風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

晴れない気持ち。

2024-03-08 05:37:09 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、東京支店との交流会が開かれた。

大した内容でもなく、退屈な時間だった。

しかし、問題はその交流会の後に提言された。

事業の拡大、雇用の増大等がある地位ある幹部から発せられた。

障がい者の雇用の窓口が広がるのは、それは喜ぶべきことだろう。

しかし、事業の拡大によって今の子たちは更にスキルを上げていかなければならない。

あの子たちのスキルを上げる、その苦労は本当に口にできないほど。

簡単にもっと仕事を増やせば収益もと思うのは健常者の勝ってないイブとも思えるし、あの子たちの能力を何処まで知ってその様な発想になるのか、そこに疑問が残る。

自分の与えられた今の仕事をこなすのに精いっぱいのあの子たちはこれからさらにスキルを上げなければならない。

そのモチベーションは何処から引っ張り出してやれば良いのか、あの子たちを指導する自分たちの負担も当然増える訳だ。

もう見切りをつけ、他の職種をと思っていたのだが、どうも雲行きが怪しくなってきている。

退職願がそう簡単に受理されないであろう予感。

かなりの説得攻勢が繰り広げられるに違いない、と思われる。

そもそも求人を出しても応募が殆どないような事業内容だ。

その上に事業拡大の構想とは、今の現状を知っているのだろうかと本社の意向さえ疑いたくなる。

もしかしたらとんでもない場所に足を踏み込んでしまったのかも知れない。

あちこちから色々な憶測が飛んでいる。

まずい。

この年になってもなお、自分の進む道が見えてこない。



本社の思惑とは・・・。

例えば低賃金で雇用される障がい者くんたち。

単純作業なら文句も言わず、黙々とこなす能力は備えている。

その作業のコスト削減にあの子たちを利用する、と言ってしまえば言葉が悪すぎるのかも知れない。

しかし、今まで、その作業に従事していた作業者は職を失うことになる訳で、必ずしも円満な事業展開とはいかないような気がする。

あの子たちに罪はなくとも、ある種恨みを持たれるかもしれない可能性もある。

何かにつけ、社会から違う目で見られてきたあの子たちがまたその目で見られる機会が増えることもあり得る。

これからこの事業所に希望を持って入社する子がもしいるとしたら、手放しに喜ぶことはできないのではないだろうか。

障がいをもったお子さんの就職問題はかなり過酷だそうだ。

そのうえで大手一流企業の子会社と言うだけで、安心してい親御さんは預けるのだとおもう。

その実態とは、複雑な事情であの子たちと同じように多くのスキルを身に着けていかなければならない。

それは社会に出るためには誰でも必要なことだ。

ただ、かなりの努力と苦労を重ね、それに人も目からも耐えなければならない事になるかもしれない。

どうか、穏便に、平和的解決をお願いしたいものだ。



明後日は「高碕シティはるな梅マラソン」だ。

山間の町での開催だけに、今の雪の状態が気になる。

山間だけに平地よりも更に積雪が予想され、日陰となる部分の凍り付いた部分がもしあるとしたら、その路面はきっと溶けることがないのではないか。

果たして開催されるのだろうか。

開催も心配だが、それ以上に自分の練習不足が気になる。

どうも天気が安定しない今年の冬。

晴れても強風で走るどころの騒ぎではない。

まだモチベーションが上がっているうちはそれでも走っていただろうが、疲労が蓄積されてしまったのか、走り出すとあちこちの痛みに閉口してしまう。

一度走ると3日くらいのインターバルを取らないと痛みを強く感じてしまうのは、やはり根本的な練習が足りてない、負のスパイラルなのか。

自信のないレース程気の重いものはない。

地獄を見る覚悟。

今は天気と同じように重く背中に押しかかっている。

コメント
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