岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

二十数年ぶりのドカ雪に

2010-01-14 22:19:56 | 日々の暮らし
今朝のこと、起き掛けにカミさんが障子を開け、父さん凄いよ、50センチは降ったわよと言った。

       
幾らなんでもそんなには降らないだろうと答え勝手口の戸を開けて驚いた。長靴に雨具のズボンで外へ出て、スケールで測ってみた。 比較的風の影響を受けない場所で測ってみたのだが、なんと60センチもあるではないか。

記憶では、一晩でこんなに降ったのは平成に入ってからは初めてのことだ。 驚いたのは勿論なのだが、それでもストーブの前に座り、大雪の為に届かない新聞の代わりにテレビを点けていつも通りに朝の時間を過ごす。

そこには随分と大雪と遠ざかっていて、危機感が薄らいでいたのだろう、事態に緩慢になっている自分がいた。

        
時計が7時を回るのをみて、やおら身支度を済ませ出動と相成った。

降りしきる中、新雪は軽く先日のように詰まる様なことはなかったが、まとまった降雪にやはり時間は掛かった。

       
家人の車が出れるようにと急ぐ最中、ザックを背負ったカミさんが出てきて
「わたし歩いて出勤するから、帰り迎えに来てね」と言って、まだ除雪が済んでない町道までの深雪をラッセルで行った。

初動の遅れを悔いても仕方がないが、全く不徳の致すところカンニンして下さい。

それから2時間ほど掛け一先ずは完了したのだが、終わり掛けにカミさんが植えた花壇のハーブを除雪ロータリで引っ掛けた。
 
       
しきりに降るなか、傷つけられたローズマリーの良い香りはそこらじゅうに広がり、降りしきる雪のチラチラした煌めきと相まって良いものを見たような、そんな気分になった。

でも、この事はカミさんには内緒にしとこ、今朝の事もあるから(苦笑。