一強二弱と大きな見出し。ユーロ高、ドル・円安とある。こんなことはどうでもよい。主要国の金利が大切である。景気の過熱を引き締めるために金利が上がるのは当然の話し。EUは3.75%、USは5.25%、JPは0.5%である。元来の金利の考え方は虚なるものは大変高い金利が付く。貨幣価値がどんどん下がるということだ。世界に君臨する安定通貨としてはCHFがある。スイスフランだ。この国も金利が低い。新聞記事はつうかの交換レートが低いのは金利差と書いてある。それでよいのである。この国JPの通貨は大変強いということの裏返しなのです。為替問題はいろいろな要因が絡み合っているのです。流通することが大切です。それは通貨の信認を得たということです。意図的に金利を引き上げるということは景気に悪影響を及ぼします。世界中にJPEが流通することは基本です。国内景気が過熱して初めて金利を引き上げるのが筋です。そこで改めて為替の調整が市場で起こるのです。インフレでもないのに金利を上げる必要はありません。日本の通貨は裸の状態のようなものです。強い円というものは為替が円高になることではありません。世界にどれだけ貢献・流通させるか、また信任してもらえるかということが基本のように思います。円安というが昔(敗戦後)はドル円は360円でしたよ。それよりはるか昔はドル円は1円でした。