収穫作業も一休みに入ったが

ようやく今日で収穫も一区切りを迎えた。

　　　　　
一区切りといっても一息つけるわけではない。　これまでも収穫梱包の中ほんの１、２時間でも畑に出て手入れに当たってきたのだ。

明日からは目一杯打ち込める（笑、くたばらなければだけど

　　　　　
今日の畑の様子だが、畝の中ほどに見えていた日除けの藁を被った早だしの西瓜が無くなっているのがお分かりいただけると思う。

　　　　　
変わりにお盆向けようにつけた西瓜が育ち目立つようになってきた。

　　　　　
大きさはこれくらい、このところの天気で木も弱り気味だが、まぁまぁといったところで来月の９日前後には収穫出来るだろう。

今日は玉の成長具合を見ながら日除けを始めた。

　　　　　　
お昼に放心状態（そんな風に見えたらしい）の僕を見てバアチャンが午後から手伝ってくれた。

気温は３２度を越え、やっとでさえ焼けやすい畑にあってただただ汗が流れ落ちる。

酷暑のなか収穫作業と重なる為ややもすれば手抜き気味になりがちだがシッカリと管理してこの後の収穫を迎えたいものだ。

そんな中一通のハガキと封書が届いた。

　　　　　
右のハガキは東京は寅さんでお馴染みの葛飾柴又からで、贈り物で戴いた僕の西瓜の美味しさと大きさに驚き感想を寄せて送って来られたものだ。

これまでも何度かこういった戴いた側の贈られた方からの賞賛と励ましのお便りを戴いたが、　これは本当に生産者冥利に尽きることだと感謝している。

これに甘んじることなく来年も同じことを言われるように励みたいものだ。

左のDVDとお便りは先日取材に見えたテレ朝の富山支局の方が翌日の「やじうま＋」のエンデングで流れた部分を録画して送ってくださったもので、心配りが嬉しい。

心配りと言えば今日も西瓜を買いにＪＡを訪れ畑を見たいと言われたお客さんを職員の方が案内して見えた。

僕ら生産者にとって畑には命を懸ける想いがあり雨天時には他人を入れないように心掛けているが、反面多くの方にこの西瓜を知って欲しいという思いもあり今日この頃の好天続きには喜んでお引き受けした。

買い手があっての作り手で自己満足で一人夢中になっていても受け容れられるものではなく食べ手の声が聞こえる、そんな職人になれればいいなぁと思っている。