GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

植林カード付 オーガニックコットンTシャツ(バード)

2008年05月28日 | 協力企業の取組み
雑誌「ecocolo」が、Tシャツ&植林カードの販売を通じてGENの植林活動に協力をしてくださっています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ecocolo」(エココロ)とは、エコを感じるココロという意味で、「自分に優しく地球に優しい暮らし方」を提唱する、女性向きのとても読み応えある雑誌です。そのecocoloが「エココンシャスでオシャレな生活のための、地球にやさしいアイテムを取り揃える」ネットショップを展開しています。地球に優しい暮らし方のことを、どうやらエココンシャスとゆうらしいです。ふむふむ。
詳しくはこちらのページをご覧ください↓
https://ec.ecocolo.com/10801495
植林カード1枚につき、植林1本につながります。
こちらのデザインは、バード。人気ブランド「スピックアンドスパン」のTシャツです。植林カード付で4,800円です。ちなみにレディースですよ~。

GEN自然と親しむ会のお知らせです。

2008年05月27日 | Weblog
初夏の京都府立植物園見学
 便利なロケーションと豊富な植物で京都市民に親しまれている京都府立植物園。植物にくわしい専門家の案内で歩くと、よりいっそう楽しめます。初夏の1日、緑の中の散策を楽しみましょう。

日時:6月1日(日)10時~15時ごろ
場所:京都府立植物園
集合:京都府立植物園正門前に10時
案内:立花吉茂さん(GEN代表、花園大学客員教授)
参加費:700円(保険料含む、入園料一般200円は含まない)
申込:5月28日までにGEN事務所まで
持ち物:お弁当、飲み物、あれば植物図鑑。歩きやすい服装、靴でご参加を。

ぜひご参加ください。

GEN事務局より四川省大地震義援金のお願い 

2008年05月19日 | Weblog
 中国四川省でマグニチュード8.0(5月18日に7.8から訂正)という大地震が発生しました。阪神大震災がM6.9 でしたので、強さからいえば50倍にもなります。
自然災害は人にとって公平・公正ではなく、貧しい地域の貧しい人びとを狙い撃ちします。今回も震源となって大きな被害を受けたのは少数民族地域の山岳部です。破壊の程度があまりにもひどくて、軍を主体にした救援活動も思うように進んでいません。死者は推定5万人を超え、被災地域は日本の国土より広く、被災者は1千万人を超え、避難生活を送っている人が5百万人ともいわれます。余震の発生、地震湖やダムの決壊の恐れ、感染症など2次的な被害も心配されます。
 私たちの協力地・山西省大同市もかなり揺れたようですが、被害はありませんでした。
 被災地の人びとがこの衝撃から立ち直り、生活の再建にたどりつくまでの道のりは長いと思います。中国でも政府、民間を問わず、支援活動がとりくまれています。私たちがこれまで信頼関係を築いてきた団体も、さまざまに動き出しています。
 これまで私たちは、張家口の地震(1998年)、大同の地震(1999年)にさいして被災地を見舞い、その後、3つの小学校の再建に協力してきました。
 かつてない大地震にさいして、私たちも可能な支援活動に加わりたいと思います。近く高見事務局長が中国を訪れることになっており、具体的な方法はそこで相談してきますが、これまでに信頼関係を築いてきた中国側の団体をつうじて、もっとも効果的な活動に取り組みたいと思います。
 みなさまの義援金へのご協力をお願いいたします。
 会員の皆様には本日発送した会報に郵便振替用紙を同封しました。通信欄に被災地救援と明記してくださるようお願いいたします。

郵便振替 00940-2-128465 名義 緑の地球ネットワーク

【おことわり】義援金への領収書は、特別のばあいを除き、次号の会報に同封させていただきます。ご了解をお願いいたします。

緑の地球ネットワーク


四川大地震について

2008年05月18日 | Weblog
  中国四川省で大地震が発生しました。発生翌日からGEN事務所にも大同を案じる電話や、支援についての問い合わせを複数件いただきました。大同もかなりの揺れを感じたそうですが、幸いけが人などは出ていないそうです。

 四川省を中心とする被災地の様子は日本でも連日大きく報道されていますが、中国のサイトには、テレビニュースでは報道されない生々しい写真がたくさん掲載されています。学校の倒壊現場で、小さな女の子が折り重なるようにしてがれきの下に倒れている写真は、涙なしには見ることができません。みんなお父さんとお母さんのたった一人の大事な宝物だったと思うと胸がつまります。中国語で「心痛!心痛!(心が痛む)!」と悲痛な心情をあらわすたくさんのコメントが書き込まれていました。

 そしてその写真には、あるエピソードが添えられていました。日本在住の中国人記者がこの現地の悲惨な惨状をより多くの日本人に知ってもらおうと、その写真を添付したメールを複数の日本人の友人に送ったところ、数分のうちに、早稲田大学の教授やテレビ朝日の記者などからたくさんの返信があり、「この子たちの姿に涙を流しています。ああ、早くお父さんお母さんの元に帰れますように・・。何か自分にできることをします」と返信があったことを伝えています。そして日本メディアのニュース映像の写真をつけ、日本のメディアが今回の地震を大きくとりあげ、義援金を募っていることや、日本の多くの企業が多額の義援金の拠出を決定したことも書かれていました。
 そしてその記事には、中国人から「親密な友よ、ありがとう。あなたたちの気持ち、決して忘れません」など感謝の意を表すたくさんの書き込みがありました。私は、あんなにたくさんの日本に対する好意的な書き込みコメントを見たのは初めてでした。心が震えました。そして「北風と太陽」の話を思いました。

 日本と中国はずっと「近くて遠い国」といわれてきたけれど、やっぱり「近くて近い国」なのだと思います。経済的にも関係が深く、心理的にも距離が近く、お互いに関心があるからこそ、感情的な摩擦が起こるのだと思います。お互いに関心がなければ、衝突も起こりえません。ミャンマーのサイクロン被害と比べ、四川大地震に対する日本社会の関心の大きさ、対応の違いを見て、改めてそう感じました。

  どうか被災地の人々の元にたくさんの支援が届きますように。中国の人たちに日本の支援の心が伝わりますように。

お知らせです

2008年05月09日 | Weblog
☆関東のみなさんへ
①「第19回 森と花の祭典 みどりの感謝祭」
直前のお知らせになってしまいましたが、5月10日(土)11日(日)の二日間、東京の日比谷公園にれのき広場で開催される「第19回 森と花の祭典 みどりの感謝祭」に緑の地球ネットワーク関東ブランチ(関東地方の有志のみなさんが参加)がパネル展示で参加します。明日からです。ぜひお立ち寄りください。

第19回 森と花の祭典 緑の感謝祭 森林の市 ~森林の息吹にふれよう~
日時:5月10日(土)10:00~17:00
      11日(日)10:00~16:00
場所:日比谷公園 にれのき広場

また関東ブランチの皆さんは、当日お手伝いしてくださる方を募集しています。
場所は公園の芝生の中34番。向かいは「野鳥の会」のブースだそうです。
関東ブランチからのメッセージは下記の通り↓

~ボランティア募集~
○5月10日 設営に来てくださる方。
8時半から10時ごろの予定でパネル展示、会場準備、荷物の運搬などをお願いします。
○5月11日 撤去に来てくださる方。
4時ぐらいから撤去します。会場片付け、梱包、荷物の運搬などです。
○5月10日、11日の10:00-16:00ごろ ブースのお手伝いをしていただける方。
短時間でもかまいません。ワーキングツアーの楽しさや中国の環境のことについて、GENの活動あるいは中国のよさ悪さ。パネルをご覧になっている方とお話して、伝えていただけませんか?
ご協力お願いします。

とのことです。関東のみなさん、ぜひ飛び入りでご参加ください!

☆関西のみなさんへ
②会報「緑の地球」発送作業ボランティア募集のお知らせ
5月19日(月)10:00からGEN事務所で隔月で発行している会報の発送作業を行ないます。ご都合のつく方、ぜひお手伝いしてください。宜しくお願いします。
GEN事務所は、JR環状線、地下鉄中央線「弁天町」駅から徒歩10分です。

③GREENなんでも勉強会「アフリカをたずねて」開催のお知らせ 
 2回シリーズの第2回目を、5月20日(火)に大阪で開催します。4月22日に第1回目が開かれ、20名を超える方の参加があり大盛況だったそうです。
 GENの黄土高原ワーキングツアー参加者のあいだでは“鉄人”の異名で知られる石原務さんが講師です。石原さんは、アフリカにも足しげく通っておられます。地理・歴史・動物・人間、広い関心をもって撮ってこられた豊富な映像を見ながら、ダイナミックなアフリカのお話を聞いてみませんか。

第2回「サハラ・カラハリ砂漠」
 サハラ砂漠では50万年前から人類が暮らしつづけてきたといわれ、1万年から5000年前までは牧畜、農耕も栄えていました。当時の岩絵がたくさん残っています。カラハリ砂漠は年間降水量が250mmほどあり、むしろサバンナに近い地域で、スイカやヒョウタンの原産地といわれています。現代人類の元祖といわれるサン族が生活しています。

●日時:5月20日(火)18時30分~20時30分
●場所:大阪市立弁天町市民学習センター第3研修室
(JR環状線「弁天町」駅北出口、地下鉄中央線「弁天町」駅2A出口すぐ)
http://osakademanabu.com/bentencho/
●講師:石原務さん
●参加費:各回700円

以上、宜しくお願いします。