goo blog サービス終了のお知らせ 

グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

アメリカの思惑

2007-06-27 23:38:28 | 国際・政治
 <Asahi.comより抜粋>
 26日、従軍慰安婦問題に関する決議案が大差で可決された米下院外交委員会。元慰安婦を支援する人々が詰めかけた委員会室で、議員らは次々に日本政府の明確な謝罪を求めた。
 
 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者であるラントス外交委員長は「国家の真の力は、その歴史のなかの最も暗い一幕を突きつけられた時に試される」と語った。戦後、謝罪を繰り返したドイツを「正しい選択だ」と評価。一方で日本は「歴史の記憶喪失」を進めていると嘆いた。
 
 ラントス氏は、14日付の米紙ワシントン・ポストに掲載された日本の国会議員らによる全面広告にも言及。「強制性を示す文書はない」とした内容を「慰安婦の生存者をけがすものだ」と批判し、下院が立ち上がるべきだ、と呼びかけた。
 
 議員からは「ただ、アイム・ソーリー(ごめんなさい)と言うことが、なぜそれほど難しいのか」(民主党のスコット氏)といぶかしむ声も。一方、決議案に反対した共和党のタンクレド議員は「日本の過去の過ちについて今の政府に何度謝罪を求めるのか」と疑問を投げかけた。 決議案を提出した民主党で日系のマイク・ホンダ議員は記者団に、7月の第2週か第3週に本会議で採決にかけられるとの見通しを示した。
 
 http://www.asahi.com/international/update/0627/TKY200706270090.html
 
<izaβ版より抜粋> 
 
安倍晋三首相は27日夕、米下院外交委員会が従軍慰安婦問題で日本政府に公式謝罪を求めた決議案を可決したことについて「米議会の決議だからコメントするつもりはない」と述べるにとどめた。
 
 その上で「(4月の)訪米の際、私の考えは説明している」として、「おわびと反省」を表明した平成5年の河野洋平官房長官談話を継承する立場を重ねて強調した。同時に「米議会ではたくさんの決議がされている。そういう中の1つだ」と指摘した。
 
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/59372/
 
 今年に入りアメリカの方向転換には目覚しいものがある。それは、北朝鮮への資金凍結解除に始まり、そして従軍慰安婦(売春婦)へと日本への攻撃は激しさを増してきている。しかし、これらの事柄をよく観察して見ると、アメリカサイドの思惑が見え隠れする。
 
 それは、既にイラク戦争が終了し、アメリカ介入の今後の紛争・戦争予定は、日本の周辺アジアへとシフトしつつあるということだ。北朝鮮の弱体化を進めないのは、あと5年~10年先の戦争を見据えた行動に見える。北朝鮮を生かすことによって、日本、韓国の軍事費を上げる作戦。それらは、武器を販売する国ならではの考え方だ。「危険な隣国がありますよ、さあ、武器を沢山買いなさい。」、とね。
 
 そして、もう一つの慰安婦や南京事件、靖国神社についてアメリカが、中国や朝鮮人の尻馬に乗ったかのように、騒いでいるが、これも何かに似ていないだろか。それは、今から66年前、中国の情報戦をうまく使い、アメリカ国民の世論を日本との開戦に持っていったフランクリン・ルーズベルトのように見えないだろうか。日本近海には、ちょうどお誂(あつら)え向きな反日国家が3カ国もあるのだから、それを利用しない手はない。日本から戦争を仕掛けることはないと思うが、日本の軍事費用の拡大、近隣諸国との戦争になる事を望むアメリカにとって、「アメとムチ」を使い分ける手法によって、日本国民を揺さぶる陽動作戦のようにも見える。 
 
 軍事大国アメリカ。軍事産業を儲けさせるために、10年の周期で戦争が必要なアメリカ。何れにせよ、アメリカは次ターゲットを絞りつつある。中近東近辺の戦争が無くなりつつある現状を考えて見ると良い。次は何処に絞るだろうか。つまり今後、日本が戦争に巻き込まれない可能性は、0では無くなったといえる。
  
 そろそろ、5年先10年先を見据え、日本は核武装も踏まえて、本気で考え、行動しないと、アメリカの手のひらで、また転がされることになるだろう。そして、万が一戦争が起きた時に、悲劇を見るのは、あなた、もしくはあなたの大事な人であるかもしれないのである。外交手腕に頼るのも一つだが、現状において、その脆弱性は言うまでもない。仮に有益な情報が手に入ろうとしても阻むものが、そうした戦争金亡者国家の連中なのである。
 
 先日も日本は情報戦に疎いと書いたが、今後は先手、先手でいかなければならない。無論、隠し玉、切り札というのは最後まで持っておくべきだが、それらのオプションが用意できるかは、如何にして正確な情報を持てるに掛かってくるだろう。そのために必要は法案を早急に決めるべきだ。年金、税金とお祭り騒ぎで、政府叩きをしている暇などないのである。考えすぎとの感もあるが、現実に事が起こってからでは、取り返しはつかない。後悔は先に立たないのである。我々、日本国民も早急にそのことを肝に銘じておくべきであると考える次第である。



暇人どもの夢の跡

2007-06-27 00:41:59 | 売国奴

 日本が誇る文化の一つに神道がある。神道は、八百万の神々と言われるように、森羅万象、あらゆる物に感謝することから始まる。雨を降らせて欲しいと天に祈り、海の荒れを鎮める為に祈りを捧げる。ちなみに今年2007年は、神武暦に直すと2667年にあたる。神武暦とは、日本書紀の編年から遡(さかのぼ)り、初代 天皇として、神武天皇が即位された年を紀元とする暦である。しかし、その文化を卑下するような暇な御仁がいるのも事実だ。

 今も尚、戦争に敗北したという心の傷跡が残留し、体内を駆け巡っているように見受けられる。しかし、日本の精神に繋がる神道を侮辱し、天皇制を廃止しようと画策している連中が、背後で暗躍している可能性を考えた時、果たしてそれらの行動は未来の日本国の為になるであろうか。中国で捕虜となり、洗脳をされた元日本兵が、現在に至っても反日行動を取っている現状を、同じ戦場で亡くなられた戦友達の御霊は、どのような思いで見ておられるのであろうか。考えてみて欲しい。
 
 多くの旧日本軍の兵士、当時を生きた人々が、戦争について、口を噤(つぐ)んだまま亡くなっていく昨今。当時の政府や旧日本軍だけを悪者にでっち上げ、当時の日本の美の部分を伝えようとしない人間は、尊敬になど値しない。この神社は、1970年に建設されて以来、祭り事や各種参拝が行われてきたのではないだろうか。にも拘(かかわ)らず、その37年という歳月の記憶を、破壊という行為によって、消し去ろうとしている。
 
 鳥居を壊し、祭りという伝統を壊し、一体、何を自分達の子孫達に残すつもりなのだろうか。伝統を重んじない人間は、今まで自分まで続いてきた系統、その祖先を侮辱する行為以外のなにものでもない。破壊した物は、修復することができるが、伝統は一旦破壊したら取り返しがつかない遺恨を残すことになるだろう。伝統という記憶は継承していくものなのだから。

--------------------------------------------------------
  
<北海道新聞より抜粋>
 
砂川市が市有地を神社に無償で使用させているのは憲法の「政教分離の原則」に反するとして、市民二人が「菊谷勝利市長が、神社を所有する地元町内会に撤去を求めないのは違法」との確認を求めた住民訴訟の控訴審判決が二十六日午後、札幌高裁であった。伊藤紘基裁判長は、政教分離違反を認めた一審札幌地裁判決を支持、市長側の控訴を棄却した。
 
 判決理由で伊藤裁判長は「市有地内の施設は明らかに宗教施設。ほこらや鳥居などの撤去を求めない市長の行為は、政教分離原則に違反する」などと述べた。
 
 訴えていたのは砂川市の無職谷内栄さん(76)と同高橋政義さん(84)。
 
 判決によると、神社は砂川市の空知太神社。神社の建物は、地元町内会が一九七○年に市の補助金を受け、町内会館を併設する形で市有地に建設。内部に天照大神を祭ったほこらがあるほか、屋外には鳥居も設置されている。
 
 この土地の一部が住民から市に寄付されていたため、市は町内会に対し土地の無償使用を認めていた。
 
 昨年三月の札幌地裁判決は「建物の『神社』の表示を外し、鳥居などを撤去すれば、違憲状態は解消される」と指摘したが、一審判決後も市側は町内会に鳥居の撤去などを要請していない。
 
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/34435.html

 
<ウィキベディアより神武暦のページ> 
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E7%B4%80