食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

回転寿司の真相シリーズはレーチェル・カーソン著「沈黙の春」に感銘/回転寿司の真相161皿目

2019年05月23日 | 暗躍業者・健康阻害
Nzshinsoutp

Pointminin9 回転寿司の真相シリーズ161皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND9 回転寿司の健康阻害を考える
回転寿司の真相シリーズはレーチェル・カーソン著「沈黙の春」に感銘
女史は農薬などの危険性・残留性・生態系への恐れを告発した

Sushir161

当ROUNDのまとめです。ところで、レーチェル・カーソン氏をご存じですか? 1960年代に、農薬・DDTなどの危険性・残留性、生態系への恐れを告発した米国の生物学者です(1964年没)。著書「沈黙の春」はあまりにも有名で、投稿者は数十年前に読み多いに環境問題を触発されたものでした。前号のようにその後日本では、有吉佐和子氏が「複合汚染」を著わしました。お二方とも当時は変人扱いされ、農薬・化学薬品などの関係業界から厳しい圧力を受けました。

それから半世紀前後、お二方が訴えた化学物質の恐怖と対策、自然環境の保護は、少しずつ世界の人々の理解を得て動き出しました。ダイオキシン類と言えば、ベトナム戦争で米軍が使用した“枯れ葉剤”が代表事例です。その影響で、ベトちゃんドクちゃん~上半身が2つ・下半身が繋がった結合双生児が産まれ、世界中が驚愕しました。国内でも食用油にPCBが混入、色素異常を発症した“黒い赤ちゃん”が産まれるなど1.4万人が被害を訴えた、カネミ油症事件を忘れる訳にはいきません。

回転寿司から、書籍「複合汚染」 「沈黙の春」へ一挙に話を飛躍することは、世界初?ではないでしょうか(苦)。もちろんレーチェル・カーソン氏は、当時、日本独自の回転寿司はご存じなかったと思います。鮪(まぐろ)や多くの魚介類がダイオキシン類やメチル水銀で汚染されるにつけ、お二方がおっしゃったことが身に染みます。環境悪化や安易な食品が溢れることから、赤ちゃんは産まれる前から、母親のお腹の中で有害物質を吸収する異常さです。これは他人事ではなく、日本の現状なのです。

ROUNDの終わりに当たり、歴代自民党政府の格差政策・企業の低賃金策から、消費者の大半は質が悪くても安い食品・製品ばかりを追い求めています。これでは、ますます日本人に病魔やアレルギーが急増するでしょう。できれば「沈黙の春」 「複合汚染」をお読みになり、趣旨をご理解頂ければと存じます。投稿者として、従来から食を通じての化学物質の怖さを当シリーズや食品のカラクリシリーズでお伝えしてきました。せめて当ブログをご覧になった皆さんは趣旨をご理解頂き、十分、食生活に気を付け健康にお過ごし下さるよう願っております。

Sankoua
レーチェル・カーソン日本協会/HP
回転寿司の真相シリーズは有吉佐和子著「複合汚染」が原点

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。

Nzretop150

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