GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

GEN春のワーキングツアー続報

2007年03月22日 | Weblog
先週の月曜日にGENツアーを締め切りました。今回も北海道から九州まで全国各地から29名のご参加です。今年は4月中旬にツアー時期をずらしたため、申込みの出足が遅く、あまり人数が集まらないのでは?と少しやきもきしたのですが、申し込み締め切り間際にたくさんの申込みをいただきました。19歳の大学生から、最長老は元気はつらつの76歳まで。こうして様々な年代の方とご一緒できるのも、このツアーの魅力です。

今日、高見事務局長とGEN顧問の遠田先生が中国へ出発しました。私も昨年春は40日間大同に滞在しましたが、今年はGENツアー引率担当なので、日本に居残りです。この時期、日本にいるのは5年ぶり。5年ぶりの日本の桜が今からとても楽しみです!そしてツアーで大同の満開のアンズの花も見ることができたら最高です~。

今年の春はGENツアー以外に、企業や労組のツアーなど、4つのグループが大同を訪れることになっています。残念ながらリアルタイムの現地リポートができませんが、随時各ツアーから写真をいただいて、またこのブログで紹介したいと思っています。

関東ブランチ3月の月例会のお知らせ

2007年03月14日 | Weblog
東京では過去のワーキングツアー参加者などの有志が集まって、月に一回「関東ブランチ」と題して、月例会を行なっています。GENの会員を問わず、どなたでもお気軽にご参加いただける集まりです。3月の月例会は、下記の通りです。ぜひご参加ください。

3月17日(土)15時~18時ごろ
内容:  題名『黄土高原の村と町と人々』
話題提供:松永光平さん(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻)
会場:  立教大学池袋キャンパス 五号館 1階 第一会議室
     詳しくは、添付の地図をご参照ください。
     http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/ikebukuro/index.html

中国語の怪

2007年03月12日 | Weblog
GEN事務所は、いつもたくさんの人の出入りがあります。
会員さん、支援企業の方、取材のマスコミ関係者などなど、ほぼ毎日のようにお客さんがあるときもあります。今日はなんと国税庁の職員の方が、「認定NPO法人」関連で調査に来られています。
先日は中国からの研修の方がいらっしゃいました。JICA(国際協力機構)の中国のカウンターパートである中国科技部の方が、JICAを通じた技術協力を促進するための研修で日本を訪れ、GEN事務所を訪問されました。GENは、JICA草の根技術協力の委託事業を行っています。そのご縁で、JICA関連で中国から研修団が来られると、高見事務局長がよく講師を務め、GENの活動紹介、日本のNPO事情の紹介などを行っています。

それにしても中国の方って本当にパワフルですね。今回は4名来られましたが、様々な質問が絶え間なく飛び交い、小さな事務所は中国語で圧倒されてしまいました。中国で中国語を話すときにいつも思いますが、中国では腹から声を出して話さないと、中国の人と対等に話ができない気がします。日本語は口先でぼそぼそと話しても問題ありませんが、中国ではそうはいきません。腹の底から声を出さないと、発音も上手くいかないような気がしてなりません。中国語っぽく聞こえないというか。といっても特に意識しなくても、中国に行くと自然に私も大きな声になっているのですが・・。国土の大きさに、声量が比例するのかも。
中国にいなくても、大阪の事務所で、大同事務所の武春珍所長のパワフルな電話を受けると、私も気がつくと、大声で中国語を怒鳴っていたりします・・。あの武所長の声量と早口に対抗するには、こちらも大きな声でズバッと主張しないと、こちらは一方的に聞くだけになってしまいますから。私から武所長の話に大きな声で割り込んでいかなければ、話すすきがないのです・・。電話も戦いですね。といっても、決してけんかをしているわけではなく、普通の話をしているだけなのですよ。。日本にいるとついつい中国語が鈍ってしまって、口が回らないのですが、たどたどしい中国語で必死に大声で叫びながら、日々大阪の事務所で奮闘しています。

宝の山

2007年03月06日 | Weblog
今日もGEN事務所に、古切手が届きました。こうやってたくさんの方から古切手を送っていただいています。毎月少しずつ送ってくださる方、企業、地域サークルなどで集めて大量に贈ってくださる皆さんなど、様々です。
先日もたくさんたまったので、大きなダンボール丸々二箱分を換金しました。小さな小さな切手一枚が集まって、なんと総重量18.5kg、11,100円になりました。「地球環境林」プロジェクトに植えるモンゴリマツ苗を、740本買うことが出来ます。この他、外国コイン、外国紙幣などあわせて、今回の換金額は16,500円になりました。モンゴリマツ苗で1,100本分です。大きいですね!本当にありがとうございます。

本来であればもう使い道のない、ただゴミになってしまう使い古しの切手も、こうして集まると大きな金額になるのですね。お一人お一人の気持ちが集まると、こんな大きな力になるということをいつも事務所で感じています。
「国際協力」と聞くと、なんだか難しいような、大それたことのようなイメージがありますが、自分の出来る範囲での協力というものがいろいろあるのだなあと、この事務所で働き始めて改めて感じました。またNGOの仕事は、どうしても現地プロジェクトなどにスポットが当たりがちですが、実際は日本国内のたくさんの人の「気持ち」に支えられて成り立っていることに、気付かされます。本当にありがたいです。

GEN事務所では、古切手、外国コイン、外国紙幣の他に、書き損じはがき(もう使わない年賀状があまっていませんか?)を集めています。また未使用の切手、商品券なども大歓迎です。ぜひGEN事務所までお送りください。どうぞ宜しくお願いします。

黄土高原ワーキングツアー 締め切り迫る!!

2007年03月05日 | Weblog
ここのところ、更新が滞っていました。
気がつけばあっという間に3月です。そしてあっという間に、2007年春ツアーの締め切り一週間前です!初めて参加される方、リピーターの方、その他今回も全国各地からお申込みをいただいています。ありがとうございます。締め切りまであと一週間ですが、定員にまだ余裕がありますので、我こそは!という方、ぜひご参加ください。ご応募をお待ちしています。

今年は記録的な暖冬になりました。大同も例外ではなく、アンズの花が例年より早く咲いてしまうのでは?と少しやきもきしています。例年、といっても、大同の気候、特に春の気候はまったく予測がつきません。昨日は20℃以上あったと思ったら、翌日は零下まで下がって雪が降ったり。振れ幅が日本以上に大きいのです。なんとか4月20日前後の私達のツアーを待っていてくれるといいのですが。
それにあまり花が早く咲きすぎると、収穫にも影響が出る可能性があります。4月いっぱいは、いつ零下まで下がり、雪が降るかわからない状態ですから、あんまり早く花が咲いてしまうと、遅霜の被害を受ける可能性が高まります。花が咲いた後に霜が降りると、全部だめになってしまい、収穫がゼロになってしまうのです。そういう意味でも、花の時期はなるべく遅いほうがいいと思います。なんとか私達のツアーを待っていてほしいなあ。

ということで、花はきっと待っていてくれるはず!!大同の満開のアンズをぜひ見たい!という方、ぜひご参加ください。日本の桜も楽しみですが、見渡す限り黄土色一色の風景の中に咲き誇る満開のアンズは、まさに圧巻です。(ここまで書いておいて、アンズの花が終わっていたら、ほんとにスミマセン・・。)

それとここまで読むと完全な「お花見ツアー」の様相ですが、一応「ワーキングツアー」と銘打っていますので、現地では存分に作業を用意しています。そちらも宜しくお願いします。。