食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉/食品のカラクリ・食肉4

2014年03月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 成形肉の危険性/食肉
成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉
レアやミディアムで食べることは論外!しっかり火を通すこと

R1043513384 写真は本物肉

■成形肉は大腸菌や雑菌の温床になりやすいことを知るべき
質の悪い「成形肉」は、抑制されるどころか拡大の一途です。成形肉を食べてO-157などの食中毒を起こした事件は、度々、全国各地で新聞紙上を騒がしています。背景には、ステーキチェーン店自体が成形肉の根本的な危険性を全く把握していなかったからです。そのためお客がレアで食べて、食中毒を起こしたのです。

一般のステーキ肉と成形肉とでは、普段の状態でも付着している大腸菌の数が20倍も違います。ステーキ肉は塊を切った1枚肉なので、大腸菌が付着しても表面だけを焼けば菌は死滅します。そのため、レアやミディアムでも大丈夫なのです。しかし成形肉は牛脂の注入や肉を貼り合わす製造工程が多く、大腸菌や雑菌の温床になっているのです。大腸菌が肉の内部に潜入しやすく、しっかり中まで焼かないと食中毒を起こす恐れが高く危険なのです。

激安ステーキチェーン店が、焼きの程度をお客の好みに任すなど論外です。普通の肉は脂身が同じ方向に筋状に入っていますが、成形肉は牛脂注入による不自然な筋が付いています。あるいは数mmの球形の脂身が数多く点在しているので、店でよく観察しましょう。でも焼いたり、持ち帰りのカツ丼弁当など調理加工後では、全く見分けが付きません。

■ステーキ店やスーパーでOO加工、△△風と書いてあれば成形肉
過去には多くの店で、成形肉の使用を隠していたことから、お客への説明は全くなされていませんでした。ステーキチェーン店へ行ったら、大きな字の“やわらか加工”に眼を奪われてはいけません。お客への親切心ではなく、遠回しに成形肉を使っていることを示しています。問題が起こった際には、「成形肉をご存じないお客が悪いのですよ」とも言っているのと同じです。あるいはメニューの下に、見えないぐらいの小さな字で成形肉と表示する程度です。

お客側も、成形肉の存在を知って欲しいのです。スーパーでも、表示ラベルには成形肉と書かれています。煌びやかなイメージラベルに、“柔らか加工”“霜降り加工”や「~風」とあれば、間違いなく成形肉です。必ずパックのラベルを確認して、“普通の肉”を買いましょう。

スーパーはお客の年齢層が高いので、さらに成形肉の存在をご存じない方が多いのです。TVのお客へのインタビューでは、普通の肉をサイコロ状や厚手に切った肉、タレ付き焼き肉用と思っていた方が多数でした。安いので、生計のために成形肉を買おうと思ってはいけません(オヤジギャグ)。普通の肉でもそんなに高くないので、成形肉は避けましょう。長い人生、日頃の食生活があなたの健康や寿命を決めます。

Sankoua
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焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1

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