山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

答えは〇〇年後

2012-06-29 16:23:31 | お仕事
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なんだこの雑木山! と言う感じですが、造林地です。

19年前に植栽した、ケヤキ・カラマツの混交林で

初の間伐(除間伐)を実施しました。

ヒノキがうまく育たない奥羽山脈で

スギより価値の高い木の生産を、という理由で

ケヤキを期待樹種とし、カラマツはケヤキを

通直に育てるためのトレーナーとして植栽しています。

ところが、中々いい感じには育ってくれません。

広葉樹の性質上、山地においては、公園や街路の様な平地と異なり

殆どの樹が斜立してしまうのです。
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おまけに、カラマツとの混交なので

林床の光環境が良好で、蔓茎類をはじめとする

邪魔者たちの侵入が絶えません。

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中には、思惑に近い成長をしているのも有りますが
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↓の様になるかどうか(80年超)
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3世代後のお楽しみです。














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