少数派シリーズ/暮らし
マイナ㉒5年後に役所で更新しなくてはならず、この時点で脱落者(無保険者)が続出か?
■仕事を休んでまでも更新する若者は少なく「無保険者」急増のきっかけに、病院側も不安視
荻原博子氏の著者「知らないと一生バカを見るマイナカードの大問題」を抜粋したものです/まず投稿者の文章=社会の様々な要因で「〇〇年問題」が起き、例えば宅配業界ではドライバーの勤務管理や人手不足から「24年問題」と称される。マイナカードでも、「25年問題」あるいは「27年・28年問題」がもうすぐやってくる。芸能人軍団や元野球選手・タレントを使い莫大な税金を使い、膨大なTVCMを打った「マイナキャンペーン」の第1弾が20年9月から始まり、第2弾が22年1月~23年9月まで行われた。つまり大量に加入した時期から丸5年後、早ければ25年、遅くても28年までにはマイナカードの期限5年が切れる。前号・既号で紹介した。マイナカードを持たない国保の方の保険証の”代理”になる「資格確認書」は当面、役所から送られてくる。しかし「マイナカードの更新」は、自分自身が役所に出向かねば更新できない。だから荻原博子氏が強く懸念する、若い方の「国保からの脱落」が始まるのだ。若い方に限らず更新しなければ「保険証」は機能せず、無保険者となり病院・診療所では「10割負担」を余儀なくされる。こんなことが拡大するば、国際的に日本の自慢だった「国民皆保険制度」が崩壊する。とんでもないマイナカードの”落とし穴”を、後で知った方も多いだろう。本来は政府が国民を騙していたのだが、マイナカードの加入した以上は従わざるを得ない。だから国民は大きな声を出して、自民党政権を倒し「制度を基に戻す」しかないのだ。投稿者は荻原博子氏の著書を読み「マイナの真実」を悟り、申請せずトラブルに巻き込まれずに済んだ。
■プロフィール「知らないと一生バカを見るマイナカードの大問題」著者:荻原博子氏
▽経済ジャーナリスト、明治大。1954年、長野県生まれ。家計経済のパイオニアにして第一人者。テレビ、新聞、雑誌でレギュラーや連載を多数持ち、生活者の視点から難しい経済と複雑なお金の仕組みを分かりやすく解説。『投資なんか、おやめなさい』(新潮新書)など、著書多数。
▽まえがき/「マイナカードの大問題」とは、このカードで、私たちの暮らしがどんどん不便になることです。2024年秋以降、「保険証」が廃止されると、病院の窓口は「マイナカード」に搭載された「マイナ保険証」だけでなく、「暗証番号のないマイナ保険証」「被保険者資格申立書」「資格確認書」「資格情報のお知らせ」、さらに1年間は「保険証」にも対応せねばならず、受付業務が何倍にも膨れ上がります。患者も、今まで月に1回「保険証」を持っていけばよかった病院の窓口で、毎回、前述のような書類やカードの提出を求められます。しかも2024年秋までには、まだまだ必要なカードや書類が増えそうです。「保険証」だけでもこんなに不便になるのですから、『パスポート』や『運転免許証』までついたら、どれだけ不便になるのか想像もつきません。本書では「便利」が売りのはずの「マイナカード」が、なぜ、どんどん「不便」になっていくのか、その大問題の本質に迫ります。
次号/マイナ㉓荻原博子氏著書(終)「国民皆保険崩壊・医療崩壊を防ぐためマイナ保険証の廃止を」
前号/マイナ㉑マイナ保険証端末機器トラブルが医療機関の7割で発生・カード期限切れも
マイナ㉒5年後に役所で更新しなくてはならず、この時点で脱落者(無保険者)が続出か?
■仕事を休んでまでも更新する若者は少なく「無保険者」急増のきっかけに、病院側も不安視
荻原博子氏の著者「知らないと一生バカを見るマイナカードの大問題」を抜粋したものです/まず投稿者の文章=社会の様々な要因で「〇〇年問題」が起き、例えば宅配業界ではドライバーの勤務管理や人手不足から「24年問題」と称される。マイナカードでも、「25年問題」あるいは「27年・28年問題」がもうすぐやってくる。芸能人軍団や元野球選手・タレントを使い莫大な税金を使い、膨大なTVCMを打った「マイナキャンペーン」の第1弾が20年9月から始まり、第2弾が22年1月~23年9月まで行われた。つまり大量に加入した時期から丸5年後、早ければ25年、遅くても28年までにはマイナカードの期限5年が切れる。前号・既号で紹介した。マイナカードを持たない国保の方の保険証の”代理”になる「資格確認書」は当面、役所から送られてくる。しかし「マイナカードの更新」は、自分自身が役所に出向かねば更新できない。だから荻原博子氏が強く懸念する、若い方の「国保からの脱落」が始まるのだ。若い方に限らず更新しなければ「保険証」は機能せず、無保険者となり病院・診療所では「10割負担」を余儀なくされる。こんなことが拡大するば、国際的に日本の自慢だった「国民皆保険制度」が崩壊する。とんでもないマイナカードの”落とし穴”を、後で知った方も多いだろう。本来は政府が国民を騙していたのだが、マイナカードの加入した以上は従わざるを得ない。だから国民は大きな声を出して、自民党政権を倒し「制度を基に戻す」しかないのだ。投稿者は荻原博子氏の著書を読み「マイナの真実」を悟り、申請せずトラブルに巻き込まれずに済んだ。
■プロフィール「知らないと一生バカを見るマイナカードの大問題」著者:荻原博子氏
▽経済ジャーナリスト、明治大。1954年、長野県生まれ。家計経済のパイオニアにして第一人者。テレビ、新聞、雑誌でレギュラーや連載を多数持ち、生活者の視点から難しい経済と複雑なお金の仕組みを分かりやすく解説。『投資なんか、おやめなさい』(新潮新書)など、著書多数。
▽まえがき/「マイナカードの大問題」とは、このカードで、私たちの暮らしがどんどん不便になることです。2024年秋以降、「保険証」が廃止されると、病院の窓口は「マイナカード」に搭載された「マイナ保険証」だけでなく、「暗証番号のないマイナ保険証」「被保険者資格申立書」「資格確認書」「資格情報のお知らせ」、さらに1年間は「保険証」にも対応せねばならず、受付業務が何倍にも膨れ上がります。患者も、今まで月に1回「保険証」を持っていけばよかった病院の窓口で、毎回、前述のような書類やカードの提出を求められます。しかも2024年秋までには、まだまだ必要なカードや書類が増えそうです。「保険証」だけでもこんなに不便になるのですから、『パスポート』や『運転免許証』までついたら、どれだけ不便になるのか想像もつきません。本書では「便利」が売りのはずの「マイナカード」が、なぜ、どんどん「不便」になっていくのか、その大問題の本質に迫ります。
次号/マイナ㉓荻原博子氏著書(終)「国民皆保険崩壊・医療崩壊を防ぐためマイナ保険証の廃止を」
前号/マイナ㉑マイナ保険証端末機器トラブルが医療機関の7割で発生・カード期限切れも