古太郎のブログ

四国の田舎暮らしの平凡な日々を、愛車とともに。

豪雨災害の地、南予の旅。美人鬼とは?

2018年10月18日 | 旅行・ドライブ

​先週末、毎年恒例となった町内会の日帰り旅行に参加しました。

貸切の大型バスに乗って向かったのは、同じ愛媛県の南予地方。

この地域には、大洲(おおず)市、西予(せいよ)市、宇和島(うわじま)市などが含まれます。

いわゆる、7月の豪雨災害の被災地でもあります。

まだまだ復興の途中で、観光客が減少している状況。

そこで、わずか30人ほどの一行ではありますが、観光で復興支援を…という計画です。

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天気は上々、美人の鬼さんにもお迎えしてもらってテンションも上昇。

今年もみんなで、よく食べよく飲み、お土産いっぱいのたびでした。


かまぼこ板の絵で有名な城川町

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氾濫した肱川(ひじかわ)に沿って、その上流に向かって走ると、豪雨の爪痕が多く残っていました。

やがて到着した最初の訪問地は、「ギャラリーしろかわ」(西予市城川町)です。

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石畳の道とお庭が、いい感じです。

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ギャラリーに入ると、玄関ホールには大きな切り絵が…。

そして、展示室には、たくさんの数の作品!

撮影禁止なので当然、写真はありませぬ。

展示されているのは、「全国かまぼこ板の絵」展覧会です。

かまぼこ板に繰り広げられるアートは、独特のムードがありました。


超美人の鬼、柚鬼媛(ゆきひめ)に会える鬼北町

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次に訪れたのは、道の駅「日吉夢産地(ひよしゆめさんち)」(北宇和郡鬼北町)

ここ鬼北(きほく)町は、全国の市町村で唯一、「鬼」という文字のある町です。

そこで道の駅には、こんなモニュメントが…。

ちょっと魅惑的(?)な鬼の後ろ姿。

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なかなか大きな、鬼の母子像です。

この美人の鬼は、柚鬼媛(ゆきひめ)というお名前で、柚の生産が盛んな鬼北町ならでは。

町内の別の道の駅には立派な赤鬼がいますが、この赤ちゃんが成長したものだそうです。

どちらのモニュメントも、フィギアで有名な海洋堂さんが製作に参加されたそうですから、納得です。

もちろん道の駅ですから、ご一行様はたくさんお買い物もしましたよ。


​​浸水被害からの再開、淡水系の水族館「おさかな館」

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鬼北町の最後は、淡水の生き物を中心に展示している「おさかな館」へ。

美味しそうな鮎が、群れを成していました。

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これもまた、かば焼きにしたくなる立派なうなぎ。

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隣接のレストランで昼食だったので、期待が高まりましたが…。

鮎もうなぎもいませんでした(笑)


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「おさかな館」は豪雨で浸水被害があり、しばらく休館していました。

再開にはたくさんのご苦労があったと思いますが、おかげで十分楽しませてもらいました。

それにしても、飲酒団体が入館してもよかったのでしょうか…。


このあと、宇和島市へ向かいました。

(後半は、次回へつづく)



渡り蝶・アサギマダラが今年も飛来

2018年10月14日 | 日記

​快晴の今日、わが家の庭に渡り蝶のアサギマダラを発見!

いらっしゃいませ~。

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昨年の飛来からちょうど1年、またまたお越しいただきました。

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しかも今日は、2匹飛来。

フジバカマの花の周りを飛んだり、止まって蜜を吸ったり…。

たまたま通りがかった相方が見付けてくれたので、いそいそとカメラを手に出てみると、確かに間違いなし!

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アサギマダラは、冬を前に北​から南へと移動するのだそうです。

2年前に知ったときは、「何をそんなに騒いでるん?」って感じでした。

が、昨年わが家にも飛来するや、思わず興奮してました。

今年も、そろそろ来るのかな…と期待していたところでした。

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今日の2匹とも、マーキングはされていませんでした。

なので、どこから来たのかは不明です…。

というよりも、マークされた内容の判別もようしませんけど(^^;

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とにかく、寒くなる前に暖かいところへ無事に行きつくことができるといいですね。

それにしても、どうしてこんな田舎に立ち寄るのでしょう。

不思議です。



北海道を味わう!多聞天の海鮮丼

2018年10月12日 | グルメ

​先週末の稲刈り作業の日。

親戚から、お弁当の差し入れがありました。

そのお弁当とは…???

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お弁当といっても、ふだん口にするものとはまったくの別物。

それは、泣く子も黙る(?)北海道の「北の味処 多聞天」さんの海鮮丼です。


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カニ、ホタテなどが酢飯の上にどっかり載ってます。

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「多聞天」さんは、札幌市中央区の中央卸売市場に店舗があるそうです。

もっとも、そこに行ったわけではなくて、デパートの北海道物産展かお取り寄せだと思います。


稲刈り初日の午後に届けてもらいました。

これはラッキー、ありがたく夕食にいただきました。

ボリューム満点で、美味しさも満点、もう言うことなしでした。


ちなみに、もう一種類。

それは、同じ北海道の「道の駅・なかがわレストラン」さんのステーキ弁当。

残念ながら、写真撮影前にお坊っちゃんのお腹に…。

「道の駅・なかがわ」さんは、国道40号線沿い、稚内から4センチほど下(←見ている地図では)にあります。


思いがけないお弁当の差し入れで、憧れの北海道を少し味わうことができました。



週末ヒーロー、農業男子?!

2018年10月10日 | 農業

​先週末は、全国的に3連休でした。

どこかに泊りがけでドライブとか、キャンプとかしたいところでしたが…。

わが家では、真面目に稲刈りを計画しました。

「あきたこまち」は、先月刈り取っていました。

今回は「ヒノヒカリ」という品種で、今シーズンの最後です。

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山の谷あいの田んぼは、曲がりくねった棚田。

機械での作業がしにくいことに加え、日照時間が短くて雨のあとは乾きにくい。

そんな特徴のわが家の田んぼですが、3連休初日は午前中に雨が降ってしまい、作業できませんでした。

連休2日目の日曜日も湿気が多く、結局午後からの作業に…。

こうして、一日で終わるはずの稲刈りが、中途半端に2日間にまたがってしまいました。


 

ところで今回のトピックは、わが家の何もしない大学生のお坊っちゃんが、コンバインデビューをしたということ。

少し教えると、さすが若者、あっという間に慣れたご様子。

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作業2日目、連休最終日の月曜日は、ほぼすっきり青空。

前日からお坊っちゃんも操縦するわが家のコンバインは、フロンティア・ビバ211(井関農機)です。

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狭い田んぼばかりなので、機械も小さめ。

いわゆる2条刈り(←2列ずつ刈り取る)タイプです。

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これで、地道にというかのんびりというか、平野部とはまったく違う稲刈り風景になるわけです。


ちなみに、この小さなコンバインでどう稲刈りをするのか…、そのしくみを簡単にご紹介します。

題して。

親切丁寧、コンバインのお仕事を徹底解説???

① 全面で刈る。

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バリカン状の刈刃で稲の根元をカットします。

② 側面に流しながら脱穀する。

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刈り取った稲は、操縦席の横に上がってくるときには穂を内側、切り口(根本)を外側と横向きになります。


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搬送部で横向きになった稲はさらに後方へ送られ、コンバインの中心部にある脱穀部へ。

穂先が脱穀部を通るとき、回転している「こぎ胴」で脱穀する仕組みです。

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「こぎ胴」には、V字状の刃がついています。

ちなみに脱穀した籾(もみ)は、タンクに貯められます。


③ 藁(わら)を排出します。

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最後に脱穀したあとのワラは、コンバインの後方から排出。

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回転式のカッター(写真の右側)を通すと、切り刻んだ状態で排出されます。

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排出中。


流れとしては、以上です。

タンクにたまった籾は、戦車の大砲のようなノズル(井関農機ではオーガと称します)から排出できます。

袋に入れるか、トラックにのせたコンテナに入れるか…、当然トラックのコンテナに入れると便利。


こうして、今シーズン最後の稲刈りが無事に終わりました。

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作業後のコンバインは、カバーをあけてさくさくっとお掃除。 

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5年前に購入したコンバイン、ヰセキ フロンティア・ビバ211。

1年間で使用するのは、早生(わせ)品種の「あきたこまち」と晩生(おくて)品種「ヒノヒカリ」の2度。

もったいない気もしますが、ないと大変困ります。

というより米作りの主役、ヒーローです!(←田植えの時期には田植え機がヒーロー)


週末農業のお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。



トマトを美味しく食べるには…

2018年10月06日 | グルメ

​右から読んでも左から読んでも、トマト。

普段はスーパーマーケットで手に入れますが、先日、トマト農家の知人からもらいました。

さっそく夕食に登場!?

なんと…。

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そのまんまトマト。

相方いわく、「切るのがもったいない、がぶっといこう!」

まあいいけど。

そしてかぶりついたら…、実にうまい!

変に小細工しなくても、何もつけなくても、美味しいです。

トマトの味がストレートに分かる(← 当然です)、これに限ります。


ごちそうさまでした。