食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【こ(か-た行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.19

2023年09月06日 | 毎日クロス辞書/本文
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こ(か-た行)気になる言葉の辞書 P.19/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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こ(か-た行)
炬火(こか) = 松明(たいまつ)、篝火(かがり火)。きょか。
誤解 = 政治家は自分の失言を、「国民の誤解」と言い訳する。菅首相も芸能人などとのステーキ会食で国民に「誤解を招いた」と発言した。しかしネットでは、「二階が招いた」(二階幹事長が呼び出した)と大騒ぎ。
碁会所(ごかいしょ) = 人々が集まって碁を打ち合う所。
5月5日に相応しい曲 = 笑い言葉 < タンゴ(端午)。投/3月に流れる曲はマーチ、どちらも同じスペルのMarch。出産を促す曲は、サンバ(産婆)。タンゴ、サンバ、マンボ、サルサなど、中南米はリズムの宝庫。なおドドンパは、日本発祥のリズム。「恋のメキシカン・ロック」などリズム歌謡と称するヒット曲を歌った橋幸夫は、2023年の80歳の誕生日をもって歌手活動からの引退。
筑子節(こきりこぶし) = 日本の民俗楽器。長さ20~30cmの2本の竹棒で、これを両手に持ち打ち鳴らす。謡曲。こきりこを打ち鳴らしながら踊る芸能、中世に流行。現在、富山県五箇山地方などに残る。投/民謡歌手・原田直之氏が歌う、「コキリコの歌」は逸品。NHKみんなの歌では、少年少女合唱団形式で、数回、紹介されたそうだ。成世昌平氏の「はぐれコキリコ」も、またよし。投稿者は歳のせいで、コキリコとお笑い芸人のココリコを言い間違える。
(こく) = 本来、中国で穀物の熟したことをあらわしたところから、酒などの深みのある濃い味わい。「-がある」。投/酒のためにあるような言葉。ビール・食品メーカーは「酷」では印象が悪いため、「濃(こ)く」やカタカナ表現にしている。
虚空(こくう) = ①何もない空間、空。②事実に基づいていないこと、架空。③思慮のない様。向う見ず、無鉄砲。
酷暑日 = 夏のきびしい暑さ。酷熱。投/2022年、日本気象協会が最高気温が40℃以上の日を「酷暑日」、夜間の最低気温が30℃以上の夜を「超熱帯夜」と命名した。但し気象協会が独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではない。後世の人は、40℃を切った日は「今日は比較的涼しい」と言うのだろうね。
国葬 = 国家の大典として国費で行う葬儀。投/法律もなく国民の支持も少なく・世論が完全に割れている中、岸田首相は安倍首相の国葬を執行した。NHK世論調査では国葬を「評価する」49%、「評価しない」38%。無党派層は逆転し「評価する」37%、「評価しない」47%だった。毎日新聞記事「松尾貴史のちょっと違和感」でも、『国民の分断を煽り、国会で大嘘を付いた人物を国葬にすることを疑問視する』意見だった。投/投稿者も、これほど酷い政治で国民を苦しめた人物はなく、国葬にすべきではなかったと考える。
穀潰し(ごくつぶし) = 食べるだけで何の役にも立たない者。人を罵っていう語。
極楽往生(ごくらく・おうじょう) = ①この世を去って極楽に生まれること。浄土往生。②安らかに死ぬこと。大往生。投/安倍首相国葬の菅前首相の弔辞で、大袈裟に言えば政教分離に関する「憲法違反」があった(笑)。国葬(国の事業)はあらゆる宗教に属さない式典で行うことになっていたが、弔辞は「天はなぜ、よりによって、このような悲劇を現実にし~」と発した。「天」や「天国」はキリスト教用語なのでアウト。日本人の多くは亡くなったら天国に行くのではなく、「極楽」や「極楽浄土」へ行くことに。「冥福を祈る」は仏教用語なので、NHKや教会では使っていけないことになっている。
国連 = 投/国連が機能しないのは、常任理事国が持つ「拒否権」。しかし一方で専門家によると、大国に拒否権を与えたのは国連の前身・国際連盟の失敗の反省から。1933(S8)年、日本・ドイツが国際連盟から脱退し、第2次世界大戦へ進んで行ったこと。拒否権を国連の「安全弁」と表現し、拒否権を与えて脱退しにくくし、あるいは多数決だと大国同士の戦争に発展しかねないため。
(こけ) = 笑い言葉 < 愚かな植物は<苔?>。虚仮(こけ)=①真実でないこと。②思慮の浅薄なこと。おろかなこと。③虚仮にする~馬鹿にして侮ること。
焦茶(こげちゃ) = 黒みがかった濃い茶色。焦茶色(こげちゃいろ)。さて「茶色」は、黒味がかった赤黄色。茶色(茶の色)と言うが、お茶は緑色しているのになぜ? チコ情報/お茶は平安時代に中国から伝わり、当時は焦茶色をしていたので「茶色」と言われた。江戸時代になると簡易な製法が編み出されて、緑色のお茶が普及した。しかし「茶色」の言葉だけが残ったようだ。
虚仮の一念(一心)岩をも通す(こけ・-) = 愚かな者がただその事だけに心を傾けてやりとげようとすること。「虚仮」とは、思慮の浅薄なこと。おろかなこと。「虚仮にされる」。投/岩のイメージから「苔の一念」の書き間違いを見つけるが、こちらのほうがリアル感がある。
心得顔(こころえがお) = ある事情をすっかり承知している顔つき、得意な顔つき。したり顔は、してやったぞという得意そうな顔。2つは、微妙に異なる。明鏡国語辞典第三版に、「いかにも誇らしげな顔、したり顔」、関西弁の“どうや”(どうだ)の意と載る。
心添え(こころぞえ) = 親身になっての注意・忠告。忖度は、他人の身中を推し量ることで良い意味だったが、政治家や官僚が本来の言葉も壊してしまった。忖度の次は、奴らがこの言葉も汚してしまうかも。
御三家(ごさんけ) = ①公家(くげ)の三家。閑院家・花山院家・中院(なかのいん)または久我(こが)家。 ②江戸時代、尾張の徳川家(尾州家)、紀伊の徳川家(紀州家)、常陸の徳川家(水戸家)の総称。投/芸能界は御三家、新御三家と呼ばれるが、前述の公家・武士の“本物の御三家”を覚えておこう。男性芸能人は御三家・女性陣は三人娘と呼ばれ、当時はジェンダー意識がなかったようだ。
古式(こしき) = 古来の法式。「-ゆかしく」。投/未だに不勉強アナが、「古式豊かな」と言っているが誤用。ゆかしいは、上品ですぐれていること。
腰巾着(こしぎんちゃく) = ①腰に下げる巾着(口を紐で括って金銭や物を入れる袋)。②転じて、目上の人などに常に付き従って離れない者を嘲笑って言う言葉。投/同義語は、太鼓持ち・提灯持ち・茶坊主・金魚の糞・イエスマン。自己主張もできない自民党の若手議員、“自民党広報局長”的な田崎史郎、与党・自民党の“丸呑み報道”する各メディア政治部。
故実(こじつ) = 昔の儀式・法制・服飾などの規定・習慣など。
越の国(越路)(こし・-) = 笑い言葉 < 吹雪がつきもの?北陸道の古称?と言えば、シャンソン歌手の「越路吹雪」。投/東京出身も父が新潟へ転勤し、越路も新潟で学生時代を暮らしたことに由来、芸名は父親が名づけた。「越の国」(越路=越へ行く道)は、越前(石川県と福井県の北部など)・越中(富山県)・越後(新潟県)の総称。7世紀後半に都(みやこ・飛鳥)に近いほうから、越前・越中・越後に分けられた。地名には、例外はあるが概ね奈良や京都から近い順に前・中・後、または手前が上(かみ)・奥は下(しも)が付けられる。
小姑(こじゅうとめ) = 配偶者の姉妹。男性である「小舅」(こじゅうと)と区別する場合、「こじゅうとめ」と読む。
故事来歴(こじらいれき) = 古くから伝わっている事物についての、いわれや伝来の事情など。「-を調べる」。
午睡(ごすい) = 昼、寝ること。昼寝。Siesta・スペイン語。スペインなどで、昼食後にとる昼寝。投/子供の頃に「食べてすぐ寝ると牛になる」と叱られたが、親戚・職場などで未だかつて「牛になった人」を見たことがない。しかし失踪・行方不明になった人は、牧場の牛になっていたのかもしれない。
コスパ = コスト・パフォーマンス・cost performanceの略語。費用対効果。支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもの。投/「タイパ」の言葉もあり、タイムパフォーマンスの略。若い層は、教授・講師の授業動画や映画なども倍速で見る方が多い。授業は一定の時間で倍の授業量が得られ、頭に入るので効果的とも言われる。一方で映画やドラマは、揺れる心や心理状態や「間(ま)」が大切なのに無視される。コンテンツにどう感じたかが必要だが、仲間はずれにならぬよう、ただただ“あらすじ”だけ知っておくための行為が多いと言う。究極は10分で見られる要所のみの「ファスト映画」、これでは感性が得られず芸術が泣く。
コスプレ = costume play・コスチュームプレー。①俳優の衣装の視覚的効果をねらった劇。特に歴史劇や歴史映画をいう。衣装劇、時代劇。②日本での用法は、漫画・アニメの登場人物などの扮装をして楽しむこと。
コスモス = kosmos・ギリシア語。Cosmosは、ギリシア語から波及した英語。①秩序ある世界。万物を秩序立って統一している世界、宇宙をコスモスと名付けた。反対語⇔カオス。②キク科の一年草、秋桜。投/舌状花が規則正しく8枚ずつ並んでいる様子を見て、ギリシャ語の秩序を表すコスモスと名づけられた。古代ギリシャ時代、哲学者ピタゴラスが宇宙は秩序ある調和のとれたシステムであると考え、これをコスモスとした。
こぞ = 去年、昨年。
誇大広告(こだいこうこく) = 商品やサービスの長所を過度に表現して、実際より良く思わせる大げさな広告。「日本広告審査機構」(JARO)は、広告に対する苦情や疑問点(嘘、大げさ(誇大)、わかりにくい、紛らわしい、誤解を招くなどの苦情(主に広告活動を規制する景品表示法や医薬品医療機器等法などに抵触する可能性がある場合)を受け付け、広告主に改善を求める。投/TVやラジオなどで、消費者に誤認を与える「うそ、大げさ、まぎらわしい」に注意喚起するキャンペーンを続けている。誇大広告防止のため表現を規制されているが、通販では「個人の感想です」のテロップで逃れる方法がまかり通っている。スポンサーが考えた“CMフレーズ”を、芸能人や一般人がお金を貰って「個人の感想」としている。諸外国ではアウトだが、日本は、依然、こんなものがまかり通っている。
御多分(ごたぶん) = 多分は多数・大部分の意。人や勢力の大部分がつき従う。「御多分に漏れず」~大部分の人が考える通り。投/御“多聞”に漏れず~は誤用。
拘り(こだわり) = ①ひっかかったりつかえたりする。②些細なことにとらわれる。拘泥する。投/拘り・病み付き・やばい~元々は否定的な意味や反社会的な業界用語だったが、昨今はグルメなど良い意味で使われるように変わった。でも投稿者は、確固たる信念をもって言わないようにしている。
東風(こち) = 東の風。「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花」。太宰府に左遷される前に、学問の神様・菅原道真が詠んだ有名な和歌。主(あるじ)なしとて、春を忘るなの意味・内容。
国境なき記者団 = 言論の自由・報道の自由の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織、1985(S60)年設立。世界中で拘禁されたジャーナリストの救出、死亡した場合は家族の支援、各国のメディア規制の動きへの監視・警告が主な活動としている。投/日本の報道の自由度は、世界でかなり低い。安倍首相や高市大臣が、2014・15年頃から放送法を牛耳り圧力を掛け続けた。政府・自民党も有名ジャーナリストやMCを批判し番組を辞めさせ、メディアが萎縮し始めた。一方、国境なき医師団のほうが先輩格で1971(S46)年設立、99年にノーベル平和賞を受賞した。あらゆる分野で、「国境なき」組織の促進を望む。
コップの中の嵐 = 当事者が大騒ぎをしているだけで、大勢には何ら影響を与えないで終わってしまうような事件。投/突然、公明党が自民党との選挙協力をやめると言い出した。国民にとって、所詮、「コップの中の嵐」。公明党地方議員の落選が続き、選挙得票もかつての800万票から600万票へ激減。支持母体の創価学会からの突き上げか?単なるパフォーマンスか? 平和を主張した党が、今では敵基地へのミサイル攻撃まで加担。これでは、学会員どころか国民からも見放される。
五徳(ごとく) = 炭火などの上に置き、鉄瓶などをかける3脚または4の輪形の器具。鉄または陶器製。語源は「コ(炉、火)+ トク/トコ(床)」、あるいは「クトコ(火所)」の転訛。「五徳」という儒教における五常の徳(仁・義・礼・智・信)が連想されるが、関係はなく当て字と考えられる
誤読 = 誤読で有名な話は麻生首相時の「みぞうゆう」(未曽有・みぞう)、安倍首相は「でんでん」(云々・うんぬん)、落語通を自称する加藤厚労大臣は「よせき」(寄席・よせ)と発言した。羽鳥慎一モーニングショーでは、視聴者のメッセージをそのまま書き写した文章が「酒は芍薬の調」(しゃくやくのちょう)になっていて、大笑いした。芍薬は、初夏に大形の花が咲くボタン科の多年草。冗談だが、芍薬の香りがする酒も飲んでみたいもの。正しくは「百薬の長」。
こども家庭庁 = 2023年に設置された行政機関。文科省、厚労省、内閣府、警察庁などが所管していた、子どもを取り巻く行政事務を集約することを目的とする。投/当初は「こども庁」として、子供を公助(社会全体で助け合う)する目的だった。しかし自民党の右翼議員から猛反発を喰らい、「家庭」名称を入れることによって自助(子供への責任を家庭に押し付け)、家父長制の促進に180度変わってしまった。統一教会・日本会議などの右翼組織の圧力を、自民党が丸飲みしたと言われる。
子ども(子供)食堂 = 貧しく満足に食べられない子供や親、一般の方のためにボランティアの方が運営する非営利の食堂。主に、自宅を使っている。食材は個人や団体からの寄付(食品・金銭)、食品会社の余剰在庫や賞味期限が近い食品が寄贈されたもの。現在、7000以上ある。投/今や日本は、一流国家ではない。子供7人に1人の割合で、相対的貧困状態にある。相対的貧困とは、国民の中間に位置する方の所得その半分以下の方を指す。アフリカのように絶対的貧困ではなくても、極めて厳しい。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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