1137話)南天門自然植物園の変遷(24)

こう花の写真を並べてみると、紫の花が多いのに気づきます。これの中国名は「藍刺頭」(Echinops latifolius)で、名前そのままですね。丸いのが1つの花ではなく、小さな花がたくさんまとまって丸くなっているわけです。 日本のヒゴタイとよく似ているんですけど、同じものでしょうか。ヒゴタイは九州をはじめ西日本のどちらかというと暖地に分布していますけど、中国のこれはけっこう寒いところです。 . . . 本文を読む
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1136話)南天門自然植物園の変遷(23)

キンポウゲ科トリカブト属の草花で、レイジンソウ(のなかま)です。中国名は牛扁といいます。花の形からトリカブトのなかまであることがわかりますが、花がクリーム色です。水のそばが好きなようで、管理棟から南天門に登る途中の右側、沢筋にあります。 もとからそこにあったものか、外から持ち込んだものか、いま私にはわかりません。河北省の野三坡、小五台山などの自然保護区を、南天門自然植物園のスタッフたちといっしょ . . . 本文を読む
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1135話)南天門自然植物園の変遷(22)

トリカブトの一種ですが、種類はとても多いようなので、細かなところまではわかりません。もともと園内にはなかったのですが、近くの山から根株を採ってきて植えたものです。管理棟の真向かいの斜面下部に植えてあります。 花のかたちがおもしろいし、紫の花色がすきで、私のすきな花のひとつです。 猛毒があり、とくに根に多いそうです。花をみたことのない人でも、トリカブト殺人事件のことは知っているかもしれません。い . . . 本文を読む
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1134話)南天門自然植物園の変遷(21)

南天門自然植物園の管理棟からちょっと登ったところに、直径10mほどの小さな池があります。そこから左へ小道をたどると、50mほど行ったところに2か所、小さな湧き水があります。こんなに小さくても中国では「泉水」です。さっきの池は、この泉水が貯まっているもの。 そして、湧き水の周囲が湿地ふうになっていて、そこの中心をなすのがこのウメバチソウ(梅花草)。でも、草丈も花の大きさも日本のものよりずっと大きく . . . 本文を読む
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1133話)南天門自然植物園の変遷(20)

これは灌木です。南天門自然植物園の日向斜面にたくさん生えていて、ふつうなら写真を撮る気にもならないんですけど、あまりにもみごとに花がついていたので、ついシャッターを切ったのでしょう。2004年7月の撮影です。 このときからデジタル一眼レフに換えています。それまではフィルムでしたので、遠慮しながら撮影していたんですけど、このときから急に撮影枚数がふえています。 ニンジンボク(荊条 Vitex n . . . 本文を読む
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1132話)南天門自然植物園の変遷(19)

これは南天門自然植物園の敷地内ではなかったんですけど、近くですから許してもらいましょう。いまでも忘れません。2006年7月だったと思うのですが、ツアーに参加していた稲井由美さんが山中でみつけ、立花先生のところにもってきました。その後、霊丘の空中草原でなんどもみました。 草丈は50cmほど。花の直径が5㎝前後もあり、ほんとに豪華な花です。中国名は「金蓮花」(Trollius chinensis)で . . . 本文を読む
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1131話)南天門自然植物園の変遷(18)

南天門自然植物園にはきれいな花も多いのです。緯度が40度近くで、海抜が900~1300mほどですから、日本でいえば高山植物といったところでしょうか。でも、夏の日中は気温がけっこう上がりますので、暑さにも強いですね。 これから何回か、草花をみていただきましょう。最初に登場するのはこれ。いつもヒエンソウ(飛燕草)と呼んでいたのですが、手元のポケット図鑑によると、これは「翠雀」(Delphinium . . . 本文を読む
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1130話)クリックで緑の地球ネットワークの応援をお願いします!

毎日のクリックで緑の地球ネットワークを応援していただけるサイト 「gooddo(グッドゥ)」のご案内です。 パソコン、スマホ、タブレット、なんでもけっこうです。 http://gooddo.jp/gd/group/gentree/?from=fbn0 上記のページを開き、すこし下にスクロールすると、 「毎日のクリックで応援する」というコーナーがあります。 そこの「応援する!」という赤いボタンをクリ . . . 本文を読む
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1129話)南天門自然植物園の変遷(17)

日向斜面を遠くからみると、緑はまばらで、土や岩石の表面がみえているところが多いのですが、近づくと、こんなふうにけっこう繁っています。 日陰斜面と比べて、大きくちがっているのは、喬木が少なく、灌木が中心になっていること。でも、ぽつぽつとナラなどの喬木の苗も育っていますので、そのうちにまた変わるかもしれません。 いちばん多いのは、ニンジンボクと灌木のトネリコ(小葉白蝋樹)です。とくにトネリコは、1 . . . 本文を読む
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1128話)南天門自然植物園の変遷(16)

乾燥地の植物にみなさん、どういうイメージをお持ちでしょうか? 厳しい環境にジッと耐え、けなげに生き抜いている。そういう例も多いのでしょうけど、そのいっぽう、私たちが想像できないくらい、強く、勢いがあり、生き生きしているものも少なくありません。 地面に落ちた種は、ちょっとでも雨がふると、すぐに発芽して、わずかの土、わずかの水分で育ちます。一例をあげると、イトハユリ(山丹)は光沢のある濃い朱色の花を . . . 本文を読む
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1127話)南天門自然植物園の変遷(15)

南天門自然植物園のことを紹介するとき、北向きの日陰斜面(陰坡)の樹木の生育ぶりに触れることが多いのですが、南向きの日向斜面の変化もそれに劣らず大きいのです。 南斜面は乾燥その他のために一般的に植物が育ちにくいのです。となると、雨のたびに土が流されて、岩盤がむき出しになっているところまであり、そのようなところでは植物が育たない。悪循環ですね。 南天門自然植物園も例外でなく、何回か前に2000年夏 . . . 本文を読む
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1126話)南天門自然植物園の変遷(14)

大同に通うようになった1992年以降、年平均5回は行っているんですけど、まったく行っていない月があります。2月と6月。2月は寒くて野外での活動ができないうえに、たいてい春節(旧正月)があり、中国人にとっては家族団欒のときですから、そのジャマをしたくない。 6月は、植栽に不向きな時期です。若葉が広がったばかりで、移すのはよくない。そのうえ7、8月ほど雨が降りません。日本では総会の開催が6月で、離れ . . . 本文を読む
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1125話)南天門自然植物園の変遷(13)

南天門自然植物園の写真をつかうとき、着工当初の写真は冬~初春のもの、最近のものは夏の緑の濃い写真というわけで、ちょっとインチキっぽいですね。 で、今回は2000年夏の写真をみてもらいましょう。この年は雨があったので、その前年や翌年より、ずっと緑が濃かったのです。ただ、特徴的なことがありました。キンポウゲ科を中心とする毒のある植物と、鋭い刺をもつ灌木がめだったことです。これはヒツジやヤギ、そして下 . . . 本文を読む
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1124話)南天門自然植物園の変遷(12)

南天門自然植物園にはたくさんの日本の専門家にきていただきました。初期に多かったのがこの方たちです。 立花吉茂先生はこのプロジェクトの提唱者でした。遠田宏先生(左端)は1994年夏に最初にきていただいて、その翌年は現役最後の年でしたから抜けましたけど、1996年からは春と夏の2回、毎年きていただきました。小川房人先生(右端)にも5回以上きていただいたと思います。 小川先生は話がとてもおもしろかっ . . . 本文を読む
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1123話)南天門自然植物園の変遷(10)

敷地の入り口近くの平坦地に管理棟を建てました。以前は流黄水という名の村があったところです。近くに湧き水がつくる池もありますので、生活にも便利。 大同事務所の武春珍所長の依頼でできあがった完成予想図をみてびっくりしました。おしゃれできれいなデザインなんですね。とにかく彼女は、なにをするときも、ハオカン・プーハオカン(好観不好観)を最重視していました。きれいか、そうでないか、です。 でも、そんな建 . . . 本文を読む
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