同市委員会の祁学峰副主席がこの協力事業を担当することになり、渾源県、広霊県、陽高県などの農村をいっしょに回り、農家に泊まりました。農家で育った私とちがって、彼は都会っ子で、農村は初めてですので、私よりつらかったようです。 渾源県照壁村の前党書記の家で夕食をごちそうになりました。その家には猛犬がいて、太い鎖を力いっぱい引っ張 . . . 本文を読む
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1172話)80度の原酒を試飲しました。

緑の地球ネットワークのFacebookのページに東川さんが、酒のタンクの前で喉を鳴らす鶴田惇さんの写真を載せてくれました。あれも西古堡です。 https://www.facebook.com/genfcbk/photos/pcb.1643441955701907/1643441829035253/?type=3&theater 2017年4月のときタンクは空だったようですが、8月にはちゃんと醸して . . . 本文を読む
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1171話)映画「鬼が来た!」の撮影現場

蔚県の西のはずれに暖泉鎮があります。そこに西古堡という古い堡塁の村があります。清代には山西商人がここを拠点に経済を大発展させたのだそう。高熱で溶かした鉄を城壁にぶつけて、花火のようにして楽しむ打樹花もここの名物です。 私はもう20年以上前からすぐそばまできていたのに、こんなおもしろいところがあるとは知りませんでした。大同市広霊県の水神堂には多くのツアー参加者が訪れているんですけど、あそこからこの西 . . . 本文を読む
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1170話)玉皇閣

蔚州古城の城壁は高さ11.5m、一周は3800m余りで、北の部分は復元されていますが、南のほうは失われたところも少なくありません。何気なくこれまで城壁と呼びましたが、中国ではなんというのでしょう? 城墙かな? 城内と城外をつなぐ門は、東西南北に4つあるのがふつうだと思います。でも、蔚州古城に北門はありません。敵が攻めてくるのは北からだから、北に門があるのは危険だと考えたのでしょうか。 いえ、それは . . . 本文を読む
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1169話)蔚州古城

中国の都市は古来、高くてがんじょうな城壁に囲まれていました。そのほとんどが正方形で、東西南北の方位にきちんとしたがい、城内の街区もEXCELのようにきちんと区切られています。 ところが蔚県県城の西北のはずれにある蔚州古城は、GoogleEarthの画像で一目瞭然のように、不定形で、城内の道路もまっすぐに通っていません。なぜでしょう? なんども書いてきたように、蔚県は南の農耕民族と北の遊牧民族とが交 . . . 本文を読む
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1168話)黄土段丘のお寺(重泰寺)

『中華遺産』という雑誌の2012年5月号が「鉄城蔚県-中国的堡塁」という特集を組んでおり、蔚州博物館で購入しました。上田信先生によると、とてもよくまとまっているそうですが、中国語をよく解さない私は写真をみるだけ。 そのなかの重泰寺の写真がとても印象的で、昨年9月、前中久行代表を誘って行ってきました。この寺は遼代の創建で、張家口市のなかでもっとも保存状態のいい、規模の大きなお寺だそうです。不信心な私 . . . 本文を読む
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1167話)燕雲十六州

万里の長城は南の農耕地帯と北の遊牧地域との境界にあたります。地図でみると、北京市、河北省、山西省のあたりで、北側の外城と南側の内城とで二重になっています。 農耕民族、つまり漢族の力が強いときは外城までが勢力範囲になり、力が弱まると内城が境界になりました。内外長城に囲まれた範囲は支配民族が何度も入れ代わったわけですね。 代表的なのが遼・金の時代。遼代は契丹族、金代は女真族がここを支配し、南には漢族を . . . 本文を読む
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1166話)杏花

 蔚県の5つの花のうち、本来なら最初に紹介すべきなのが杏花です。蔚県の農村でアンズはたくさん栽培されていますが、多いのは種のなかの杏仁を目的とする杏扁です。固い核を割ると平べったい杏仁がでてきますが、あれをナッツとして、またはジュースに加工して食用にします。薬材としては用途がたくさんあるようで、杏林は日本でも病院や製薬のシンボルです。また杏仁を搾ったアプリコットオイルは良質の保湿剤として化粧品に欠 . . . 本文を読む
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1165話)剪紙(切り紙)

蔚県の5つの花のうち3つは伝統の技で、これまで打樹花と彫花については書きました。今回紹介するのは窓花、剪紙(切り絵)についてです。春節などに切り絵を窓に張ったことからこう呼びます 蔚県の人口は52万人ですが、剪紙に従事する人は2.6万人、人口の5%にもなりますので、一大産業といっていいでしょう。 剪紙には鋏で切るものと、刀で切るものとがありますが、ここでは刀で切ります。薄い紙を何枚かと下絵を重ね、 . . . 本文を読む
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