がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

憧れの人は今

2016年03月05日 00時47分11秒 | 徒然

38年も前に憧れた、職場の先輩に思いがけずお会いできた。

気持ちは当時のままだった私。

緊張と、嬉しさと、それと、それと・・・

背筋をピンと伸ばして、颯爽と肩で風を切って歩く、

スーツのとても似合う、

博学で、常に前向きで、勉強家の人だった。

だが、”38年の時間” は実に残酷だった。

夢にまで見たその人は、目の前にいたその人は、

生活に疲れ、仕事に疲れ、人生に疲れきってしまったようだった。

60歳を、自分の人生の いくつめの転機とするかは人それぞれだが、

私、その年になる時には、今より元気で明るく生きていたい。

そう考えてしまった、再会の瞬間だった。


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