風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

やらなければいけないこと

2021-09-12 12:26:28 | 日記・エッセイ・コラム
深夜のTV放送。

某国営放送でのスペシャル番組。

「”ふたりな”ならもっと強くなれる~絆で目指す世界の頂点」

あのパラリンピック女子マラソン、金メダルに輝いた道下美里選手と伴奏者志田淳さん・青山由佳さんの挑戦をドキュメンタリータッチで映し出した番組だ。

世界記録を持ちながら前回のリオでは金メダルを手にすることができず、東京大会を前に選手と伴奏者が苦悩する姿に心を揺さぶられた。

ここ3年、コロナ感染によりあらゆる大会が中止になり、その上に自分の体調の悪化や生活環境の変化により走れない、走らない日々が続いている。

もう年齢のこともあるし、この先コロナの終息がいつになるのか出口も見えず、殆ど大会を走る事はないのではないかと思い始めていた。

健康のため、それに気分転換、そんなことができればいい。

公園でも近所でも、ジョギングだけで充分だ、そう思っていた。

だけど、この番組で思い出したのは、視覚に障がいのあるランナーさんは伴奏者がいなければその練習さえ行えないのだ。

少しでも気持ちがあるのなら、自分が走ることでブラインドランナーさんの手助けになるのならもっと走らなきゃいけないんじゃないかと。

しっかりゴールまで導けられるだけの走力は取り戻しておかなければならないのではないかと。

今後、ワクチン接種の拡大で大規模の大会が復活したなら、その時に必要とされるなら、いつでも走れる準備は整えておこう。

まともに走れなくなって年単位でのブランクがあるにしても、まだ今なら間に合うかもしれない。

まだまだ老いるのには早いと、深夜の番組に背中を押された。


コメント (2)
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