山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

寒いけど初市♪

2015-01-08 14:20:22 | ブログ
七ヶ宿林業所から最寄りの原木市場"南東北木材(株)"の初市が開催されるので
県を跨いで行ってまいりました。

昨日来の寒波襲来で道路は圧雪状態ではありますが


東の空は明かるので、東南方向にある市場は
晴れていることが予想されます。

が、その途中通らなければならない小坂峠
九十九折なので除雪がイマイチ(排雪が出来ない)なので
150108 094653


そろりそろりと降りていきます。

峠を過ぎて福島県国見町の人里に至ると

道路には雪は無く

更に市場の在る伊達市に至ると


耕地にも雪は有りません。
ここに至るまで事務所から30分やや腹立たしい感じです。
(雪が無い事に)


セリ開始の時間には間に合わず
着いた時には既にセリ人の威勢の良い掛け声があがっておりましたが


一般材からのセリ開始ということと
福島県最大の原木市場 福島県木材中央市場の初市とバッティングしたこともあり、買い方の人数は少なめでした。

今回我が社は、社有林材の出品はしていませんが
大深沢社有林の麓の集落から出品を依頼された神社のアカマツ2本と
その木の伐採搬出に伴って買取した丸太を出しているので
セリが盛り上がってくれないとツライのですが
セリ上がりがイマイチで、売れ筋のスギの中目材で12,000円/立米


400年超の天然杉も

190,000円/立米とセリ人も首を傾げておりました。

アカマツのセリはお昼過ぎにという事で
出品材近くで昼食を摂っていると買い方の人達が、木口を眺めながら
「イー感じの木なんだけど脂壺が見えるんだよな~」と話し合っておりました。

(矢印が脂壺)

昼食後に早速セリが始まり

この市場で一番人気の樹種アカマツが次々に競られ
いよいよ七ヶ宿滑津愛宕神社の社木の番となりましたが
買い方のノリは弱く、一本のみ(1.5立米)が65,000円/立米でセリ落とされ
メインの3.3立米/本の木は売れ残り(-_-;)

随意販売に期待です。




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