今日は気温も少し上がり、昨日までの寒さは感じません。
寒いと桜の花が長く楽しめるので、単純に『寒さ=嫌だ』とばかり思っていてはいけませんね。
桜の花が咲く頃になるとうぐいすが鳴き始めます。最近知りましたが、うぐいすはとっても早起。
朝の5時位から発声練習。「ホケキョ」と始まり「ホ ホケキョ」となりノリノリになると「ホォ~ホケキョ」と奇麗な声で鳴きます。
米倉には竹林が結構あってそこで聞くうぐいすの声はまた格別声が響いてとっても風情があります。
うぐいすの体は薄緑色をしていると思っていますが、実際にはちょっと茶色がかった羽をしています。
なので“うぐいす餅”は本来のうぐいすとはちょっとかけ離れているのかも知れません。
暖かい日が続いてようやく米倉の桜も咲き始めました
この辺りは家々に桜の木が植わっていて、今の時期は散歩が楽しくなります
私の一番のお気に入りは“絵のある風景”に植えられている山桜。
一般的なソメイヨシノより枝が細くて、花もちょっと控えめな感じが良いんです。
次にお勧めなのがお寺に植えてあるしだれ桜。この桜はわざわざ写真を撮りに来る人がいる様です。去年はちょっと花が少なかった感じはありますが、今年は花の付が良いみたいです。
他には集落センター横にも桜が何本か植わっていて、まだ昨日の段階で2~3分咲きですが、今日は雨降りで寒いので咲き揃うのはもう少し先になると思います。
写真では奇麗さが伝わらないと思うので、是非お花見にお越しください
むかぁ~しむかし、二王子岳におじいさんが住んでおりました。
おじいさんは花を植えたり、野菜を育てたりして静か~に暮らしておったそうな。
おじいさんの願いは里にも草花が生い茂り、沢山の作物が出来る事でした。
そのおじいさんが亡くなってから、二王子岳には春になると「種を蒔く時期だよ」とおじいさんの顔が浮かび上がって教えてくれるそうな・・・。
と、この話は作り話ですが二王子岳には残雪が“おじいさんの顔”に見える時があって、その時期に種を蒔くと良いと言われています
何の種が該当するのか? どんな顔が見えるのか定かではありませんが昔の人はその“種まきじいさん”を見て種を蒔いたそうです。
昨今、気候も変化しておじいさんの顔がハッキリと判断できないみたいですが、この“種まきじいさん”の話を聞いてからスタッフの間で「いつかな?」「どの位の大きさかな?
」と話して山を眺めています。
こっちの方角か? それともこっちの方か?