木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

忍び寄る秋の気配 ワレモコウ(吾亦紅)

2024-08-05 07:36:23 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温 20.2℃  昨日の最高気温 30.6℃  
木曽町新開     午前7時の気温 20.0℃    今朝の天気 晴れ

明るい草原の
散歩道
ワレモコウを
見つけました。


暑い暑いと
汗をふきふき
歩いているのに
もう
ワレモコウ?!
ですか。

小林一茶が
「ワレモコウ さし出て花の つもりかな」 
と詠んでいます。


お前さん
それでも
花のつもりかい?
とツッコミを
入れています。

おちびの紅い
パイナップルは
花弁のない
萼だけの小さい花が
たくさん集まって
穂のように
なっているのです。


萼が開くと
白っぽい
ピンク色が
花びらのように
見えます。

何となく
タデ科を
連想してしまいますが
立派なバラ科です。

穂状の花序は
下から開くのが
多いのですが
ワレモコウの萼は
上から開いていきます。




花が終わった
ワレモコウ
萼片の塊だから
ドライフラワーにと思って
摘んで帰ったことが
あるのですが
すぐに
黒っぽくなりました。


やはり
野に置いて
秋を感じるのが
一番いいようです。