「ピアノ基礎演習 Ⅰ(1年次)」と「ピアノ表現 Ⅰ(2年次)」は、前期のピアノ実技の授業です。マンツーマンのレッスンの他、教員による鑑賞学習も開かれます。今年度6月に実施された教員による「ミニ・コンサート~ピアノデュオの世界~」では、鈴木しおり先生と新堀聡子先生によるデュオで、「マ・メー ル・ロワ」(ラヴェル作曲、連弾)や「花のワルツ」(チャイコフスキー作曲、2台ピアノ)など6曲の生演奏を鑑賞し、デュオならではの厚みのある音響の世界をつくっていました。
北翔大学の中でこのような素晴らしいことが起きていることを知ると、他の学科の学生にも知ってほしくなります。本当に素敵です!
さて、音楽の素晴らしさをたっぷり味わわせていただきましたが、他のコースの学生もそれぞれが様々な分野において、こうして自分の力を発揮させているのでしょう。例えば、算数の時間にどうやったら楽しくわかりやすい授業ができるのか、教員とのかけあいの中でつくり出している事と同じなのかも知れません。
(山崎正明)