明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

フェアな「格差」を

2006-02-02 | 政治

>「格差は悪いことではない」参院予算委で小泉首相

>小泉首相は1日の参院予算委員会で、構造改革による格差拡大の
>懸念が広がっていることについて、「格差が出るのは悪いこととは
>思っていない。能力のある者が努力をすれば報われる社会という
>考え方は、与野党問わず多いと思う」と反論した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060201ia21.htm

なんか最近「格差」ってのがは流行語になっているようだが。

小生も「格差」が出ること自体は必要だと思っているが、
小泉が言うように「能力のある者が努力をすれば報われる社会」に
なっているかと言うと極めて怪しいと思う。

例えば、産業「解体」機構で私腹を肥やす竹中の腰巾着達のような
政府に取り入ることで、利益を得るような連中ばかりが
肥え太るなら、単なるクローニーキャピタリズムだ。

そういう所から生じる「格差」がばかり大きくなっていけば、
皆、バカバカしくなって努力を止めてしまう。

前に、ジニ係数自体はそんなに悪化していないことを示した。

それにも関わらず、「格差」に対する国民の不満が大きいのは、
「格差」を発生させている要因の胡散臭さに、
多くの国民が気付きだしているからではないのか。

小泉、竹中のクローニーキャピタリズムを打破することで、
もう少しフェアな原因で「格差」が生じるようになれば、
国民の受け止め方も大分変わってくるように思えるのだが。

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