明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

原因は「政治主導」

2008-02-28 | 政治
池田信夫blogより

>「消費者重視」と称して進められている統制経済については、
>当ブログで何度も問題点を指摘したが、けさの朝日新聞によると、
>今度は経産省がクレジット業者の規制に乗り出すという。
>いわゆる悪質商法で買った商品の割賦販売契約を、
>消費者側が一方的に取り消す権利を認めるものだ。

>この「悪質商法」は、きわめて漠然と定義されており、
>同じ商品を複数買っただけでも悪質と認定されるそうだ。
>これによって、また「グレーゾーン」が大量に発生し、
>貸金業法の改正で飯の種がなくなったクレサラ弁護士が、
>今度はクレジット業者相手に「無理やり売りつけられたので
>金は払わない」という訴訟を大量に起すだろう。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/97fb485551046c7b1216d94030fe6781

ここまでの問題意識は正しい。

「サラ金は悪だ」と言って消費者金融を潰したところ、
資金繰りが付かなくなった中小企業がたくさん倒産したように
今度はクレジット業界発の信用収縮が起こるだろう。

そして、景気が悪くなって困るのは普通の国民である。

それはともかくとして、さらに読んでいくと、
最後は金融庁が悪いの経産省が悪いのと言った、
「お約束」の役所批判で締めくくられている。

この人も何かというと官僚が悪い、官僚が悪いと言う人だし、
最近、そういう人がすごく多いんだけど、
この手のあとさき考えない対処療法って
むしろ「政治主導」の結果なんじゃないの?と思う。

官僚がその副作用などを真面目に政治家に説明しても
「抵抗勢力」扱いされて叩かれるだけなんだから、
そりゃ、こういう目先のマスコミ受けだけを狙った
政策ばかりになるわな。

それは、建築基準法「改正」による「官製不況」しかり、
ポルポト竹中による不良債権処理の強行しかり。

ここらで少し官僚の側に力をシフトすることが、
日本復活のための第一歩になるような気がしてならない。

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1 コメント

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Unknown (s@ysbe)
2008-04-06 15:43:56
最後の2行で笑った。
 最高裁が金利グレ-ゾ-ンの利息徴収分を過去に遡及して返還を認めた判決が業者の首をしめたのであって、
貸金業法改正は誤っていない。
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