山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

アイコ…好きだよ

2013-05-18 18:52:48 | 山里の
藍子さんでも愛子さんでも無く
アイコ(ミヤマイラクサ)です。
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5/7にもご紹介しましたが
美味しい物にはトゲがあるの定説通り
ギ酸入りのキツイ棘がありますが
とても美味しいです。
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香りの良い葉はてんぷらやみそ汁

茎は古河林業伝承の"みそおし"で

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サッと茹でたアイコをみりんなどで緩めた味噌で
漬けるほどでなく、おすんですね

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独特の優しい歯ごたえと
野の香りと味噌の絶妙なコラボレーション
制限されなければ、↑ぐらいは食前のつまみ食いで
食べてしまいます。

この"みそおし"調理法は
40年ぐらい前に阿仁林業所から七ヶ宿に赴任した
所長さんの奥様が、私のシショーである前所長の奥様に伝え
今は、私の嫁様がアッチコッチに伝えています。

未だ食べた事ない皆様
是非々々お試しください、虜になりますよ

因みに私は食べるだけですけど



5月17日は山の神

2013-05-18 11:25:24 | インポート
昨日は、春らしい陽気の中、本社から相談役・社長を
秋田から阿仁林業所長、秋田工場長、大工のフジモト君を迎え
山神祭を執り行いました。
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サラリーマンではあるものの現場に行くことの多い
林業会社の社員ですから
町内を徘徊するさいは、くだけた服装でいることが殆どですので
ネクタイを締めているだけで
「どーした?」とか「何が有るんだ?」と聞かれます。
「山の神ですよ」と答えると、そこは山里
「あ~ぁ」と察しがつくようです。

我が社の山神社の祭神は
他所の殆どがそうであるように大山津見神で
福島県飯館村の山津見神社から分霊勧請されたそうです。

本社の祭日は3月17日ですが
雪の多い七ヶ宿にある林業所では2ヵ月遅れで
実施しています。

山の神と言うと「嫉妬深い女神」と
言われていることがよくあり
「女性はお参りできない」などの言い伝えがありますが
それは、大山津見神の娘 磐長姫のことで
俗説だそうですので

全員揃って参拝し、事業の安全と発展を祈念しました。
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