食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

回転寿司店の中には水産ブローカー絡みで深海魚を安く仕入れる/回転寿司の真相128皿目

2019年05月12日 | 暗躍業者・健康阻害
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Pointminin8 回転寿司の真相シリーズ128皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND8-A 暗躍する水産業者・水産加工業者
回転寿司店の中には水産ブローカー絡みで深海魚を安く仕入れる
深海魚専門業者からの納入されるネタ/回転寿司店の仕入れルート5

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皆様が勘違いしていることは、漁に出ても同じ魚ばかりが獲れる訳ではありません。網を上げれば、様々な魚種が一緒くたに獲れます。見たこともない魚は売れないために、漁師からは敬遠されます。またよく食べられる魚でも大きさの不揃いなどで、一部はスーパーなどの流通経路には乗りません。かつてはこうした理由だけで、漁獲量の3割が捨てられていました。大量の見向きもされない魚に目を付けたのが、国内の水産ブローカーなどです。

しかし現在は海外を主体にし、開発魚(下記参照)と呼ばれる海外現地では食べられていない魚や深海魚を大量確保する手立てを講じています。本物魚の白身魚・ヒカリ物、例えば鰤(ぶり)・鰆(さわら)・細魚(さより)などの魚と味や食感が近い開発魚は、本物魚の名称で回転寿司ネタとして売り飛ばすのです。あるいは適当な魚名をつけて、惣菜売場に置かれます。回転寿司店の偽装魚ネタの所以は、ここにあります。明らかに、実質的な食品偽装です。

水産ブローカーは、今や幅広く手を伸ばしています。必然的に水産マフィアや魚資源開発会社、海外に通ずる水産流通会社と接触することになり、暴力団など「大規模な黒い組識」がうごめく図式です。回転寿司ネタの背景には、ドロドロとした“怖い実態”があることを知っておいて下さい。

参考/開発魚とは、リンク独立行政法人水産総合研究センター・開発調査センターが、日本人の味覚に合う、あるいは従来から食べられてきた一般的な魚の食感に似た外国の別種魚や深海魚など、世界中の海洋から探し出してきた魚の総称です。問題は獲れた魚の固有名称で売るのではなく、水産ブローカーなどが前述の通り本物魚の名称に偽り販売することです。回転寿司ネタ・コンビニ弁当の白身フライ・フィッシュバーガー・おでんなど、深海魚を中心とした開発魚は、相当、市場に出回っています。詳しくは、後号のR8-B/これからはカタカナ寿司ネタの時代に(開発魚の正しい活用)でお伝えします。

▽深海魚・不明魚専用業者からのルート
R86
図表/回転寿司の真相

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。

Nzretop150

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