例によって、本ブログで取り上げるのも3回目となりました。どうなることやらと思ってましたが、警察は捜査を打ち切ったそうです。本当のところ、どうなのか疑(うたぐ)る人(自分も含め)も少なくないと思いますが、これほどズサンでいい加減な犯行だったのかと頭を抱える次第です。
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<以下、産経関西新聞より抜粋>
大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」の店長らによる強盗強姦事件で、逮捕された店長、北山大輔容疑者(25)ら2人が女性客を狙うため、スタンガンや睡眠薬を店内に常備していたことが30日、大阪府警南署の調べで分かった。大阪地検は同日、逮捕監禁と強盗強姦の罪で2人を起訴。ほかに被害者はいなかったとして、捜査を終結した。
起訴状などによると、北山被告と同店従業員の三宅正信被告(25)は今年4月初旬、女性を襲うことを計画。街で女性を誘おうとしたが、女性客を狙った方が拘束しやすいと判断し、スタンガンや睡眠薬、ベルトを店内に常備。客の少ない深夜の女性客を物色していたという。
北山被告らは今月9日午前0時ごろ、20歳代の女性客にスタンガンを押しつけてベルトで緊縛。約5万6000円入りの財布を奪って睡眠薬を飲ませ、泉佐野市内のガレージまで車で連れ去り強姦した。
犯行の発覚を防ぐためにガレージのシャッターを閉めており、「飼っておくつもりだった」などと供述している。
<産経新聞社>
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya053103.htm
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スタンガンや睡眠薬を常備しているところ、店長になった頃(9ヶ月前)から犯行となったガレージを借りていたことなどどう見ても常習者の犯行に思えて仕方ない。「(被害者女性を)飼う」なんぞと抜かしているらしいが、本当に被害者は一人なのだろうか。マスコミ諸氏、大阪府警でさえ、この事件を大きく扱っているようには思えません。この事件については、多くの方が深く知って頂くとともに、風化させないように努力を惜しんではいけないのではないかと思いました。
こういった手合いを死刑に出来ない我が国は、いったい何人の犠牲者が出れば法律を変えることが出来るのだろうか。
<この事件を詳しく知りたい方は、手前味噌ですが、自分のブログの”ステーキハウス2”に書いてありますのでご覧下さい。>
http://blog.goo.ne.jp/genroh2014/d/20070526