GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

すいかが豊作です

2008年09月10日 | Weblog
 昨日の雨模様から一転して、今日は朝から晴天に恵まれました。本来は昨日の午後予定訪問予定だった采涼山プロジェクトとカササギの森にまず向かいました。
 今年は大同の街中でも、農村の軒先でもたくさんのスイカを載せたロバ車に出会いました。どうやらスイカが採れすぎて、価格が暴落して困っているそうです。いまや1個一元(16円)でも売れないそうです。後日、山西省のお隣の陝西省に行ってきた際に、スイカ一個いくらくらいか聞いたら、最低でも5~6元はすると言っていました。「大同は1元でも売れてなかったよ」と言うと、すごく驚いていました。地域が変われば事情も変わりますね。

高級マンション

2008年09月10日 | Weblog
 大同市街地に、ひときわ目立つマンション群がありました。入口では高級外車が絶えず出入りしています。地下には大きな駐車場があるようです。山西省には黄土色一色の痩せた大地で暮らす厳しい農村もあれば、炭鉱バブル成金も存在します。その両方の光景を常に行き来しながら目の当たりにしますが、どうしても同じ省の中での風景とは思えません。いちおう共産国なのに・・。

采涼山プロジェクト①

2008年09月10日 | 采涼山プロジェクト
 見てください、今年もまた采涼山のマツは大きく伸びました。毎年加速度をつけながら、ぐんぐん伸びていくようです。采涼山プロジェクトの経過について、専門家に説明をする大同事務所の武春珍所長と、通訳の王黎傑さん。

采涼山プロジェクト②

2008年09月10日 | 采涼山プロジェクト
 マツの成長の様子をメジャーで測っている桜井GEN顧問。専門家の先生みなさんに共通しますが、何を見ても、どこへ行っても、常に好奇心と探究心で熱心に観察されるその姿に大変刺激を受けました。私のほうがもっともっと勉強しなくてはならないのに。先日、小川先生の脳みそをそのままそっくりもらいたい、なんて安易なことを書きましたが、その知識の蓄積はこうした日々の研究と努力の積み重ねなのだと改めて痛感、そして反省。

采涼山プロジェクト⑤

2008年09月10日 | 采涼山プロジェクト
 やっぱりたくさんついていました。昨日見た白登苗圃での苗とまったく違い、根にたくさんカビのような白いモヤモヤしたものが肉眼でよくわかりました。なるほど。こんなに違うものなのですね。私は初めて菌根菌というものを目の当たりにして、なんだか感激しました。過酷な環境でも根の下で菌もがんばってるんだなあ。
 武所長も熱心に観察しています。ここの表土を持ち帰り、白登苗圃で使うことにしまし

カササギの森①

2008年09月10日 | カササギの森
 采涼山プロジェクトから、キノコを探しなら歩いてカササギの森まで登って来ました。写真は後からついてきたバスです。采涼山プロジェクトに比べまだ背丈は低いですが、カササギの森の入口付近のマツも急に伸びてきたように思います。
 カササギの森プロジェクトにご協力いただいている皆さんにご報告をするための写真をたくさん撮ってきました。また改めてご報告します!

カササギの森③

2008年09月10日 | カササギの森
 そしてここが毎年定点観察しているおなじみの場所。どうでしょうか、少しずつ緑は濃くなって来ているでしょうか。このあたりはあまり劇的な変化がないように思いますが。

中秋の名月①

2008年09月10日 | Weblog
 9月14日は、中秋節、いわゆる中秋の名月です。中国は今年からこの中秋節が三連休になりました。中国では、中秋節には家族団らんで月餅を食べる習慣があり、路上でもたくさんの「月餅屋台」を見かけましたが、ここ大型スーパーのウォールマートでも月餅が山積みになっていました。

中秋の名月②

2008年09月10日 | Weblog
 これ見てください!中秋節にはお互いに月餅を贈り合うのですが、このように月餅商戦も過剰気味。派手で大きな梱包の中には、ぽつりぽつりとしか主役の月餅が入っていなくて、月餅を贈っているのか包装を贈っているのかわからないものも多数あります・・。また1斤(500g)月餅から3斤(1.5kg)月餅まで、大きさを競う巨大月餅もありました・・。一体何人で食べるのでしょう。いやあ、それにしても本当ににぎやか。

中秋の名月③

2008年09月10日 | Weblog
 私が一眼レフで月餅の写真をばしゃばしゃ撮っていると、お客さんの男性から「なんで写真撮ってるの?記者なの?」と声をかけられました。大同で大きな一眼レフを持っている人はあまりいないので、よく記者に間違えられるのです。普段は自分が日本人だということをあまり大っぴらに言いたくない、というくせがついているのですが、こういうときは正直に言ったほうがいいと思い、「私は日本人で、日本にはこういう習慣がなくて珍しいので、写真を撮っているんです」と言うと、「そうか!そうか!」とそのまわりに居た人たち何人もが持ち前のサービス精神を発揮して、「中国では中秋節というものがあってね、月餅を食べてね・・」と各々がいっせいに中秋節について教えてくれました。うふふ。なんて親切な人たちでしょう。顔はコワモテですが。ありがたや。

レジ袋、有料です。

2008年09月10日 | Weblog
 レジの前に掲げられたレジ袋有料化のお知らせ。中国ではオリンピックを前に様々な環境政策を開始しましたが、このレジ袋有料化もその一つ。今年の6月1日から開始されたとあります。日本ではいろいろな場所で数年前から試験的に始めていますが、中国はやることが早い!鶴の一声であっという間に政策が変わります。
 小袋0.1元、中袋0.2元、大袋0.3元でした。日本と同じように様々なデザインのマイバックも売られていました。