明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

本質は変わらない

2007-07-01 | 政治
>道の駅「四万十とおわ」1日開業、「滞留型施設に」

>高知県四万十町は7月1日、同町十和川口の国道381号沿いに
>道の駅「四万十とおわ」を開業する。地域の活性化を手掛けてきた
>四万十ドラマ(四万十町)が指定管理者として運営を担当。
>道の駅で製造した紅茶や地元の野菜などを販売するほか、
>四万十川の清流を眺めながら食事できるレストランも備え、
>滞留型の施設をめざす。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070629c6b2901b29.html

ここ数年続いている年金にまつわる騒動自体は、私は全く冷めた目で
見ているのだが、一連の騒動で一つだけよかったことがあったとすれば、
年金保養施設等の資金の目的外使用と、それに伴う民業圧迫が
無くなる方向に進んでいることだ。

2年前に「独立行政法人 年金・健康保険福祉施設整理機構」なるものが
設立されて、288にも上る施設の売却が順次進められている。

また、同様に「メルパルク」や「かんぽの宿」などの郵政系の施設も、
郵政民営化に伴い、不採算のものは廃止、それ以外は
民営化ということで、こちらもまた対応が進んできている。

これらの変化は高く評価するべきだろう。

ところが一方で、地方自治体系の施設が雨後の竹の子のように
作られているのが気になって仕方がない。

今のマスコミは中央官庁は徹底して叩く代わりに、
常に地方自治体は「悪い政府と対決する正義の味方」のような
取り上げ方をしている。

その結果、何かとこういう公共施設を作りたい人達は、
地方自治体を前面に出しておけば叩かれないと思って、
そういうスキームを編み出してきているのだろう。

だけど、地方自治体と言っても財源の大半は地方交付税や
補助金なのだから、結局、我々の税金で作っているのである。

結局、我々の金がどっかで抜き取られて、
不要な公共施設の建設に使われるという仕組み自体は
本質的には全く変わっていないのである。

なんで、形式上、地方自治体が前面に出るだけで、
批判の声が全く表面化しなくなってしまうのだろうか?

四万十町のように、訳の解らん公共施設を
作ろうとしている地方自治体に対しては、
地方交付税や補助金をバッサリカットするような、
断固たる措置は取れないものなのだろうか?

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