GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

お知らせ

2007年02月23日 | Weblog
☆高見事務局長がラジオに登場します。
●ラジオ深夜便「こころの時代」NHKラジオ第1 
日時:3月8日〔木〕、9日〔金)朝4:05~4:50
なんと早朝4時からです!早起きの皆さん、ぜひお聴きください。

☆講演会のお知らせ
高見事務局長が東芝環境展でお話しをします。オープンな集まりです。
ぜひお越しください。
●東芝環境展
 「中国植林プロジェクトの15年」
日時:3月9日(金)14:30~16:00
場所:東芝ビル39F 多目的ホール
㈱東芝
 住所: 東京都港区芝浦1-1-1
 交通: JR線/浜松町駅 下車 徒歩5分
 都営浅草線/大門駅 下車 B3出口 徒歩8分
 都営大江戸線/大門駅 下車 B3出口 徒歩8分
 東京臨海新交通「ゆりかもめ」/日の出駅 下車 徒歩5分
http://www.toshiba.co.jp/env/kankyouten/    
http://www.toshiba.co.jp/social/jp/info/kankyouten2006_j.htm

上海に行ってきました

2007年02月08日 | Weblog
先日、私用で上海に行ってきました。普段は、北京を中心とする中国の北方地域をうろうろしているので、上海にはあまり縁がありません。前回上海を訪れたのは、2001年。前職の時出張で訪れて以来ですから、約6年ぶりです。
前回東京から行ったときも、上海の発展の象徴でもある高層ビル群に心底驚きました。
今回は、前回との比較というより、つい2週間前に訪れた黄土高原の村々の風景と、上海の繁栄ぶりをついつい対比させてしまいました。あの黄土色一色の大地にへばりつくようにたたずむ村々から、このまばゆいばかりの未来都市に、タイムマシーンに乗って何百年もの時を一瞬でタイムスリップしたような気になります。これが同じ国の風景とは。
大同の滞在期間が長くなると、帰国のために北京に戻ると、私もすっかりおのぼりさん状態で、大都会の北京にドキドキしてしまいます。上海は、北京以上です。
1980年代、小平の「富める者は先に富んで、貧しい者を助けよ」の一言から、沿海地域に経済特区を作り、一気に改革開放路線を推し進めました。そしてここ上海を中心とした地域が中国の経済発展を引っ張ってきました。「貧しい者を・・」の後が気になりますが、この街の住民も、猛スピードで変化する時代の流れについていくのに必死なのだと思います。
加速度的にスピードを増して経済拡大に突き進む上海と、その影で忘れ去られ、時間が止まっているかのような黄土高原の村。昨年の全人代で、都市と農村の「調和のとれた社会」がスローガンとして掲げられましたが、その格差は広がるばかり、という印象を受けました。


上海の夜景

2007年02月08日 | Weblog
上海名物、外灘(バンド)の夜景。上の写真の対岸の風景。20世紀初頭の建造物と、まるで近未来都市のような高層ビル群が向かい合っています。
上海は、北京や天津と違って、歴史的建造物が見事に保存されています。


上海美術館①

2007年02月08日 | Weblog
この上海美術館も古い建造物。1933年の建造物で、元は上海競馬場のクラブハウスだったそうです。新しいビルに囲まれてたたずんでいます。

上海美術館②

2007年02月08日 | Weblog
この日は上海で活躍する日本人画家、水野竜生氏の展示会のオープニングセレモニーが開かれました。たくさんの上海の若者も足を運んでいました。入場料は20元。

上海万博

2007年02月08日 | Weblog
北京では「北京オリンピック」に向けた掲示物が街にあふれていますが、上海にもありました。2010年の上海万博まであと1185日です。

マナー向上キャンペーン

2007年02月08日 | Weblog
ありました!「可愛い上海人」キャンペーンのスローガン。2010年の上海万博に向けて、マナー向上キャンペーンが行われていると聞いていましたが、なるほど。この「可愛的上海人」という言葉を街中の至るところで見ました。「愛される上海人になろう!」ということなのでしょうか。「栄誉と恥辱を知り、マナーを重視し、万博を迎えよう」とあります。

公開シンポジウムのお知らせ

2007年02月05日 | Weblog
2月17日に東京で、黄土高原に関するシンポジウムが行われます。
GENの高見事務局長も出演します。
シンポジウムは、朝10時から夕刻6時まで、なんと8時間に渡って行われます。
別名「黄土高原まつり」と呼ばれているそうです。
黄土高原での緑化活動に限らず、黄土高原で活動する様々な分野の専門家が一堂に会して、幅広い議論を展開します。
ぜひご参加ください!

鳥取大学乾燥地研究センター×学習院大学東洋文化研究所
東京公開シンポジウム
「中国・黄土高原と日本の明日 -地域へのかかわり方」

日時:2007年2月17日(土)9:30開場 10:00開始
主催:鳥取大学乾燥地研究センター/共催:学習院大学東洋文化研究所
会場:学習院大学南3号館201教室(JR山手線目白駅下車徒歩1分)

1、鳥取大学乾燥地研究センターのかかわり方(10:10~11:00)
【司会: 縄田浩志(鳥取大学乾燥地研究センター専任講師)】
 山中典和(鳥取大学乾燥地研究センター助教授)
縄田浩志(鳥取大学乾燥地研究センター専任講師)

2、自然科学研究のかかわり方(11:00〜12:00)         
【司会:福田健二(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)】
松永光平(東京大学大学院新領域創成科学研究科大学院)
  黄土高原における水土流失の特徴とその要因
是常知美(東京大学大学院新領域創成科学研究科大学院)
  中国黄土高原に生育する樹木の生理生態特性
小田あゆみ(東京大学大学院新領域創成科学研究科大学院)
中国半乾燥地に自生する臭柏の生態生理特性

3、緑の地球ネットワークのかかわり方(13:00〜14:10)         
高見邦雄(特定認定非営利活動法人「緑の地球ネットワーク」事務局長)
  変わったこと、変わらないこと-農村でみる15年

4、歴史研究のかかわり方(14:20〜15:20)               
【司会:鶴間和幸(学習院大学文学部教授)】
菅野恵美(文教大学非常勤講師)
  古代陝北画像石からみる地域
市来弘志(学習院大学非常勤講師)
  統万城遺跡と環境
村松弘一(学習院大学東洋文化研究所助手)
  黄土高原「地域環境史」構築の試み(仮)

5、黄土高原生態文化回復活動のかかわり方(15:30〜16:50)       
【司会:深尾葉子(大阪外国語大学助教授)】
 深尾葉子(大阪外国語大学助教授)
 安富歩(東京大学大学院情報学環助教授)

6、ディスカッション (17:00〜18:00)