長野県 軽井沢町 矢ヶ崎山 山頂より 6月中旬 AM5:00 <70mm F4 1/60sec>
「可視化現象」。この言葉は気象用語ではなく、わたしが作った造語です。
風の流れは目で見ることはできません。が、自動車の風洞実験や、空調設備などで、空気の流れを調べるために、煙やパウダーを使うことがあります。これを「可視化試験」と呼びます。
今ではパソコンの解析ソフトを使うのがほとんどですが、部屋を黒い模造紙で覆い、舞い上がる白い粉を頭から被りながら、連続ストロボ撮影やハイスピード撮影など、やっていた技術者たちが沢山いるのでしょう。
で、それに似た自然現象がこの写真です。
右が長野県、左が群馬県。日本海側と太平洋側の気温差で霧が発生し、西風が群馬県側に流れています。暖かい空気が上、冷たい空気が下に行きますから、日本海側の方が気温が低かったのでしょうか。山肌に沿って、霧が流れていきます。
撮影地の矢ヶ崎山は、軽井沢駅のすぐ南。プリンスホテルスキー場の裏山です。山頂からの展望は、手前には緑に囲まれたゴルフ場。その先に軽井沢の街並みが続き、奥には雄大な浅間山の景色が広がります。
登山口は、旧国道18号の碓氷峠。軽井沢駅から一時間半で山頂です。。。
「可視化現象」。この言葉は気象用語ではなく、わたしが作った造語です。
風の流れは目で見ることはできません。が、自動車の風洞実験や、空調設備などで、空気の流れを調べるために、煙やパウダーを使うことがあります。これを「可視化試験」と呼びます。
今ではパソコンの解析ソフトを使うのがほとんどですが、部屋を黒い模造紙で覆い、舞い上がる白い粉を頭から被りながら、連続ストロボ撮影やハイスピード撮影など、やっていた技術者たちが沢山いるのでしょう。
で、それに似た自然現象がこの写真です。
右が長野県、左が群馬県。日本海側と太平洋側の気温差で霧が発生し、西風が群馬県側に流れています。暖かい空気が上、冷たい空気が下に行きますから、日本海側の方が気温が低かったのでしょうか。山肌に沿って、霧が流れていきます。
撮影地の矢ヶ崎山は、軽井沢駅のすぐ南。プリンスホテルスキー場の裏山です。山頂からの展望は、手前には緑に囲まれたゴルフ場。その先に軽井沢の街並みが続き、奥には雄大な浅間山の景色が広がります。
登山口は、旧国道18号の碓氷峠。軽井沢駅から一時間半で山頂です。。。