明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

毎度おなじみ「マッチポンプ」

2007-05-22 | 政治
今、「ふるさと納税」に賛成している人達は、
なぜ、「三位一体改革」に反対しなかったのだろう、
というのが、今の一番の疑問。

「三位一体改革」によって、
今まで国税として徴収して地方に配っていた税金を
それぞれの自治体が直接地方税として徴収することにした場合、
その税収が東京などの特定の自治体に偏ることになるのは、
目に見えていたはずだ。

それで、「三位一体改革」による税収の偏在が目立ってきたら、
今度は「ふるさと納税」で地方に送る訳ですか?

毎度おなじみの「マッチポンプ」だなあ。

唯一の違いを言えば、国が一定の算式に基づいて
地方へ送っていたのが、納税者の意思で
「ふるさと」に送っても送らなくてもいいという所
なんだろうけど。

でも、「ふるさと」納税が来るか来ないか解らなかったら
地方自治体は予算が立てられなくなるだろうし、
さらに言えば、何らかの「不祥事」でマスコミに叩かれると、
「ふるさと納税」の額がガクッと減るなんてことになったら、
マスコミ様の権勢ばかりが強くなるだけだ。

「ふるさと納税」を導入するくらいなら、
「三位一体改革」で変わった部分を元に戻す方が、
よっぽど合理的だと思うのだが。

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