冬の寒さが徐々に春に向かう2月。先月はブログ更新一回と言う有様。別に特別忙しかった訳ではない。現在の日本の経済情勢も政治情勢も社会情勢もマスコミの煽る「不安」「焦燥」「怒り」に掻き回され、まるでネガティブという泥沼の中をもがき、底を這いずり回るような感覚に落とされていることが、書く気力を減退させているのだ。
昨今のニュースは、暗く、未来への絶望を抱(いだ)くようなものばかりが続く。この連鎖が、自らの首を絞めると、今更、気づいたのかマスコミ諸氏は、なんとか誤魔化そうと、他の話題を持ち出すが、回帰するのは、やはり「不景気」と言うレッテル経済状況の事だ。
潰し合い、憎しみ合い、泥沼の罵り合いが、如何に醜いものか、我々は知っている。しかし、今の日本には、「誰かの所為」にすることだけが生き甲斐のような老人達が、大量に溢れかえっている。それは、見た目や実年齢に関係なく、自らの業を背負い戦う姿を失った者達だ。
若さは、何かを掴み取ろうと行動するバイタリティを持っている。それは、先走るばかりではなく、自らの責任を持って行動することによって、失敗も成功も糧となり、初めて自信をつけることができるのである。それが今や多くの若者が、「政治の所為」、「社会の所為」、「世界の所為」と何でも「何かの所為」にして、のうのうと生きている。他人を卑下するのも、自信の無さの表れだ。
マスコミの影響と言えば、それもまた他人の所為にする事になるが、目標とする大人の姿を見失った結果とも言える。目標とする大人、すなわち知的と呼ばれた人間達が、金の奪い合いに興じ、罵り合いと潰し合いに終始する人間の腐った姿を見たら、そこに理想や未来への明るさを照らし出すとは到底思えまい。だが、こんな意地汚い連中が世界を操っていたと思っていたのも束の間、金の亡者となった人間達への地獄からの招待状は、刻一刻と速度を速めて近づいているのも事実だ。
破壊と創造へのプロローグにしたくなければ、国内消費と円高解消が真っ先に課題として上がる。はっきり言えば、今の不景気を即座に立て直すことは、神以外に誰が出来ようか。要は、どう足掻(あが)こうが、今の不景気をドル100円台まで回復させ、日本企業の業績黒字への転化し、世界経済が安定するまで、最低でも3年は、かかると言いたいのだ。
ところが、麻生総理になって数ヶ月しか経たないのに、もう政府の支持率は急降下を辿る。福田元総理が辞める時は、どうだった?首相と言う首が変わり、政府が民主党に変わるぐらいで、目に見える「経済効果」なんて直ぐ出るものなのか?
馬鹿の一つ覚えのように、麻生総理を叩くマスコミや野次馬どももそうだが、民主党への転換により、在日朝鮮人への利益と権利の供与は過多になり、韓国への出資も過多になり、そのツケは、後の日本人全員が被ることになることは、もう見えている。それでも民主党を連呼するのであれば、自らお灸を被って貰いたい。それが、どのような結果を招こうとね。
仲良しこよしで遊んでいる暇は無い。「世界平和」「人権」「公平」などといった言葉を並べ、抗議し続けた連中は、自ら生贄になることは、しない癖に、他人を蹴落とすことだけが生き甲斐なゴネ得連中だ。そして、ゴネ得連中の連鎖がますますこの国に負の連鎖を生み出す。
「負の連鎖」を「正の連鎖」に戻す時に来ているのだ。国内消費を増大させ、多くの日本製商品を買うのである。今、目の前にある現実は、必ず元へと戻る。大切なのは、他人の所為を止め、自らの業として背負い立つことで、1人1人の力が大きな力になる。そして、同じ日本人同士助け合うことで、世界の経済を早く立て直したお手本になれるようになるだろう。