がしらのブログ

~回遊根魚の独言~

ゴミの行く末が気になったので・・・

2009-06-29 00:21:07 | Weblog
隣町、白浜町の町立体育館で開催されている、ゴミと環境フェアーに行ってきました。



色んなコーナーがありました。

バザー・「ご自由にお持ち帰り下さい」・資源ゴミのリサイクルについて・焼却・水の浄化・近くの川の生き物・流木・漂着物・不法投棄ゴミ・古紙の紙漉き体験等・・・。




空き缶のプルタブ。これを集めて車椅子などに交換してもらうそうです。

そう言う話はわりと耳にするのですが、分からなかったのが、何故、プルタブにこだわるのか。

ゴミを減らす、リサイクルするというのは分かりますが、

昔のプルタブは、蓋を開けると缶から離れましたよね?

そこで散らかったプルタブを集めるなら分かるのですが、離れない今、何故わざわざ剥ぎ取ってまで集めるのか。

スタッフさんに質問。


A:スチール缶でも、プルタブだけはアルミ製なのでそれを集めています
なので、アルミ缶のプルタブを剥ぎ取って集めてもあまり意味が有りません
ちなみに、スチール缶のアルミ部分だけ剥ぎ取られるとスチール缶の買い取り価格が下がったりもします(アルミは高いから)

なるほどね~そういうことでしたか。




電球は埋め立てですが、蛍光灯はリサイクルされるそうです。

ガラスや水銀、それぞれ使える物は使うそうです。

僕が住んでる町は蛍光灯も埋め立て。町によって違いますね。




こちらは燃えるゴミについて。

焼却炉で焼却後残った物だそうです。

飛灰、燃えなかった不燃物。

最近は、この灰から金属(鉛、金等)を取り出す技術もあるそうですが、まだそこまでは導入できていないとの事。

紙の印刷物でも、黒インクには鉛が入っていたりする為、燃えるゴミでも金属は含まれているとのこと。




その中から磁石に付いてきた金属(これはリサイクルするそうです)。

ちゃんと分別出来ていなかったのでしょう。

焼却炉の構造や、燃やし方、炉によっての燃費、熱効率の違い、排気の浄化等、

なんだかんだと質問しまくりましたが、全てちゃんと答えて下さいました。

ちなみに白浜町の焼却炉は、炉の中に砂が入っていて、それを熱風で温度を上げ、そこにゴミを投入し熱して燃焼ガスを発生させ燃やすそうです。
そしてその排気熱を熱風に使うことで、化石燃料の使用を抑えているそうです。
(電気代は結構かかるそうですが)

「勉強されてるんですか?」と言われましたが、別にそういうわけではありません。
ゴミがどうなっていくのか、どこまでリサイクル、環境配慮がされているのか知りたかっただけでございます。




紙漉き体験してみました~。



紙パック、酒のパックが結構質が良いそうです。これのビニールを剥いでシュレッダーかけて水に漬けふやかし攪拌したものが用意されていました。

それを枠に入れて押し寿司みたいに押して、



こうなりました。(^^

これを乾燥させたら出来上がり。すぐには乾かないので現在うちで陰干し中。



フェアを見て・・・

まあ、思ったよりゴミ処理技術も進んでいて、努力もされているようでとりあえずは良かったです。

あとはゴミを出す人も、もっと意識してちゃんとしないといけませんね。




帰り道、初めて訪れる「波切不動明王」さんとこで休憩。

今朝、思い付きで作った黒豆ココア(無糖)入りのホットケーキ、ココアパンみたいで美味しい♪


(富田川、上流方向を望む)

今日~もいい天気~♪ 梅雨?