県民性マンガの3作目です。
お馴染み、各都道府県を擬人化した県民性のマンガです。
自分のとこでは普通だと思ってることが、全国的に見ると普通ではなかったりすることが多いですよね。
でもやっぱり、自分たちのところでやってることは普通だし・・・。
ちょくちょく解説ではないですがそれっぽいものがあるのですけども、それを見るとあぁなるほどって、自分ところがなんでそういうことが普通なのかわかるのもこの作品のいいところだと思います。
さて、中身ですがちょっとだけですが紹介していきまーす。
冒頭では、律令国と五畿七道と八地方区分について紹介されています。
律令国は、畿内から順に近国、中国、遠国と分けた方法。
五畿七道は、東山道、東海道、北陸道、南海道、山陰道、山陽道、西海道、畿内(五畿 今の府県では言えないので省略)、北海道(後に追加)と分けた方法。
八地方区分は、 北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方と分けた方法。
こうやってみると、やっぱり畿内(京都を中心とした地域)で分けられているのがよくわかりますね。
続いてですが、酒豪で知られる高知さんですが。
3作品あるのですけど、どれも見ていると笑いつつも引きそうになりますよw
酒多めって高知の方の感覚が別の県民にとっては途方もない量のことみたいですね。
それに、食べ物=酒のツマミな感覚が結構強め見たい。
ハグに関してもありますお。
やっぱりこういう行為は県民性が顕著に出るんでしょうね。
ちょっと壁があるところとか、すっごく開放的なところもあったりして結構こういう違いは見ていて面白いです。
たぶん、よっぽどの人以外は、あぁそうかもって納得しちゃうんじゃないかなぁ?
最後ですが、島根さんとこの世界遺産に向けての取り組みが描かれています。
世界遺産への登録ってこういう地道なことが必要なのかって。
突出した観光資源がいくらか持ってる県の方は、そうそこまで必死にはならないかもしれないけれど、少ないところは世界遺産に登録されるかされないかで観光客を呼び込めるかどうかで地域経済に関わってくるところもあるから必死にならなければならないこともあるんでしょうね。
しかし、まぁ日本の様々なものが世界遺産として登録されることは良いことですね。
すべてがすべて良いかどうかは置いておいても、こういう日本に住んでる自分が誇らしくなりませんか?
世界へ出て行ったときに、誇れる何かがあるって素晴らしいと思います。
今回紹介の本
タイトル : うちのトコでは3
著者 : もぐら
出版 : 飛鳥新社
ISBN978-4-86410-228-5