年末なので、一年のふりかえりをしたり、
来年の目標を考えたりしています。
その一環でデスクまわりを整理していてある雑誌のコピーがてできました。
対談の記事です。
そのうちのおひとりが若い頃手術をされときのことに触れられていて、
血が止まらりにくい体質だったこともあり
麻酔なしで蓄膿の手術をすることになったそうです。
その手術自体たいへんだったと思えるのに、
一ヵ月後にはまた止血用の脱脂綿をはがしていく処置を
またまた麻酔なしで30回ばかりしなくてはならなかったそうです。
当然、痛いというレベルをとおりこしていたといいいますが、
そのとき辛さを克服するために、
その痛みのなかに入って痛みを丸ごと引き受けるようにした、といいます。
以来、それが人生の転機となり、
当然それ以上の痛みや辛さを感じることがなくなったそうです。
常人の考えを逸していると思いますが、
その方曰く、
自分に起こることからは逃げられない、
ならば自分がすべてを受け入れないといけない、
逃げようとするから痛いのであって、
起こることは享受しよう、
それがこの方の人生観のひとつになったといいます。
人間というのは忘れっぽいもので、
この雑誌の記事は数ヶ月前に紹介されて読み、
自分でも数人にコピーして配った記憶があります。
なのに今日まで忘れていました。
今日、実はちよっとブルーなことがあったのですが、
この記事があらためて目の前の現れてくれことが私の幸運です。
というわけで、ぜんぜんへっちゃら。
明日から、いや今からまたはりきっていこうかと思います。
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