グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

ブラックユーモアにしかならない

2008-12-21 01:07:51 | 日記・エッセイ・コラム

先日、以下のようなニュースが報じられた。

【日経ネットよりKDDIとテレビ朝日、朝日新聞の連携】

KDDI株式会社(代表取締役社長兼会長 小野寺 正)、株式会社テレビ朝日(代表取締役社長 君和田 正夫)、株式会社朝日新聞社(代表取締役社長 秋山 耿太郎)は、3社が連携して、それぞれが持つ経営資源を活かしたビジネスの開発・実行を共同して推進することに、本日、合意しました。

(中略)

  本サービスでは、朝日新聞およびテレビ朝日のグローバルな取材網による幅広いジャンルの最新情報や付加価値の高い番組関連コンテンツを、KDDIがau携帯電話への一斉同時配信(マルチキャスト)により、多くのお客さまにお届けします。

 また、重大ニュースなどの号外情報を、24時間体制でいち早くお届けするサービスや、お客さまの興味・好み・地域などに応じて、配信情報をカスタマイズできる機能の開発を予定しています。

 社は、今後も、新聞、雑誌、テレビ放送、au携帯電話、PCインターネットと各種イベントなどを連動させたクロスメディアでの広告をはじめ、幅広い分野で連携していきます。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=207736&lindID=1

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傍から見れば何のことは無い。ただの業務提携のお知らせである。しかし、今更言うまでも無く、「独自」路線を行くauと”捏造””陰謀””黙殺”三拍子揃った朝日”朝鮮””中国”犬新聞が提携と聞いて、呆れた。と言うか、自分の携帯がauだったから尚更、幻滅した。折りしも、携帯のキャリアを変えようと選定中(機種変更は高い!)であったから、一念発起し、乗り換えするしかない。そう考えた結果、docomoへと転入してしまった。~割とか言うのが、中途半端だったので、その分の金額をauに支払う派目になったが、それでもキャリア0円で手に入れられたことが幸いであった。

ただそれだけの理由で携帯電話会社を変えるのかと問われれば、「欲しい携帯キャリアは(携帯如きに)手が出せない程の金額。携帯料金もほぼ同じ。おまけに、インチキ捏造新聞との連携なんて、御免である。」と答える。要はauである必要性は全く無いということだ。その昔は、音楽携帯として先駆けを行っていたauも今は何の取り得も無い携帯へと成り下り、その魅力を半減させていった。なんで?今まで使い続けた既存ユーザーを大切に扱わないのだろうか?結局、そのツケを払うのは企業なのだが・・・?

今日に続く日本人搾取。真面目にコツコツと働くものが馬鹿を見る社会構造。真面目に仕事をこなし、必要なものを作るのに、社員も派遣もパートも差別なんてない。それも、輸出関連が今や大打撃を受けて、多くの派遣社員を切ろうと躍起になっている。その一つの要因に、現在の円高があるのだから、日本政府は一刻も早く為替介入をするべきだ。ドルを大量に買って、ユーロファイターを10機ぐらい買う時にドルで決済する。そうやって経済を廻せよ!本当に何を考えているんだろう?麻生総理よ。

麻生総理も「言葉狩り」や「景気低迷の責任」を押し付けられて大変だろうが、そうやって円高を抑えない事には、輸出産業が大打撃を受ける事ぐらいわかっているだろうに。そう言う、自分も国内消費を廻せと書いてきたが、円高がここまで進むとは予期できなかった。このまま、円高、株安進行が止まらぬのなら、日本の会社が乗っ取りを受ける可能性が高い日本政府が今やらねばならぬ事は、無駄な還元はするなということと、ドル買い介入を示唆することだ。(脅しで言ってみるのも外交だろう?)

それだけでも、急激な円高を幾分か緩和する事ができるはずだ。無駄な金を国内にばら撒いても預金が増えるだけ。それは、マスコミの馬鹿が不景気と煽りまくって財布の紐を締める事に繋がっているからで、結果としてマスコミも自分の首を絞めることになっているのだから、「なんて、ブラックユーモア?」と首をかしげるしかない。もはや、一刻の猶予も無いのだから、還元策に使う金でドルを買って、そのドル使ってヨーロッパのモノを買いまくれ!ユーロ安の状況を一転させてユーロ高にし、円高を止めるのだ

しかし、自民も落ちぶれたものだ。何を言い出すのかと思えば、定額給付金を在日朝鮮人までにも無料で差し上げますと言う馬鹿さ。さすが内閣支持率16%は伊達じゃない、当たり前だ!麻生総理よ!死ぬ気でやらねば、国が滅びるぞ!ブラックユーモアはせめて、苦笑できるぐらいが望ましいのだよ。

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【47ニュースより 在日にまで定額給付金を配布する馬鹿政府】

総務省は20日、1人当たり1万2000円の定額給付金について、8000円を加算する年齢などは2009年2月1日を基準とすると発表した。

 1990年2月2日以降生まれの18歳以下と、44年2月2日以前に生まれた65歳以上の人が2万円支給の対象で、2009年2月2日以降に生まれた子どもには支給されない。支給窓口も2月1日現在で住民登録をしている市区町村になる。

 在日外国人の支給範囲は、観光客などの短期滞在者や不法滞在者を除き、基準日となる2月1日時点の外国人登録原票の登録者とする。在日韓国・朝鮮人などの永住者や日系人などの定住者のほか、留学生や研修生など約200万人が対象となる。

 「年齢計算に関する法律」では、生まれた日の前日の「24時」に加齢されるため、2月2日が65歳の誕生日の人まで加算対象に含まれる。

 総務省は、申請書が確実に届くように、住民基本台帳の住所と異なる市区町村で生活している人に対し、基準日までに現住所で住民登録をするよう呼び掛ける。支給期間は今後各自治体が決めるが、基準日以降、支給日までに転居した場合は、新住所に申請書が届くようにする。

http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122001000486.html


凍りつく日本

2008-12-15 00:19:46 | 日記・エッセイ・コラム

一段と厳しい寒さになり、暮れも押し迫ってきている昨今。日々更新するブロガーの皆さんとは程遠く、グリフォンの日記と銘打っていながら、日記にならない断片”言いたい放題”コーナーと化して来ている。自己嫌悪も然ることながら、国籍法改正を行った今の政治に希望の芽が見えない事にほとほと愛想が尽きたのが原因である。

今の世には、「派遣切り」による義理も人情も無い暗いニュースばかりが日本全体を覆い、その情報に何の意味があるのかなどと考える余地もなく、頭の中を駆け抜けていくのである。それは、点いては、消え、消えては現れる、まるで、切れ掛かった裸電球のように・・・。そして、記憶は現在の情報スピードに付いていけず、まるで走馬灯でも眺めるかのようにぼんやりとした輪郭だけを残して流れて去っていく。

民主党には政権を絶対に渡してはならないと以前から言ってきた。それは、日本人、日本の文化を破壊しようとする法案を通そうとしている事が一番大きい。14年前の社会党を与党にしてしまった結果を見てきた者として、絶対に阻止せねば、日本の未来が終わる。歴史検証もままならぬまま、村山談話を生み出し、河野談話と言う愚話を継承しなければならなくなった原因は、多くの国民の無関心、無感動、無知とマスコミによる扇動であった。本ブログを読んでいる方々(日本人に限る)は、そんな扇動に右往左往されることは、きっと無いであろうと信じたいが・・・。

だからと言って自民党がいいとも言い切れない自分がいる。河野、山崎、加藤を筆頭に売国奴が蠢いていること。それでも、小さな希望が安倍元総理だったわけで、完全保守を貫けない今の状況を作り出したのは、内部分裂を恐れ、次の選挙の根回しに支障が出るのを恐れるからなのだろう。そして、国民も今の生活を考えるだけで精一杯だ。ところが、多くの無知な市民を扇動するマスコミどもは、自分達の高い給与は棚に上げて、何でも政治家の所為にする。「無策政治」「混沌政治」と非難する。本当にそうなのか?無策というのであれば、「どうにかしてくれ」ではなく、知恵を絞って、代替案を出せ!それこそ、政権の支持率なんて、電波と紙の無駄遣いだ!支持率になんの意味がある?多くの切捨てられた非正規雇用者たちにタダでお金を配る政党でもあるのか?

寧ろ、これからどう進めていくのか、都市、都市近郊、地方との所得格差、就業格差、人口格差のアンバランスな位置関係から見直すべきだろう。今回の大量派遣切りで言えば、「派遣を解禁した事が悪い」と派遣社員の方が叫んでおられる。しかし、派遣を解禁にした原因は、企業のバブル経済のツケであり、就職氷河期と呼ばれた人間達を職に就かすための唯一の手段でもあったに他ならない。麻生政権に非があるのではなく、過去10年の社会の歪みこそが元凶にあるのだ。

それを正すためには、問題点の解決案と解決策を練る必要がある。それは、基本に立ち戻ることである。それは、日本人らしい発想力を活かすことが、大事なのである。敗戦からわずか10年で経済大国へと立ち上がった日本は、まさにそうした発想力で再生・復活を果たしたのである。

ところが、今の政治家も企業家もマスコミどもからも、こうした発想力は生まれてこない。単純な話だ。軸がぶれて右往左往しているから発想力が芽生えないのである。現代における正論とは、あくまで現代の倫理感、道徳感に照らし合わせてと言う前提がある。ただこれらの倫理感も道徳感も戦後左翼教育の中で歪められたために、日本人としての自立が出来なくなってしまった。誰かの所為にして、そこに優しさや喜びが生まれるはずがない。

とりわけその筆頭は、マスコミだろう。政治が酷いと非難するが、自分達は何だ?人を非難するだけの人間としての誇りとか器量があるとは到底思えない批判と愚痴ばかりが並ぶ。さながら汚いゴミダメ商店だ。その汚れた情報を与えられた喜ぶ人間がいることが信じられない。そんな情報をありがたがる人間は相当なマゾなのだろう。下らないテレビも新聞も見なければ心は歪まない。必要な情報をネットで選択できる時代が今なのだ。凍りついた日本を再生する鍵は、我々一人ひとりが持っている。後はその鍵を活かす術を身に付けることが重要だと考えるのである。

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【”売国”民主党の宣伝なんてしたくないが、”馬鹿”韓国と連携しようとしてるのだ】

鳩山由紀夫幹事長は11日夕、党本部で李明博韓国大統領の実兄の李相得韓国・韓日議員連盟会長一行を党本部に向かえ、意見交換した。

 鳩山幹事長は、岩國哲人国際局長の司会のもとで挨拶に立ち、歓迎の意を表したうえで、「民主党として日韓関係を重視している」と表明。前回1月に、李会長が来党されて小沢一郎代表と会談した際は、新大統領への移行期間であったと振り返り、新大統領誕生後、経済的にはきびしい環境下にある韓国における、新大統領の取り組みに敬意を表した。

 同時に過日、韓国大統領室から通貨スワップに関する協力を求められたことを明かし、「スワップに関して当然のことながら、民主党としても日本政府としてもご協力を申し上げたいという思いだ」と語った。

 そのうえで幹事長は民主党のPRをすると前置きし、「麻生政権が低迷するなか、国民の心がかなり離れている」と指摘。「来年に必ず行われる総選挙において、衆議院で勝利をおさめて政権交代を確実なものにしたいということで力を入れている」と表明した。

 「民主党が政権をとった暁には対日関係はなお一層進展するとご理解いただきたい」とも求め、過去の問題に目をそむけることなく未来志向に転じていきたいとの意向を示している政党だと改めて紹介した。

 同時に、強制連行などによって日本で亡くなられた韓国人の方々の遺骨の返還の問題などにも取り組んで行くと語り、さまざまな問題が残っているが、できるだけ誠意を込めて過去の問題の清算を行って行きたいと決意を示した。

 李会長は1月の際には実弟の李明博次期大統領の特使としての来党だったと振り返り、今回は日本と連携・協力の表明の意味での訪問だと述べた。

 そのうえで、韓日の協力関係については鳩山幹事長と認識を一にすると述べ、「過去にこだわって未来の協力関係が妨げられてはいけないという大統領の哲学・方針がある」と語った。また、麻生首相にも表敬訪問したが、日本の政治を率いる民主党幹部と意見交換し、経済協力に高い関心を持ってくれたことに感謝するとの意向が示された。北朝鮮問題にも言及があり、韓国が米国と同様に連携してこの問題が実現されるように努力するとした。

 さらに、1月の来党時に小沢代表が在日韓国人の地方参政権について「検討する」「推進する」との回答を示したことについて、「この場を借りて改めて感謝する」との発言があった。

 意見交換で「衆議院総選挙で大勝するという報道があるが、選挙について自信を持っているか」との問いに鳩山幹事長は、「自信はありますし、民主党としてはここまで政権に対する不信感が高まっているとき、政権交代は使命だと思っている」と強調し、「韓国からご協力を」と求めた。「政権交代はしなければならないが容易ではない。使命感を持って成し遂げたい」とも重ねて語った。

※民主党のURLは宣伝するつもりがないので載せません。

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日本人よ!立ち上がれ!

2008-12-08 23:23:14 | 国内政治

【Yahooニュースより 舐められ続ける日本】

港のテレビ局、鳳凰電視台はこのほど、「中国人民解放軍が魚釣島(尖閣諸島の中国語名)に進攻すれば、日本に完全勝利できる」などとする記事をウェブサイトに掲載した。

 台湾メディアの記事を引用した。解放軍の海軍陸戦隊と陸軍機械化師団が共同作戦を実施すれば、日本の自衛隊よりはるかに強力な戦闘力を発揮し、尖閣諸島を「回収」できるという。

 台湾軍関係者によると、中国解放軍は浙江省の島しょ部に台湾、東シナ海、南シナ海の島への上陸作戦などにも対応できるよう、大規模な訓練基地を築き、訓練を続けている。

 同基地での訓練により、中国解放軍はすでに台湾島北部への上陸作戦能力、尖閣諸島への「快速な」上陸作戦の能力を得たという。

 なお、8日朝には中国の海洋調査船が尖閣諸島付近の日本領海内を航行しているのを、日本の海上保安本部(沖縄)の巡視船が発見。領海外への速やかな退去を求めたが、中国船は午後になっても退去しなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081208-00000080-scn-cn

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先日、田母神氏が「たかじんのそこまで言って委員会」に出演された時の動画を掲載させて頂いた。だが、2日ほど経ってその動画が削除されていた。現在、復活中であるが、これはどうしてなのだろうと勘ぐってしまうのである。言論統制。この文字が頭を掠(かす)める。それは、タブー視された「強制」「差別」と言う利権をよりいっそう際立たせる。

今から63年前。日本は、終戦を迎え、GHQの占領下に置かれた。統治と言う名の民族服従化計画。日本の正しい歴史も”道”と言う文化も破壊され、左右を挟む右翼と左翼との対立。アメリカから押し付けられた民主主義と共産主義の対立。冷戦の狭間でアメリカ服従を是とし、冷戦終結後も自立できぬ国民達。バブルと言う大正デモクラシー並みに成金の幅が利く時代が到来し、経済は瞬く間に巨大に膨張していった。バブルの景気を楽観視し続けた金の亡者達は、奈落の底へ落ち、自らの境遇に浅ましい夢を未だ懐(いだ)いている。景気動向の不安定な状態で、行政腐敗は進み、政治は地に落ち、日本人の士気を奪い、自国民に圧制を引く愚かさ。時代に取り残された島国は今何処へ向かおうとしているのだろうか。

上記の記事のように中国に舐められた日本。簡単な事だ。麻生政権がそれだけ舐められている証拠だ。だが、その舐められる実情を作っているのが、今の日本人全部の責任であることに気づいている人間は、どれだけいるだろう?「国籍法改正」通過を除けば、今までの政府見解にしても、まだ、まともだと感じる。悪意のあるマスコミ報道に加え、経済の悪化。「国籍法改正」と言う改悪。そうしたものが入り混じって、支持率が激減したのは周知の通りだ。

だが、マスコミに洗脳され、左寄りの人間達に耳を貸し続ける愚かな人間が未だにいる。そして、その意見にまんまと乗せられているその他の馬鹿多数。無論、かつての反日教育や自虐史観も影響しているのだろうが、こういう輩は、馬鹿の一つ覚えが多く、犯罪を止める術も生きる術も何も持つ事がない。なぜなら、知恵を絞るためには、よりリアルに物事を捉える想像力と現在の状況を幅広く見渡せる広域視野、それに加え実行力が必要だからである。

日本が舐められている原因は、分断工作を受け入れ左右にふれ続ける無知で無思考な人間を止めるべきだ。正しい道は一つしかない。情報を集め、想像力を働かせ、今の日本を復活させるための術に知恵を絞らねばならない。マスコミの心象操作に騙されるな!今や日本の政治も官僚も、マスコミもそして、それを裏で操っている朝鮮人達も、本当は日本人の団結を恐れているのだ。

今こそ本当の保守党を作る時が来た。もう無能な老人達に自分の人生をゆだねる事を止めよう。ネットの力は無限大なのである。知恵を絞り、新たなる平成維新の風を作るのだ。我々の武器は新しい政党を作り既存の政党に頼らない、日本人による、日本人のための政治だ。結束を固め、決して軸を一つにして突き進めば必ず光りは見える。

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【週間”消えろ!”金曜日より 馬鹿議員のたわ言】

婚姻関係にないフィリピン人女性と日本人男性の間の子どもの国籍確認を求めた訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)は六月四日、父母の婚姻を国籍取得の要件としている国籍法三条の規定は法の下の平等を定めた憲法に違反すると判断し、原告の子ども全員に日本国籍を認めた(本欄六月一三日号で既報)。
 判決の翌日には、鳩山邦夫法務大臣(当時)が国籍法改正の意向を表明し、改正案は一一月四日、閣議決定後に国会に提出された。最高裁の違憲判決を受けたことから改正に与・野党の異論はなく、衆・参それぞれ一日の審議で可決させることが合意されていた。
 ところが、法案が提出された直後から、外国人排斥ともとれるような反対意見が法務委員や政党などへファクスで数多く寄せられた。そのため、一一月一八日の衆議院法務委員会の審議では、自民党や民主党の議員から法改正に慎重な質問が集中した。
 稲田朋美議員(自民)は「最高裁から(判決が)出たんだから変えるのは当然だという無責任な考え方でこの改正をしてもらっては困る」と、驚くべき反対意見を展開。さらに「これは司法権による立法府への介入の恐れがあったのではないか」と続けた。
 民主党の古本伸一郎議員は「真正なる日本人の血統」という言葉を繰り返し、偽装認知防止策を訴えた。質問に立った多くの議員が同様の質問を行なったが、法案は全会一致で可決、参議院へ送付された。
 衆議院で可決されたにもかかわらず、反対派の議員は国会内で反対集会を行なうなど、この法案への反対を訴えていた。その中心メンバーが、平沼赳夫議員や稲田議員、山谷えり子議員ら、歴史修正主義者たちだった。
 参議院では、自民党が強硬に慎重審議を主張し、これに民主党が応じたため、審議日数を二日とし、参考人から意見を聴取することになった。質疑終了後に採決されることになっていたが、自民党と民主党の話し合いで二七日の採決は見送りとなった。公明・共産・社民の議員は、民主党の態度に一斉に反発。二七日の委員会前の理事懇で結論は出ず、話し合いは打ち切られ、参考人質疑が始まった。
 二人の参考人からは、DNA鑑定は人権侵害の恐れがあること、違憲審査が認められている以上立法権を侵害したことにならないなどと、改正反対派の主張に反論した。しかし、この参考人質疑後、参考人の意見を全く蔑ろにする質問が行なわれた。
 新党日本の田中康夫議員は「すべての認知にDNA鑑定を義務付けるべき。偽装認知奨励法にほかならぬと懸念されている本法案は、人身売買促進法、小児性愛黙認法と呼び得る危険性をはらんでいる」とまで言い放った。まるで外国人を見たら犯罪者と思えと言わんばかりだ。田中議員はこの改正に反対し、独自の法改正案を主張。「国民新党の亀井静香代表代行や民主党の鳩山由紀夫幹事長からも法案修正を勝ち取って衆議院に差し戻してほしいと激励を受けた」と述べた。
 この他、質問に立った山谷議員も慎重審議をするべきと、稲田議員と同様の質問をした。審議終了後、社民党の議員は「自民党だけでなく民主党の対応がひどかった」と怒りをあらわにした。
 公明党議員は「過半数の民主党が採決すると言えばすぐにできた。民主党の千葉景子議員は速やかに採決をするよう主張したが、他の民主党議員に反対され孤立した形で気の毒だった」と語った。
今回の国籍法改正法案の審議過程で見えてきたのは、排外主義、歴史修正主義者が自民党だけでなく民主党、さらに市民派と言われる議員にも見られたことだ。
 かつて薬害エイズの原告として闘い、市民派の支持を受けて参議院議員となった川田龍平議員も自身のホームページで反対を表明し、稲田議員らと同様の主張を行なった。
 今回の改正は、胎児認知には国籍を認め、出生後認知にはさらに婚姻要件を課すことが憲法違反とされたのであり、婚姻要件を削除しただけの改正だ。さらに偽装認知の防止策として罰則規定を新たに設けているのだ。なぜ、法案審議が偽装認知の防止に集中するのか理解に苦しむ。
坂本洋子・mネット・民法改正情報ネットワーク共同代表


▼法務委員会に所属する国会議員の各事務所には、国籍法改正反対のファクスが大量に届く現象が起こっているという。ある国会議員秘書は、「連日、事務所には二〇〇通以上のファクス、加えてメールに電話対応と、事務所機能が完全に麻痺してしまい、通常の業務が滞る状態が何日も続いています」と困惑している。
 ファクスの内容は、ほぼ同じ内容をなぞっただけの「コピー&ペースト」で、チェーンメール、組織票と呼べるようなもの。閣僚経験のある別の与党議員事務所秘書は「法案の問題点を精査していない理解の浅さからくる発言ばかり。しかもほとんどが匿名なので対応もできません。内容は『外国人との婚外子に国籍を与えるにはDNA鑑定を』と国籍法の問題と『認知』の定義の問題を混同しているものが多いですね。しかしそもそも現状の認知制度が血縁関係の厳密な認定を求めていません。ならば、外国人との子ばかりではなく、日本人同士の場合を含めて、認知のありかたを議論する必要があるでしょうね。むしろ法案成立の阻止に効果がない空回りした運動ですよ」としている。
 なお、ある議員事務所では「ネットなどで『議員にFAXを送れ』などとしている煽動者を特定してください」と、威力業務妨害で、警視庁麹町警察署に被害届を提出している。
小谷洋之・ジャーナリスト

http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=419


国籍法改正は、売国法案

2008-12-03 23:59:14 | 国内政治

冬の訪れは、凍て付く寒さよりも怒り、不安、恐怖が入り混じる師走へと突入した。第二次補正予算を提出するよりも、日本を混乱へと導く法案を通した衆議院の馬鹿議員達。自らの業の深さを知らぬのなら、二度と議員なんぞになるな!参議院でも審議されているが、DNA鑑定は、元より認知した父親に対する扶養義務を絶対に付けろ!途中で責任放棄したら、死罪でも生温いのだ!

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【47ニュースより】

参院法務委員会は3日午前の理事懇談会で、未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子について、父親が認知すれば国籍を取得できるようにする国籍法改正案を4日に同委員会で採決することを決めた。自民、民主両党が付帯決議案の採択で合意したためで、5日の参院本会議で成立する見通しだ。

 付帯決議案は(1)DNA鑑定導入の当否を検討(2)父親への聞き取り調査など確認作業の厳格化(3)半年ごとに施行状況を国会に報告-などを盛り込んでいる。国籍法改正案は自民、民主両党の一部議員から「偽装認知を防ぐためDNA鑑定を導入すべきだ」との意見が出たのを受け、採決が見送られていた。

http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120301000390.html

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おまけに麻生政権の支持率は、アメリカの株価の如く急落した。先手を打つと言う事が全く出来ない麻生政権は、あまりにも隙が多すぎる。無論、現在の世界の経済情勢、社会情勢は、混沌としていて、粒さな情報が全く重要情報として上がってこない。単純に一筋縄で括れるほど物事は、小さくないのが実情でもある。だが、何より、信念の見えない政治姿勢が、全てこの支持率へと反映されている。

田母神氏の更迭から現在に至るまで、問題視するのは、マスコミと言う生簀(いけす)の中だけだ。中山氏の辞任、田母神氏更迭、麻生総理の誤読、馬鹿馬鹿しい議論と呼べるものでもなく、ただの下らない情報の垂れ流しが、物語るのは、「国籍法改定」を国民へ知らせることを恐れる連中がいることだ。

しかし、馬鹿な議員達、経団連の企業達は、先の読めない馬鹿ばかりなのだろうか?現在の日本の景気減速は、ただの減速ではない。派遣を切り捨てた末路に待ち受けているものは、破壊の2文字だ。行き場を失った人間の集約が始まれば、破壊は確実に動き出す。かつて、日本が軍国主義へと走ることになった原因の一つに無責任で無能な政治と新聞、ラジオなどのメディアの存在があったのだ。226事件も515事件もそうした社会不安を背景に勃発したのだ。

派遣を切り捨てる企業に待ち受けているのは、不買運動の勃発。信念の無い無節操な政治家に待っているのは、落選。・・・だけならいいがね。「窮鼠(きゅうそ)ネコを噛む」とは、追い詰められたネズミは例え相手が天敵のネコであろうと、その牙を剥いて、噛み付いていく。侮(あなど)ってはいけない。相手が多勢になれば、大きなネコも死を以(もっ)て償う事になるのだ。

在日朝鮮人たちが恐れるのは、まさしく日本人の団結力だ。政治家もマスコミも大企業達も、この力に勝てるわけがない。票を入れるのも、商品を買ってくれるのも、番組を見てくれるのも全て小さな個人なのである。だから、分裂を目論み、戦争=暴力と言う構図を作り、日本人を翻弄(ほんろう)させようと日夜画策し続けているのだ。

特に昼のワイドショーなどの無駄なゴシップを垂れ流す番組を見ている女性は、感化されやすいような気がする。無論、今、このブログを読んでいる人は、新聞や昼のワイドショーを見ても、マスコミのデタラメを見破るであろうが。必要なのは、真実の拡散である。政治の話をしろとは言わない。だが、国籍法改正が、自分の子供や孫に影響を与えることを考えて、広めるべきなのである。本当の敵を見失わず、真実と信念を持って正視すれば、活路は見出せる。無限の知恵の集合こそが、今の時代を生き抜き、破る方法を見出すであろう。

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【2chより 週間ダイヤモンドの内容(一部)】

昨年10月、朝日新聞、日経新聞、読売新聞の三社による提携が発表された。頭文字をとった「ANY」とよばれる提携だ。そのANYの蚊帳の外に置かれたのが毎日新聞だ。

 もともと、毎日は三社に比べ脆弱だが今年はさらに広告収入が減少し、前年度比80%を切る月がほとんどだという。じつは、大手新聞社のなかでも最も安く紙を仕入れているのは毎日とされる。「決算が毎年、ぎりぎり黒字になるのは、この紙代によるところが大きい。製紙会社との価格交渉で決算を調整してきたようなものだ」(毎日関係者)と声を潜める。
 こうした窮状に、メインバンクの三菱UFJ銀行は態度を硬化しはじめた。毎日に対して名古屋と北海道からの新聞事業の撤退、週刊誌「サンデー毎日」の廃刊、毎日新聞本社ビルの売却や証券化などを迫っているという。

 毎日の経営陣には『銀行は社会的影響の大きい新聞社を潰さないだろう』という甘えがあるという。毎日の社員年齢構成では、あと数年で自然退職が増加し収支は改善するという読みもあるが、景気悪化で経営環境が悪化しているなか、メインバンクの忍耐は限界に近づいている。(一部略)